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2006年3月 8日 (水)

【星】ベルサイユのばら~フェルゼンとアントワネット編~

昨日は、星組公演『ベルサイユのばら~フェルゼンとマリー・アントワネット編~』を観劇してきました。ネタバレも多く含んでおりますので、これから観劇予定の方はお気をつけ下さいね。

今回のバージョンは、三部会が開催された頃、つまりすでに激動の時代が始まった頃から、アントワネットの断頭台の露と消えるまでの話となります。次回の雪組公演ではアントワネットもフェルゼンも登場しないため、この星組で王妃の生涯を克明に描いていると言えるでしょう。

ただ、宝塚での上演ということでフェルゼンを主役に据えていますが、やはりどう見ても無理があるように感じてしまいました。私の中でも、昨日の浮かれた感想や贔屓のスターさんへのファンモードは抜きにすれば、この星組公演で一番印象的で、かつ感嘆した部分は、マリー・アントワネットを演じた白羽ゆりさんの熱演だったからです。彼女は今回がお披露目公演ではありますが、それを感じさせない貫禄と素晴らしい歌声ですね。今ダイジェスト版がCSで流れていますが、それを見ていても今まで何とも思わなかったのに、良席ということもあってその気迫溢れる演技を目の当たりにして、すっかり魅了されてしまいました。

今まで、ベルばらの録画を最初から最後まで真剣には見たことはなく、一番最初の宙と雪組バージョンだけでしょうか、全編を早送りせずに見たのは。後は早送りしながら、かいつまんで見ただけのような気もします。ですから、もちろん有名な歌は歌えるし、それぞれの場面を見ても、この場面は大浦みずきさんだよなぁとか、今宵一夜は杜&一路さんが印象的…などと思うのですが、それぞれのバージョンがどのような場面で構成されていたかはよくわかっていません。そのため、第一幕は「今まで録画で見た場面が出てきて、おもしろかった」という感想でしかありませんでした。特に1幕ラストは、あまり訴えかけるものがなかったように思います。

ところが2幕になってからは、筋を追うだけでなく、それぞれの感情の伝わる場面が多かったように思いました。安蘭けいさんのオスカルは、「男役が演じる女」ではなく、声のトーンもメイクも、女性を感じさせるオスカルだったように思います。”軍服を着ているだけの女性”であるオスカルの揺れる心がよく表れていて、今宵一夜の場面はもちろんですが、アンドレが死んでからの壮絶な戦いぶりに、すっかり心を奪われてしまいました。自分の支えを失って、でも目の前に立ちはだかる敵を倒すために駆け出してゆく、そのつらい心情がよく伝わってきたからです。

オスカルの戦死で涙目っぽくなった後(笑)、そこからのアントワネットがすごい…。子供と引き裂かれる場面、子供をおいて逃げることは出来ない、と拒否する場面、そして大階段を使った断頭台へ上るシーンは、ハンカチを出しておかなかったことを悔やむほどでした…。私は小学生時代に母が買ってくれた「悲しみの王妃」というアントワネットの伝記が大好きだったので、高校生でベルばらをマンガで読むまで、私の中では「フランス革命=ツワイクによるアントワネットの伝記」でした。その頃思い描いていたアントワネットがそのままよみがえってくるような、そんな錯覚にとらわれたのかもしれませんし、単に自分が母親となったことで共感しているのかもしれません。

それにしても、今が花粉の季節で本当によかった…。少々涙目でも、鼻をすすっていても、外に出たとき気にせずに済んだのですから(笑) 断頭台に消えるシーンから一転して、きらびやかなラインダンスになったときは、どうやって涙をふこう…と悩むくらいの切り替わりようで、少々とまどってしまいましたけれどね。

それでは以下、おもしろかったシーン、ツボだったところを書きとめておきます!

