ころころ史:其の4:生の舞台はいいな
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2003年5月のことです。たまたま宝塚公式ホームページを開いたら、東京宝塚劇場で休日のチケットが残っていると表示されているではありませんか。ころころ史3の通り、かなり長い間ビデオ鑑賞だけで過ごしていた私でしたが、その公演の娘役トップさんが高校の後輩にあたり、宝塚に詳しい知り合いから「もう長いからいつ退団になるか分からないし、一度行ってあげたら?」と前々から言われていたのを思い出して、それじゃぁ行ってみるか、とその場でぴあに電話をかけてみたのです。すると最後の一枚だったようで、A席でしたが本当に運良く休日のチケットを手に入れることができました。
その公演は、『傭兵ピエール』-ジャンヌ・ダルクの恋人-。観劇後の1番正直な感想は、「もっと以前から見ておけばよかった!」でした。ダンス・歌を含めた全体の雰囲気が美しく、気品があるなぁと思ったんですよね。美男(といっていいのか(^^;)・美女の繰り広げる中世の世界ですから、グインサーガファンの私にとっては、”はまって”といわんばかりの設定だったのかもしれません…(笑)。別にグインサーガを意識して見たわけではないんですけれども、最後の成り行きを見ながら、「これってまるでアキレウス帝とグインの会話そのものだわ~!」とのけぞりそうでした(笑) (読んでいらっしゃらない方、ごめんなさい)
2003年5月のことです。たまたま宝塚公式ホームページを開いたら、東京宝塚劇場で休日のチケットが残っていると表示されているではありませんか。ころころ史3の通り、かなり長い間ビデオ鑑賞だけで過ごしていた私でしたが、その公演の娘役トップさんが高校の後輩にあたり、宝塚に詳しい知り合いから「もう長いからいつ退団になるか分からないし、一度行ってあげたら?」と前々から言われていたのを思い出して、それじゃぁ行ってみるか、とその場でぴあに電話をかけてみたのです。すると最後の一枚だったようで、A席でしたが本当に運良く休日のチケットを手に入れることができました。
その公演は、『傭兵ピエール』-ジャンヌ・ダルクの恋人-。観劇後の1番正直な感想は、「もっと以前から見ておけばよかった!」でした。ダンス・歌を含めた全体の雰囲気が美しく、気品があるなぁと思ったんですよね。美男(といっていいのか(^^;)・美女の繰り広げる中世の世界ですから、グインサーガファンの私にとっては、”はまって”といわんばかりの設定だったのかもしれません…(笑)。別にグインサーガを意識して見たわけではないんですけれども、最後の成り行きを見ながら、「これってまるでアキレウス帝とグインの会話そのものだわ~!」とのけぞりそうでした(笑) (読んでいらっしゃらない方、ごめんなさい)
演目としては、後から聞くと伝統的な宝塚の脚本に比べて、かなりきわどい台詞があったようなのですが、宝塚以外のお芝居しか見ていなかった私には”美しくオブラートにくるまれている台詞”にしか聞こえませんでした。それよりも、このきらびやかな舞台そのものと単純なハッピーエンドが楽しく思えたようです。ビデオでは男役さんの化粧がアップとなっているので、特にはまるということもありませんでしたが、やっぱり遠くから見た舞台化粧はいいですね。その時はあまりに遠すぎて、トップ・2番手・3番手の区別をつけるだけで精一杯でしたけれども…(笑)
その後数ヶ月して、たまたま星組『王家に捧ぐ歌』の友の会抽選期間中、いつもビデオを貸してくれる友人がアメリカに行くことになり、私が代わりにその抽選の電話を入れることになりました。その公演は宝塚版アイーダで、その年後半の目玉公演だったんですが、運良くS席のチケットが2枚当たり、友人と一緒に観劇することができたのです。それは現在の星組トップの湖月わたるさんのお披露目公演でしたので、演目と組の勢いが重なって、とても素晴らしい公演でした! 私も少しずつ最近のジェンヌさんについての知識も増えてきたところでしたし、10列目あたりの良い席だったのでそれぞれの表情、演技までよく見えて楽しい観劇でした。わたるさんはもちろんですが、特にアイーダ(安蘭けい)・ウバルド(汐見真帆)兄妹の印象が強く残っています。
