第六の大罪
『伊集院大介の飽食』という副題のついているこの第六の大罪は、ハードカバーで短・中編の推理小説になります。ハードカバーで配本が少ないのか、本屋で見つからない…という話も聞こえたので、1575円だと送料無料になるから…と思ってネットで購入しました。
第一印象としては、短編なので毎日1~2編づつ気楽に読めて、とても楽しい本でした。……いや、本当ならグロテスクなのかもしれませんが、それがそうは思えないお話になっているのが、すごいところかもしれません(笑)
4つとも全く違う趣向のお話で、それぞれグルメに対する警告が裏に見えるような、読んで楽しいけれどもちょっと物悲しい、そんな感想を持った一冊でした。
ちなみに、私は数年前にワニを食べたことがあります。主人の両親も連れて、オーストラリアのケアンズで一週間自炊生活をしたのですが、土産店には、ビーフジャーキーの横にワニのジャーキーも普通に置いてあるのです。試食してみたら、歯ごたえのあるジャーキーでした。でも濃い味付けだったので、素材の味がどんなものか分かりませんでしたね。取り立てて美味しいわけではないけれど、珍しいので会社に持っていって皆で味見しました(^^;。 そんなワニさんんが表紙を飾っているご本です(笑)
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