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2017年4月23日 (日)

【星】 礼真琴さんのショーヴランについて

大劇場まで2回遠征して、星組のスカーレットピンパーネルを合計7公演、観劇してきました。今回、人生で初めて、ゆっくりと一人旅ができる状況になり、自分は何をしたいのかな…と考えたら、琴ちゃんのパフォーマンスを心ゆくまで観て、それ以外の時間はゆっくりと過ごしたい…と思ったのです。

そんな目的の遠征だったこともあって、観劇3時間以外は予定を入れず、タカラジェンヌさんの出勤風景を見たり、桜の残る花の道で、花を愛でつつポケGOしたり(笑) (花の道はポケモン湧きすぎです(^^;)、ホテルで感想を文章にまとめたりしていました。

最初は、9年前の初演時に書いた星組公演評のように、 客観的に再演としての講評をしようとしていたのですけれど、どうしてもうまく書けなくてね…。それで7回目にして、客観的に観るのはあきらめ、千秋楽では心の赴くままに感想を書き留めてみることにしました。

そうして分かったこと。それは

私、琴ちゃんのことしかメモしていない!

ということでした(笑) 最初の遠征前、黒い役なんてできるのかしら…大丈夫しら…と、娘の発表会を見るような親の気持ちで心配していた私ですが、予想を遥かに超えるパフォーマンスに、感嘆・賞賛を通り越して、すっかりファンモードになっていたようです。琴ちゃん目線で観劇していたから、客観的な感想を書くことができなかったのか…と、妙に納得してしまいました(笑)

では、何が良かったのか。順に書き留めていき、最後に総評としてまとめたいと思います。


* 全体的に、発声が野太い声になっている。ついこの間まで、きゃぴきゃぴな女役だったとは思えない…。

* 初演ショーヴランは、冷徹で恐れられた存在なのが際立つ役作りだった。マルグリッドと恋仲…?と思うような、非情な悪の権化だった。

* 今回は、信念のある熱血闘士という感じ。ロベスピエールの存在が大きくなっているので、中間管理職感が増している。目的のための処刑であり、仕事と恋に揺れ動く、人間味のあるショーヴランになっていた。

* 兎にも角にも、琴ちゃんの圧倒的な歌唱が際立っている公演。他の主演級3人も、本人比で頑張っていると思ってはいますが、今回の琴ちゃんは、声量も音程も秀逸過ぎ…。最近、どんどん感情が乗るようになってきたので、最強です。

* それが良くわかるのが、「鷹のように」の最後。「狙い定め 舞い降りる鷹のように~~~~~」の伸ばした音です。微妙なピッチの高低を、是非聞いていただきたい!と思うのですが、ここのシャウトの音程のコントロールは、何のこれは!?というくらい完璧な内容で、「音を操っている」という言葉が頭に浮かびました。ただ叫んで音を外すのではなく、完全に声帯を楽器として使いこなしているような感じ?w(゚o゚)w

* 歌唱はとどまるところを知らない…という出来ですが、今回、お芝居が良くなってきたように思います。冒頭も、ロベスピエールとボックス席にいる時、マルグリッドを見たい…という抑えられない気持ちが良く伝わてきますし、後半の下手側のボックス席にいる時と全然表情が違う。

* 脅しつつ、「また君に会いたい…」と言うところ。初演時は、何されるんだろう…と恐怖に感じたセリフですが、この公演、セリフの最後が、囁くかすれ声になることが多くて、超セクシーボイス!ムケーシュの経験が役に立っているのでしょうか♡

* ロベスピエールと一緒の時、「ハ…」というセリフがとっても多い!というより、「ハ」ばっかり(笑)。 でもその「ハ」の言い方バリエーションが多くて、それぞれの意思が伝わってくるのが、スゴイと思いました。全然納得してない「ハ…」だったり、お任せ下さい!の「ハ!」だったり。特に、「降格させるぞ!」の「ハ…」が好き過ぎ。これも、声を操っている感があるんですよね。

* 「俺を愛したことはないのか!?」のセリフ、上手前方席だったときに、初めてはっきり表情が見えたのですが、もう辛すぎ…。(相当入り込んでいる私(笑))

* 決闘シーン。底辺から這い上がって今があるショーヴランの剣と、貴族のたしなみとしての剣術の対比が、よく出ていると思いました。でもこのシーン、紅さんの迫真の剣が空を切り、琴ちゃんが狭い橋の上で転んで避けるのですが、橋が想像以上に狭いんですよ…。琴ちゃんの運動神経は信じているけれど、無事に公演が終わるよう祈っています。

