関東村とサッカースタジアム
先ほどスペイン1部リーグのレアル・マドリードと東京ヴェルディとの試合が行われ、3-0でヴェルディが勝ちました。その試合風景を見ていて、そうだ、あのスタジアムは昔…と思ったので、そのことについて少し書こうと思います。
東京・味の素スタジアムは、調布市のはずれ、府中市と接する地域にあり、私の実家はそこから歩ける距離にあります。そのため、時々私の両親も一緒に3世代で観戦しているので、テレビを見ていても、あ~あそこね!と思うことの多いスタジアムです。私自身はサッカーとは関わりのない人生でしたが、息子が試合の多いサッカーチームに所属していた時は、そのスタジアムの近くで試合があったりして、いろいろ観戦に出かけたりもしていました。
でもどうしてもあの辺りに行くと、昔の面影がなくなったなぁ~とついつい思ってしまいます。私が小さい頃は、「関東村」と呼ばれる米軍基地と調布の飛行場があり、異人さんのいる、ちょっと近寄りがたいところ、という印象でした。そして、甲州街道の上に掲げてある「オリンピック、マラソン折り返し地点」という看板は、この辺りは新宿近辺から20km離れているんだと認識させてくれるものだったのです。
確か幼稚園の頃に、一度その中に入って外人さんの子供と遊んだことがあります。その時は初めて接する外国人にどきどきしながらも、ブランコなどで楽しく遊べて良かった…という記憶がなんとな~く残っているんです。成人してから横田基地に入った時にデジャヴのように感じたその風景は、私の中で今でも懐かしい記憶となっているのですね。
その後小学生となってからは、アメリカンスクールに通う子供たちと遊び場の取り合いをしたりして(ターザンごっこのできる木と綱を取られたうらみがある(笑))、そんな甘い思い出とは無縁になりましたけれど、今でもやっぱりあの地域は、私の中ではサッカーより異国の地としての思い出が強いところです。
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