一番はモンゼット侯爵夫人を演じた、出雲綾さんでしょう。最初にベルばらを観たときに、え???宝塚って、こんなおやじギャクを演じるの?と認識を改めた部分ですね。でも、本当に受けまくってました。特に、安蘭けいさんがオスカルだったので、「…あっら~ん(はーと)、敬礼!。……あらんけい…?」と皆にわかりやすいようなギャグを飛ばしていたり、そうかと思うと、「衛兵隊ですって?! イナバウワ~~~~!」と叫びながらのけぞって、後ろの人に支えてもらったりしていました(笑) イナバウワ~!は大うけで、場面は次に進んでいるのに客席のざわめきが収まらないほど。そして最後のエトワールでは、持ち前の声量たっぷりの美声で、この公演をしめていたのが素晴らしい…。お笑い系キャラのモンゼット侯爵夫人がエトワールだったことは、今まであるのでしょうか。両方できる出雲綾さんに感嘆でした。

昨日のアンドレは柚希礼音さんでした。若手ホープということで、どうなるかな?と思っていたのですが、貴族であるオスカルが上級生のとうこさんということで、ちょっとひけ目を感じるところなどが、思いのほかマッチしていて良かったですね。

湖月わたるさんは本当に優しい笑顔で、プロローグやラストのパレードなどで視線を頂くことができました。私は星組と相性が良いみたいで、良席は全て星組だったということもあり、本当に宝塚ファン初心者な時からわたるさんの舞台は印象深いものがあります。次回が退団公演なのはとても寂しいのですが、こんな近くで拝見するのは最後だろうと思いつつ、大学進学がんばってねぇ~と応援のまなざしを向けた日となりました。

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コメント

まだ今回の星組の舞台は未見なのですが、とても頷いてしまったので一言。
フェルゼンとアントワネット編は1つは宙組の舞台で、もうひとつは昔のビデオで見せてもらった事があるのですが、そのときに感じた印象がまさに雪穂さんと同じでした。
ラストのアントワネットの心の揺さぶられ方が素晴らしいですよね。そして断頭台に登っていくところ。私にとってはこのバージョンはどうしてもアントワネットが主役に思えて仕方がないのですが・・・

そして出雲綾さん!
とても嬉しいコメントで益々楽しみになりました。
次は花組ファントムにもご出演で、出雲さんファンとしてはたまりません(^^)

***はぁ~~やっとアップできました!昨日からココログ調子悪かったみたいですね。

>ユウ・Kさま
昨日から、投稿もコメントもできなくなっていて、
ご迷惑をおかけしました。

同じように感じた方もいる、と聞いてなんかホッとしました。
やっぱアントワネットよねぇ(^^;

出雲さんは花に出るの?知らなかったです~。
歌は定評あるし、芸達者だし、さすがですよね!

うんうんそうだよね~と思いながら読みました♪
やはり最期があまりにも悲劇的なので
どうしてもアントワネット編?て感じが
してしまうのは仕方がないでしょうね。^_^;
知っているだけに流されるように見てしまう場面も
ありますけど、メインのキャラクターが
しっかり確立されているのと、それに負けない
演技があるからいいんでしょうね~。
とうこちゃんのオスカルは涙を誘いますね。。
オスカルが女性だというのを押し出した演技は
もしかしたら賛否両論ありそうですけど
私は最も自然だと思います♪
儚さと強さを併せ持ったいいオスカルですよね♪
となみちゃんのアントワネットすごいです!!
王妃としての立場に目覚める演技とか
母親としての顔、女としての顔、どれをとっても
素晴らしいと思います!!
出雲さん、カルロッタ役ですね>ファントム
本気でビビる彩音ちゃんが目に浮かびます^_^;

>れいこさま
共感してもらえたところがあって、うれしいわ(^^)/
カルロッタ役なんですね~知らなかった。
きっとファントムでも、お芝居全体を引き締めてくれるでしょう!

>>本気でビビる彩音ちゃんが目に浮かびます^_^;

これウケた~~~(笑)
お昼休みにコメント読んだので、あやしい人になってしまっていたわ(^^;;;

あ・・カルロッタって出たわけじゃないか>出雲さん
宙組でそうだったから、てっきりそうかと^_^;
でもあの役、彼女以外には思い浮かばないわ~。
違ってたらすいませんです(^^ゞ

>れいこさま
いえいえ、それ以外考えられないですよね!
うんうん楽しみ~。

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