* ショーになった時のひとかけらの勇気。お芝居の間、眉間にしわを寄せてにらみつけていたショーヴランが、「礼真琴」として晴れやかに歌うのですが、この開放感がものすごい!初日開けてすぐと、大劇場千秋楽でまた違っていて、どんどん深く明るくのびやかになっている。この歌を聴くためだけに入場料1万円払います!と思うくらい、大好きです。

* 群舞では、とうとうセンターで踊っていて…。最初見た時は、感極まってしまいました。後ろ斜め上方に向かって、一回転するところが、いいですね♡ やっぱりダンサーな琴ちゃんもすごいなぁ~と思ってしまいます♡

 


総評

今まで、礼真琴さんと言えば、私のように応援している人もいたけれども、大方の見方としては、「男役なのに女役のキーもこなし、ダンスも歌もできる芸達者な人とは思うけれど、丸顔で可愛く、背も低いので、男役には向かない、女役に転向すべき」と感じていた人も多かったのではないかと思います。特に、ハード系の男役さんがお好きなタイプの方には、不評だったのではないでしょうか。

新人公演時代のタカラジェンヌさんは、実力の方向性が違う、原石の集まり。いろんなタイプのタカラジェンヌさんがいるからこそ、ファンはそれぞれ、自分の好みの方を見つけ、応援したくなるのではないかと思います。

いつかこの人は開花する、この人が頂点に立って輝く姿をみたい、この人が歌い踊る公演を観に行きたい、と感じた時、応援メッセージを送りながら、成長を見守っていくことができる。それが、タカラヅカを応援するだいご味なのだ…と。

そのことに気づいたのは、タカラヅカを観始めてから、かなり経ってからのことでした。

今回の遠征で感じたのは、その蕾が一気に開花し始めている…ということ…。方向性を見失いかけて迷走する時もあったけれど、今回は、その潜在的に持っていた力を開放する術を身に付けたのではないか…と思うくらい、何か衝撃的なものを感じました。

学年に不相応な役を与えられてもがき、首席というプレッシャーを抱え、下級生として生きる中、いろいろな壁があったことだろう…と思っていますけれど、何か今回、一枚むけたような気がするのです。私はボキャブラリーはないし、演劇やダンスについて素人なので、どう表現したらよいかわからないのですが、今回正式2番手として昇格したことも、関係するのではないかしら…と感じています。萎縮せず、責任感も増し、おのが道が見えてきたのではないかしら…と。

歌える、踊れる、というアドバンテージを武器に、これからもお芝居を深め、どんどん素敵に輝いていってほしいな…と思っています。

2017年4月20日 (木)

【星】スカーレットピンパーネル 大劇場千秋楽とアドリブ報告

星組のスカピン公演。先週金曜日から千秋楽まで、4日間5公演を観劇してまいりました。初日明けてすぐの遠征から約一ヶ月。進化していた公演の感想を書きたいと思います。3月半ばの遠征記録はこちらです。

星組 スカーレットピンパーネル 大劇場2017

千秋楽の日。思い残すことがないように、自分の心に素直に観よう…と思ってメモしていたら、ほぼ礼真琴さんのパフォーマンスについてしかメモしていなくてね…(笑) もうこれは長文になりそうですので(^^;、別記事で書こうと思います。

今日は、全体的な変化と、「千秋楽目の前にして、とうとう笑わされたショーヴラン」のアドリブなどを書いていきたいと思いますが、やはり琴ちゃんへの評価に比較すると、少し厳しめになるかな…。でも、それでも私は4日間、毎日この星組公演を観劇して幸せな時間を過ごしましたし、まだまだ観足りない、これから毎日でも観たい、と思っています。そんな私の、偽りない感想です。


パーシー

琴ちゃんの安定感だけが際立っていた前回の遠征と比較して、今回は紅さんの安定感がぐんと増したように思いました。前は、歌のリズムを少し外しながら感情を乗せようとしているのが、妙にちぐはぐに感じられ、「丁寧に歌おう」としているのは分かっても、心地よく聞いていられるような状態には程遠かったのです…。星組に通いたいのに、この歌を毎回聞くのか…と思ってしまったくらいにね…。見る側の方も、前トップさんのレベルが印象に残っていて、知らず知らずのうちに差を感じてしまっていたのかもしれません。

でも今回は、トップという立場にも、演目にも慣れてきたのか、のびのびと歌う姿に余裕が感じられました。もちろんまだまだ、声の出し方は工夫の余地があると思いますが、音程の安定感が増したことで、観ている側も安心してお芝居に没頭できるようになった気がします。紅さんの伸びが著しかったので、逆に愛里ちゃんもっと頑張って!と思うことが多くなったかな…。

