【花】ファントム:1列目初体験
前日まで、1列目初体験よ~と言いつつもあまり実感がなく、ただ楽しみだな(*^^*)と思っていた今日の観劇でしたが、今朝5時に一瞬目が覚めたら、もう眠れない状態になってしまいました。やっぱり私ってデリケートなのね(笑)。始まる前に、携帯は電源切ったかしら?、のど飴は取り出せるようになっているかしら?、ハンカチは?、スカートはめくれてないかしら?…とごそごそしていたら、友人に「そわそわしてる」と笑われてしまいました。いつもと同じく席からのお写真ですが、右下に見えているのが下手側の客席降り用の階段になります。
観劇中のこと
今回は、カルロッタさんが一番ヒットでした!もちろん、前々から好きなんですが、春野エリックが舞台中央にいるのに、カルロッタとヴァレリウスが下手端でキンキン声を上げるシーンで、もうその二人から目を離せませんでした。このおさファンの私がです!(笑)。本当に表情豊かにお芝居していて素晴らしい…。エンジェルでしたっけ?私の思うままにこのオペラ座を支配するのよ♪という歌を歌いながら、組子たちが円形で回るシーンも圧巻で、『オペラ座の怪人』を上演するには、この出雲綾さんの突出した歌声とお芝居を抜きにしては話せない!と思いました。
そして、やっぱりとうこファンの私でも、今回の真飛シャンドンの素晴らしさを認めないわけにはいきません。立ち回りも迫力たっぷりで、本当に横顔が素敵です。クリスティーヌ!と叫ぶところは鳥肌が立つくらいでした。そして今まで、”パンの小芝居”とでも言うべき、舞台上で本当に食べている未涼・愛音・桐生の3人組を、私は3回とも見逃していたのが、このシャンドン伯爵に目を奪われていたからだ、ということが今日になって判明しました(笑)
そして桜乃クリスティーヌは、大劇場よりずっと良くなっています。最初は、周りの「素敵な歌声」という台詞が空々しく感じるほどだったのですけれど、今は仮面を取ってと歌うシーンでぽろぽろ泣けるほど、素敵な歌を披露してくれるようになりました。でもビストロでデビューする場面は、申し訳ないけれど中央のクリスティーヌではなく、下手からのセリ上がりを注目していました(^^;。客席全体が中央に注目している中、エリックのセリ上がりや表情を見ようとすると、「え?この人なんでこっち向いているの?」という不審な視線に耐える必要があるんですねぇ~(笑)それでもがんばって、シルクハットにマントという素敵なエリックの銀橋渡りを、じっくり堪能しましたよ!(*^^*)
一列目ならではの話
ファントムの居城、オペラ座の地下に降りる階段ですが、同じような階段が対称位置についているのですね。つまり、馬蹄形の真ん中が一番高い位置になるような階段で、舞台はその半分しか見えていないのです。登って降りる、というのが良く見えました。ついでに、袖までちらちらと見えることもありましたし、エリック赤ちゃんを袖で受け取るところも見えて、楽しかったです!
あとは、下級生の娘役さんが近くでコーラスしていたりするので、その生声やドレスの質感までわかって、とっても面白かったな、と思いました。そして最後の最後、クリスティーヌが泣きながら銀橋を歩いてピアノまで行くところで、やっと衣擦れの音を確認できました。
あとひとつ気になったのが、ラインダンスのタイツ(爆)。その編み編みタイツが、ひざを曲げた時に裏でしわになっているのが見えてしまって気になってしまいました(^^;。もうちょっと伸縮性のあるものだと良かったのにね!