その後数ヶ月して、たまたま星組『王家に捧ぐ歌』の友の会抽選期間中、いつもビデオを貸してくれる友人がアメリカに行くことになり、私が代わりにその抽選の電話を入れることになりました。その公演は宝塚版アイーダで、その年後半の目玉公演だったんですが、運良くS席のチケットが2枚当たり、友人と一緒に観劇することができたのです。それは現在の星組トップの湖月わたるさんのお披露目公演でしたので、演目と組の勢いが重なって、とても素晴らしい公演でした! 私も少しずつ最近のジェンヌさんについての知識も増えてきたところでしたし、10列目あたりの良い席だったのでそれぞれの表情、演技までよく見えて楽しい観劇でした。わたるさんはもちろんですが、特にアイーダ(安蘭けい)・ウバルド(汐見真帆)兄妹の印象が強く残っています。
それまで私は、宝塚とは所詮「生徒」の公演であり、歌・芝居・ダンスのマルチプレーヤーに加えて容姿まで求められているために、それぞれの芸については”その道のプロとは違う”と思っていたんです。確かにそれは本当だと今でも思っているのですが、実際に観劇してみると宝塚の持つ独特の雰囲気が直に伝わってきて、宝塚にはそれだけではない素晴らしいものがあるんだ、だからこれだけの大劇場が年間を通して常に満員なのだ、ということがその時初めて少し理解できたような気がしました。今時めずらしいですよね~。数千人規模の劇場で毎日公演を行っているのに、それも周りには同じような大きい劇場がひしめいているというのに、いつもほぼ満員でチケットを手に入れるのが大変だなんて。。。
そんなわけで、私はこの星組観劇後すぐに、自分でチケットが取れるようにと思って宝塚友の会に入会してしまったのでした(笑)
そんなわけで、私はこの星組観劇後すぐに、自分でチケットが取れるようにと思って宝塚友の会に入会してしまったのでした(笑)
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こんにちは(^^)
>「もっと以前から見ておけばよかった!」
ですよねぇ(^^)私もそう思いました。「ジェンヌ目指して…」なんて大それたことは思いませんが、観劇の機会を増やすためだけにでも(^^;関西方面に進学or就職を決めていただろうと思うくらいです。
テレビと生の舞台は全然違いますものね。
休演中だった方にいきなり恋をした私が言うのもどうかとは思いますが(爆)初観劇の宙組でなく月組にまでハマリが延びたのは何故?(再爆)
ところで、地震は大丈夫でしたか?
投稿: ぱやん | 2005年7月24日 (日) 09時20分
月組?花組のことかな?
実は昨晩ころころ史7を書いていて、やっとハマッたところまでいきました(爆) ファンにはならないぞと抵抗したのに、とうとう観念してハマッたと認めた…という感じですね(^^;
でもたかこさんのポスター写真は大好きです。特にファントムなんて、こんな美しいファントムあり~?というくらい素敵で見とれてしまうわ。このピエールもそうだけど、長髪の青年がすごく似合う…。
前回の中越地震はTAKARAZUKA舞夢の観劇中(ちょうど水さんの場面で、その後ショーが中断したの)でしたが、今回は家族4人で自宅にいたので大丈夫でした。ありがとうございます。ただ、引っ越して5年、家がミシミシと音を立てたのは初めてだったわ。。。
投稿: 雪穂 | 2005年7月24日 (日) 11時15分
あ"、間違ってる…(^^; そうです、花組です。
なぜ月組なんて書いてしまっているのでしょう(^^;
たかこさんのファントムは、某麗しのお方を
想像させられてしまうくらい美しくて(^^)
携帯の待ち受け画面になってます(^^)
投稿: ぱやん | 2005年7月25日 (月) 11時45分