グイン107巻『流れゆく雲』
昨日の予告通り、今日はグインの読了報告です。あまり詳しく内容にふれないようにはしますが、多少雰囲気が伝わると思いますので、読了前の方はご注意ください。
今回は、106巻でグインたちが逃げた後、他の人たちはどうしていたかという巻になります。珍しい型の題名ですから、タイトル当てをしていたら3~4日というパターンだったかも…、なんて思いました。私が最初に読んだ時が7~8巻まで出ている時だったので、もう本編だけで100回も、新刊を持ってうきうきという状態を続けていることになりますね。つまりは足掛け2*年ということになります(笑)。
例のごとくあとがきから読んだので、今岡さんの名言という『峠の茶屋みたいな巻』という言葉が頭に入ってしまい、どきどき感はなく読み進んだような気がします。いつもだったら「続きはどうなるの?」と、1回目はアセって一行一句まで読んでいないような気もしますが、今回はじっくり読めたというか…(笑)。
それぞれが健全な位置に戻っていくような、地理的な問題だけでなく、精神的にも落ち着きがみられるような、そんな安堵感のある巻だったと思います。
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