そして何と言っても、今回の1列目のヒットはエリックの指揮です。もう、ばっちりと横顔で見えて感動でした(*^^*)。各パートが入るところで指示するのも、皆お芝居の一貫とは聞いていますが、一年前のコンサートの指揮より格段に上達しているような気がして…。本当にキレのある指揮をなさいますね!クリスティーヌにカルロッタが毒を飲ませるところから、舞台で声が出なくなるところまで、今日は舞台を全く見ずに、オケボックス内だけに注目していたわたくしでした(*^^*)。
帰りの電車
帰りの電車の中では、はたから見たらもちろんフツーに見えたはずですが、(と信じたい(^^;)、窓の外を流れる景色を見ているのに、脳内では今さっき見ていた舞台の情景が目の前を交錯しているという、かなり上の空状態でした(笑)。これを壊れていると表現するのなら、そのものですね。1幕目が終わったあとも、しば~らくしゃべれなかったですし(笑)。壊れていたり泣いたりする表情を人に見せたくない私が、ここまでボーっとなることはなかったと思いますので、やはり1列目マジックだったんでしょう。
ちょっとうれしかったこと
今日は、劇団に詳しい方のお話を聞く機会が少々ありました。いつも辛口なコメントをされることの多いその方が、「春野さん変わったね。温かくなったような…」とおっしゃって、銀橋シーンで涙を拭っていらしたので、そうなんだ~と素直にうれしく思っていました。
それは今回の観劇で、一番うれしい言葉だったかもしれません。もちろん、春野ファンではなくてもこのお芝居がいいと思ってくれてうれしい、ということもあるでしょうし、私もその言葉と同じように、Homeを銀橋で歌いながら渡り終わった後の、スポットライトが消えるまえの愛しそうに見つめる表情が、とても温かくていいな~(*^^*)と思っていたからです。エリック先生がクリスティーヌを導く姿は、学年としてかなり下の相手役さんを引っ張る上級生に感じられることもあり、よく頑張ったね、とちょっとだけ素に戻ったような、そんな雰囲気を感じるのですね。
泣けたこと
今日は、アヴェマリアの大合唱で、まずじーんときました。そしてもう一つは、幸せという表情で死ぬところでしょうか。その最期は、宙よりも自然な死のように感じられます。歌いたくても一瞬声が出たくらい、あとは仮面を取るのをわずかに抵抗しただけで、そのまま傷に接吻をされて幸せな表情のまま事切れる、という演出が、本当は辛い死なのに良かったねと思えて涙が出るところです。目の前に障害物がなく視界が全て舞台だったので、自分がすっかりその舞台の中にのめり込んでいるような気持ちになりました。
そして、親子の名乗りの銀橋シーン。彩吹真央さんのキャリエールは、ますます素晴らしくパワーアップしていました。エリックがお父さんと抱きつく一瞬前、下手側の客席降りの階段あたりでこちら側に向き、堪えきれなくなったように中央に走っていくところのエリックの表情がすばらしく、デュエットの感動がそのまま最高潮に達するような、そんな感じがしました。
最後に
パレードでは、目の前が桐生園加さんだったので、最後引きあげるときにばっちりこっちを見てくれて、うわ~!(はーと)と思ってしまいました(笑)。子エリックの野々すみ花ちゃんも、あんな子だったんだ~と見ていたらこっちを見てくれたし、よそみの多かったパレードでした(^^;。
壊れモードの観劇は、今日でおしまいの予定です。あとは後方のお席で、2回とも”もう長いこと見ていない”とか、”2回目”という友人を連れての観劇なので、客観的に歌を楽しむ観劇になることでしょう(笑)。では、今まで書いたファントム記事を最後に書いて、今日の長い報告をおしまいにしたいと思います(*^^*)
(1) ファントムのお稽古入りに遭遇
(2) 7月2日大劇場日帰り
(3) ちょっと辛口な全体の感想
(4) ファンモード全開の壊れ報告
(5) 各ジェンヌさんについて
(6) 1ヶ月後の日帰り遠征
(7) VISAトークショー(春野・桜乃)
(8) 1ヶ月後のファントムは素晴らしい!
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無事にお帰りのようで何よりでした^_^;
夢にまで見た最前列って、いいんだけど!!
すごくいいんだけど大変よねっ!?
嬉しいんだけど記憶なくしましたのでσ(^^;)
ほぼ人様のおかげで、数回最前には座らせて
いただけましたけど、慣れませんね絶対慣れない!!
いえ。。慣れては申し訳ないです(爆)。
一番前だもん、勘違いし通しでしたよっ!!
パレルモの♪この祈り~神~~よ~っ!♪の絶唱は
言葉では言い表せないくらいの感動でした。。。
肉声で聴けるなんて・・ね。
指揮してるときなんて、手を伸ばせば・・・と
思うくらいによく見えますでしょ?