アドリブやお笑いのセンスは、さらに磨きがかかり、私がいつも気になっていた「吸い込む息の音」も目立たず、本当にさすが…と感嘆していました。貸し切り公演は、観劇が一回限りの方が多いこともあり、どっと笑うタイミングが、「基本部分」なんです(笑) リピーターが多いと、いつもと違う時にどよめきが起こるのですが、この「基本部分の笑い」は紅さんの手腕によるものが大きく、どの場面でも確実に笑いをとっていましたね。滑っても、それさえも笑いに変える力があり、素晴らしかったです(^_-)-☆

マルグリッド

愛里ちゃんは、お芝居の安定感が増していて、可愛いだけでない、芯の強いマルグリッドを上手く演じているなぁ…と感嘆しました。誰がスカーレットピンパーネルか?という歌の難しい音階も、すごく良かったので、静かな歌など、これからに期待したいと思います♪

ロベスピエール

私は、七海さんファンです。スカイステージの放送は、ほぼ全て録画で見ている私が、ブリドリの放送だけは初回からテレビの前で待っていたくらい、七海さんの番組プロデュース力と男役らしい演技が好きです。大劇場に並べられた写真の中では、七海さんのスチールが際立って一番カッコいいと思っています。

それでも、何で大劇場の舞台上では、あまり印象に残らないのか…。どの公演でも、毎回注目するのですが、なぜか感想が書き辛い。私は、演劇に関して素人なので、どうして自分がそう感じるのか、理由は説明できないのですが…。映像向き、ということなのでしょうか。

ピンパーネル軍団

今回、もしかして「オジー」だから「王子」様だったの!?と思って、少々頭が混乱しました(笑) でも結局調べたら、「王子様」セリフを言っているのは別の人でしたね。ベンかな?

洗濯女への変身シーンは、いつもワクワクしながら、着替えをオペラで凝視しています(^_-) 昔私は、試験官たちの前で、着物を10分で着せる試験をしたことがあるのですが、その時、受験者12人が、順番に説明を言わなければならなかったんですけれど、そのセリフを言う順番によって、難易度が全く違ったんですよね。そんな経験から、この洗濯女の着替えも、途中にセリフの入る人が大変なのだろうな…と思っていました。それでついつい”せおっち”に注目してしまってね(笑) セリフ前に着替えだけ終え、セリフを言い終わってから、最後かつらと帽子を被るんですよ。

そんな一人ひとりの動きにも注目しつつ、天寿さんは女子力高いなぁ~とか、皆女性なのに「女装感」を上手く表現しているなぁとか、いろいろと楽しませてもらっています。

その中で今回、アルマンの「君こそ我が家」の歌に、色気を感じました。瀬央さん、鈴蘭の黒い役とは今回真逆ですが、いい味だしていますね♪

エトワール

「これぞエトワール」、というパフォーマンスで、ショーのラストを締めていらっしゃる、小桜さんのお茶飲み会に行ってきました。

一幕のダンサー、貴族のお姫様役、2幕の熱い民衆と、ショーを含めると8回も着替えて大活躍していますが、エトワールはオーディションだったのだそうです。

小池先生が、ちょっと歌ってみてと言った時のセリフをマネしてくれたのですが、本当に先生のお姿を想像できるような完成度でしたし、それ以外のお話も本当に止まらない感じで、とっても楽しく参加してきました。

娘役としての資質を持っているだけでなく、熱い少年役もでき、素では天然さんで、今後に期待したいな…と思います。


スカピン アドリブ集

言葉尻は覚えてません。雰囲気だけお伝えします!

3月18日:「赤いマントたなびかせたアンパンマンはどう?」「結構です」「じゃあバイキンマンだな!アンパ~~~~ンチ!」

3月19日:「青い☆がちりばめられたハッピはどう?」「…結構です」「ギロチンにかけられるよ!?」「、、、、結構です」「星組総見、ありがとう~~~!」

4月14日:「グレーの着ぐるみ着て、緑の葉っぱ持って、トトロはどう?これやってもらいたいんだけど」と、ショーヴランに手を形作らせる。「ヴォーーって言ってもらえますか?」「。。。。。。。。。うぉおおお」客席から盛大な拍手!「もう一度よろしく」「………ぅお~」「猫バス来た!」と走り去るパーシー。その差し出した手を、どう処理していいか分からず、立ち尽くすショーヴラン(笑)

4月15日11時:「オレンジに帯しめて…。」ドラゴンボールZの、光の玉を持った感じにショーヴランをさせたいパーシー。手を丸くするように要求し、自ら撃たれたマネをしてはけていってました(笑)

4月15日15時:e+貸し切りは、ポーズが大笑い。考える人!で笑いが出たが、「逆考える人!」で足と向きを変え、大爆笑。このポーズしんどい、で更に笑いが出ていました。衣装のアドリブは、「e+でチケット買って一緒に観にこう!」「結構です」「人生の半分は、損しているぜ」

4月16日:桃太郎の回は、大劇場前楽だったのですが、この日、ついに琴ちゃんが笑ってしまうというハプニングが起きました!

