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2005年7月10日 (日)

音とコトバの素敵な関係Vol3

昨日は、中島梓さん(pf)と花木佐千子さん(v)のライブに行ってきました。今回のVol3は3月末に行われたVol2に続くもので、スタンダードの名曲や中島さんのオリジナル曲に日本語の歌詞をつけ、花木さんの持ち味である天使の歌声だけでなく、ホラー、おやじ風などの変身を楽しむライブです。そこに、天才ドラマーの岡田佳大さん、ベーシストの山下弘治さんが加わって、プロの演奏とアレンジで支えているので、聞いててほんとに心地よいコラボレーションでしたね。日本語で聞いてはじめて、私にとっての英語の歌詞は「音」でしかなかったと気づいたような…。いろんな意味で不思議な感覚だったような気がします。

音大出で基礎のしっかりした花木さんが、女優としての魅力も加えてさまざまに歌い分ける様子は本当に脱帽ものです。また、岡田さんがまたすごいんですよ! ブラシや手を使ったりしていろいろびっくりなことも多く、うわ~おもしろ~~い、すご~~い、と純粋に楽しんでいました(笑) 

一番印象に残っているのは、最後のボレロ。花木さんのアカペラが圧巻でした。そしてラストに向けて高揚していくバックの演奏もとても良かったです。また前回、「Tea for two」がホラーの詩となり、「Fly me to the moon」が「Fry me to the chicken」と料理の歌になっていたので、その前の曲の続き?それとも単純に明るい料理の歌と聞いていいの?と、半分頭が???のまま聞いていたんですね。でも昨日はどっちに聞いてもいいとわかっていたので、安心して聞けました(笑)

また「イパネマの娘」が「南紀白浜のおっちゃんの歌」になっていたのですが、これがまた大うけ。はげおっちゃんのヅラとめがねをつけた花木さんも、Vol2よりはじけてましたね。でもその後Blue Skyや佐藤和久さん用に作曲したというピアニッシモは、一転して素敵モードでした…。

それぞれにプロの余裕が感じられ、そしてそれぞれが自分の持ち味でコラボレートし合っているという感じがして、聞いていてとても心地よいセッションだったと思います(*^^*) (9月は桐朋時代の同窓会ライブもやるみたいですけど、子供の行事と重なっているので行けない可能性の方が高いかな…)

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