よかったですね~~またそんな幸運(どんな偶然でも
構わないから!)お互いに欲しいですね。。。
投稿: れいこ | 2006年9月 4日 (月) 12時45分
お帰りなさいませ。
やはり相当やられてきましたね(^^)。
でも本当に、1列目って、見えないものが見えたり、
聞こえない音が聞こえたり、不思議な場所ですよね。
チャンスがあれば、また座ってみたい場所であります。
よほどの幸運がなければチケットが手に入らないですが(^^;
彩音ちゃんが相手役になって、おさちゃんちょっと
変わったかなと僕も思っています。
彩音ちゃんへのリードがとても優しくて、暖かさを
感じています。
おかげで、彩音ちゃんクリスティーヌも、だいぶ
上達してきましたね(^^)。
投稿: 国やん | 2006年9月 4日 (月) 21時17分
1列目の観劇レポ、楽しく読ませて頂きました(^^)
壊れ度がよくわかるわ~(笑)
でもレポはちゃんと伝える文章で書かれているのがいつもながらさすがですね!
投稿: ユウ・K | 2006年9月 4日 (月) 21時41分
れいこさま
そうなの!大変だし、慣れそうにはないわね!(笑)
朝早起きしたのにいろいろ事件があって、
きゃー間に合わない~~とばたばた出かけ、
そっこーで帰ってからは家族でお食事に出かけたりしたので、
夜記事にしたくても、この壊れモードの頭に戻れなくって…(笑)
でも書いてすっきりしたら、深い睡眠がとれました(爆)
相当、緊張していたらしいですσ(^^;
> 指揮してるときなんて、手を伸ばせば・・
SSではないので、指揮は”手をのばせば”までは
いきませんでしたけれど、でもかえって横顔が良く見えて、
その表情から目が離せませんでした(*^^*)
> またそんな幸運お互いに欲しいですね。。。
本当に!!!
諦めずに挑戦していれば、いつかきっとありますとも~(*^^*)
でも、めったに回ってこない幸運だからこそ、
自分の中で大切な思い出にもなるのかな~なんて思いました(*^^*)
投稿: 雪穂 | 2006年9月 4日 (月) 21時53分
国やんさま
> やはり相当やられてきましたね(^^)
そうかしら?(笑)
思っていたよりはマトモな感想になった!と思ってたんですけど
にじみ出ちゃうのかしら(^^;
> 変わったかなと僕も思っています。
そうですね。もちろん役作りが「純粋なエリックをめざしている」
ので、今までの”男役然”としたところがないだけかも
しれませんけどね。でもこの温かいエリック大好きです!(笑)
投稿: 雪穂 | 2006年9月 4日 (月) 21時54分
ユウ・Kさま
あら?やっぱり壊れてる?(^^;
でも、こんなに楽しく壊れさせてもらえるって、
本当に幸せなことですよね。
私的にも何か心配ごとがあったら観劇どころでは
ありませんし、やっとやりくりして劇場にたどりついても、
コメントに困る内容の時もありますから(^^;
こんなに楽しませてもらえて、感謝・感謝ですね!
投稿: 雪穂 | 2006年9月 4日 (月) 22時07分
一列目観劇報告。
楽しく拝見させていただきました~(^o^)丿
一桁もめったにないので、うらやましい限りです(*^-^)
指揮の姿を横から、というのはいいなぁ。指揮シーンの正面映像があると聴き、DVD買いだなぁと思っております(*^-^)
そうそう、真飛くんの伯爵、いいですよねぇ。同じくとうこちゃんファンですが(笑)、クリスティーヌを探すときの歌も、花版のほうがしっくりしているし、いい感じですよね。
雪穂さんの観劇報告はいつもお人柄が表れていて、読んでいて一緒に幸せになれます(*^-^)
(おさちゃんそしてとうこちゃんファンのお仲間で、好みがだいぶ同じくしている、というのもありますね。きっと(笑))
これからも楽しみにしています♪
投稿: なつき | 2006年9月 4日 (月) 22時47分
なつきさま
> 一緒に幸せになれます(*^-^)
ありがとうございます!
そう言っていただけると、とってもうれしいわ。
いつか星の前方の席で、ご一緒できる機会があったらいいのにね(*^^*)
> 指揮シーンの正面映像があると
そうなのね!知らなかった…。
大劇場の最初の収録だから、CSで千秋楽映像が流れるまで、
1年待とうかな~なんて思っていたのが
ぐらついてきました(笑)
投稿: 雪穂 | 2006年9月 4日 (月) 23時19分