「着物着て、きびダンゴ持って、犬・キジ・猿を連れて…さぁ誰でしょう!?」

「……桃太郎」(客席拍手喝采!)

「僕が猿で、マルグリッドが犬で、君はキジだ!鬼退治に行くぞう~!も~もたろさん、桃太郎さん♪」

ここでマルグリッドが耐えきれない顔をしてしまう。

その様子を見たショーヴランが、琴ちゃんに戻ってしまう!

すかさずパーシーが「あ!笑っているね(ニヤリ)」とツッコみをかける。

もうね…。参った、という感じで、左手を顔に当てつつ、下を向く様が、もう色気があってね…。オペラをのぞきながら、「何なんだこれは…♡♡」と胸キュン状態(笑) ここまでは、まだ男役としての意識を保っていたのですが、もう最後は後ろを向いてしまってました。そして、笑いをどうにかおさめて、前を向いたのだけれど、結局もう一度にやけてしまって、その姿にも萌えたわぁ(笑)

もうさゆみさんは、鬼退治に行く前に、すでに鬼の首を取ったような、ヤッタゼ!という表情でした。

琴ちゃんご本人にとっては、痛恨のミスなのでしょうが、ネット上の雰囲気を見てると、琴ちゃんも笑っちゃうんだ~みたいな好意的な感じで、ホッとしました(*^^)v

4月17日千秋楽:ピーターパンネタ。ショーブランがティンカーベルで、マルグリッドがウェンディ。ティンカーベルという意表を突いた配役で、笑いを誘ったものの、「絶対ショーヴランを保つぞ!」という気合の見えた琴ちゃんは応じず、しっかりと「結構です」(^^)


千秋楽のご挨拶は、既にスカイステージで流れましたので、割愛させていただきます。

以上、大劇場のアドリブ報告でした♪

2017年4月10日 (月)

桜 2017

最近は、個人情報を含む投稿はFBへ。そして、自分だけが覚えておきたい個人的な日記は、プライバシー設定をしてあるブログ別館へ書き溜めているため、こちらにはあまり投稿しなくなってしまいました。

ここに書くのは、公演の感想や、旅の情報など、皆に読んでもらうことを前提とした記事だけなのですが、生存表明として桜の写真でも貼っておこうと思います(^_-)-☆ 昔、ペクと散歩していた川沿いの若い桜も、だいぶ育ってきました(*^▽^*)

sakura_2017

2017年4月 1日 (土)

ルマン・公演デザート・殿堂

もう2週間前になりますが、遠征の記録を少しアップしておきたいと思います。

今回の遠征は、新幹線の割引を使うために、かなり早朝に出発しました。残業後、22時くらいに帰ってきてから荷造りし、洗濯とか息子のご飯の作り置きなどをしていたら、寝たのがもう夜中の1時を過ぎててしまって…。そして早朝4時半に家を出たため、ほぼ徹夜状態だったんですよね。

でも、帰国直後のタイムラグの関係か、木・金とも寝不足のはずなのにハイな状態で、日中眠くなることはなかったんです。この日も、新幹線で1時間くらい寝ただけで、元気に観劇することができました。

そんなわけで、かなり早く宝塚に到着できたので、このルマンのテイクアウトに並んでみました。20分くらいかかったけれど、ミックスサンド、最高でした。この、ちょっと珍しい卵サンドやフルーツサンドは、本当に美味しい♡ ジェンヌさんへの差し入れにも使われているようです。

Lemans_2017Mar18

次は、公演デザート。大劇場のデザートは、変なダジャレではありません(笑)。西の大劇場が通常のネーミングで、東京宝塚劇場がいつもちょっと残念なダジャレ名なのが、不思議ですね(笑)。これは「トリコロール」。そのまんま。

もう一つ、紅ハコベのムースもあるのですが、私の選択はやはりこちら。敵役側(フランス)しかないでしょう(#^^#)

ということで、トリコロールはおやつとして頂きました。午後公演を観る方と、ちょこっとだけでしたが、お会いすることができて良かったです♪

dessert_tricolore

そして、お友達が殿堂のタダ券を下さったので、前回の星組公演資料が展示されている殿堂にも行ってきました。

ScarletPinpernel_2017Mar_4

今回は、ちょっとした夕飯イベントがあったので、午後公演は観ずに娘の家に行きました。その時の写真はないのですが、娘が作ってくれた朝食がとてもおいしかったので、記念に貼っておきます。

kyoto_morning_2017Mar

2017年3月31日 (金)

【花】仮面のロマネスク・EXCITER2017

今日は、花組全国ツアーの横浜公演に行ってまいりました。今回は予習もせず、全くメモも取らず、観劇を楽しんできましたので、講評はできませんが、行ったことだけ記録しておこうと思います。


仮面のロマネスクの初演は、私がまだ歌劇を観始める前の公演。そして、2012年の再演時は、私が宙を観劇しなかった時代の公演なので、わざわざ中日に行くはずもなく…。そして去年の再々演は、ちょうど東京に花組が来た日に、私が大劇場へ行っていたので、観ることができず…。

ご縁がないので、スカイステージで録画はしたのですが、私は基本的に、一時間半集中してテレビの前にいることはないので、再生を始めても「ながら見」になってしまって、途中で筋が分からなくなってしまう。何度か再生を試みたのですが、いずれも最後まで行き着かず…。

もうここまできたら、結末を知らずに見てこよう!と思って、Now Onだけ、ざっと予習して今日の日を迎えました。

結果は、予想以上!面白かったです。状況が状況だったので、期待はしていなかったのですが、歌劇ファンを納得させる、うまく収めた結末でしたね。今、原作との違いを読みながら、結末をかなり変更したことを知りました。

また、花娘さんたちのお芝居が上手くて、心の動きも、場面が飛んだ間に何があったかも明確に伝わってきて、良かったです。柚香れいちゃんも期待以上。みりおさんは安定の上手さ。でも、さらに痩せたのは、ちょっともったいないかな…。

Exciter2017

EXCITERもまた、「観たとは思うけれど記憶にない」状態。調べたところ、再演の、サブリナの時に見ていました。でも、春野さん退団後、花組観劇に興味が持てなくなっていた時期だったこともあり、ブログにも「観た」とだけしか書いていなくて、それで記憶に残っていなかったようです。(月のスカピンと、星のロミジュリに、心を持って行かれていた時期のようでした(^^;)

でも、観ているうちに、蘭はなちゃんの姿がフラッシュバックしてきて、そうそう!そうだった、と思い出してきました。今回のショーで、見ごたえがあったと思ったのが、仙名さんがセンターで踊る場面です。最近、少しずつダンスの良しあしが見えるようになってきたので、彼女の手の先まで神経の行き届いたダンスが素晴らしいなぁと思いました。歌える方と思っていましたが、ダンスの方が良いかも。

一番楽しかったのは、RIOBOYかな…。源氏とか復讐とか、そういった役よりは、この楽しそうな笑顔がやっぱりいいな。もともと、はじけた可愛い女役のジャッキーが好きでファンになったこともあり、楽しそうに演じている姿が好きなのかもしれません。


そして途中から心を奪われたのが、実は音響。

隣で操作している音響さんが面白くて、まえを見つつ、目玉は横をガン見していました(笑) 私はずっと、全国ツアーは「録音を流して、ジェンヌさんが合わせている」のだと思っていましたが、そうではない部分も多いのですね!生演奏で行われているのと同じように、指揮者の合図で演奏が入るタイミングで、音響さんが自分でタイミングとって頭出しをしていたのです。レコーディングがどれほどの細かさで分割されているのかはわかりませんが、明らかに、出演者の呼吸やセリフに合わせて、効果音やバックミュージックを流しているのが分かりました。

最初、自分の横の機材が、照明用なのか音響用なのかわからなかったので、照明の変わるタイミングや、音楽の切り替わりと、舞台の進行を、それぞれ見ていたのですが、そうするとスタッフの動きが見えてきて、舞台ってこうして作られているのか…と新鮮な感動でした。

自分は演劇とは無縁の生涯を送ってきましたので、各スタッフさんの役割は、スカイステージの番組で見て知っている程度の知識しかありませんが、舞台機構や照明の変化、音楽との連携、舞台上にいないジェンヌさんたちの動きなど、「見えていない部分」を想像するのも楽しいですね。昔は単に、きらびやかな世界に心酔し、トップさんの技量に心奪われるだけでしたが、最近は少しずついろいろ見えてきたような気がします。今日は、総合芸術としての舞台を楽しんだような気がしました。

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