さて、昨日に引き続きショーの感想です☆。実は、友人からコンポートのレシピを教えてもらったのに、この週末なかなか生いちじくにめぐり合うことができず、この市川の観劇前に八王子のデパート地下でやっと発見。それで、娘に持ち帰ってもらっていたそのいちじくを煮ていたら、こんな遅い時間になってしまいました(笑)
エンター・ザ・レビュー
開演アナウンス後のプロローグ。空まで伸びる階段というような大劇場の演出とまではいかなかったけれど、もう黒燕尾の並びだけで、気分は最高潮! だって、ショーCDの中では、このエンター・ザ・レビューが一番お気に入りの私。その耳慣れた歌を、目の前でおさちゃん(春野寿美礼さん)が歌っているのですから(*^^*)。もうそれだけで、はるばる都心を越えて小遠征した甲斐があったわ、と思える瞬間でした。
そしてシャンソン・ド・パリ場面で登場する黒ドレスのエトワールは、すみれちゃん、ではなく、すみれさん、というような大人の雰囲気でしたね。かつらは、川口がマリリン・モンロー風で片耳に大きなキラキラ飾りがついているようなもの、市川がアップ系で、ティアラのような飾りがついているものでした。最初、全国ツアー初日映像でアップになった時は、え?とちょっとひいた感じもあったんですが、やっぱり舞台で見ると美しい!特に新しい歌の場面で、客席降りする時の笑顔が素敵です。
その直後に軽快な音楽と一緒に出てくるピエロ。私はこの歌が大好きで、毎回樹里咲穂さんのアドリブを期待していました。今回も”ご当地アドリブ”で沸かせてくれたゆみこ(彩吹真央)さん。あのメロディーを半分踊りながら歌うのは、とても難しいと思うのですが、きっちり決めていてすごいわ~と思いました。
ラ・ムールはいつもあまり印象に残らないのですけれど、次の猛獣使いシーンは必見です。猛獣使いの周りに黒豹がまとわりつくような、妖艶なダンスですね。今回は桜一花ちゃんが猫娘トップで、調教できない黒豹、になっていました(笑)
ミッドナイトシティのジャズ発祥ダンスは、舞城のどかさんの一人舞台でしょうか。実は、大劇場公演の時は、中心で踊るおさちゃんがあまり目立たないという印象だったんですけれど、やっぱりこのアフリカンの太鼓には、踊りの名手、桐生園加&舞城のどかの二人に目が行っていたのでしょうね。今回は、おさちゃんかっこいー!その周りで踊る舞城さんが素敵!と思っていました。
そして、アフリカンからソウル、ジャズへと変遷してゆき、私の一押し。 「It Don't Mean A Thing」 です♪。もう、これだけを聴きに来たといっても過言でないくらい、これを歌う寿美礼ちゃんが好きなんです。ところが、大劇場のように裏打ちで手拍子する人あり、小節の頭で打つ人あり、そして裏打ちがずれていく人あり…(爆)。 もう、手拍子がばらばらなって拍手状態になっていて、あれ?あれ?どうしよう?と思っているうちに終わってしまったのが、川口公演でした。それで、市川ではもう手拍子を気にせず、自分はオペラで歌っているお姿だけを追っていよう、と決めてのぞいていたら、なんとこの日は「デュワッ、デュワッ、デュワッ、デュワッ…」と歌うところで、 「千葉っ、千葉っ、千葉っ…ちば~♪」と、すました顔で歌いあげるおさちゃん(爆)。もう力が抜けましたよー。でもそのお茶目な表情がとってもかわいかった!
アランフェスは好きな場面なのですが、大劇場公演では声のうちにこもる感じが気になっていました。ところが、前回のファントムで”クラシック的な歌い方”とご自分で言っていらした発声をはさんだせいか、すごく声の伸びがいいな~ゆみこさんとのデュエットは完璧ね~と思ったんですね。とても心地よく酔わせてもらいました(*^^*)。
グランエスカリエでは、華耀きらりちゃんが抜擢されていましたね!最近目立っている娘役さんですね。そして、その「愛しかない時」の歌は本当に素敵でした。でも、ここまでくると、” これが終わるとパレードだ…”と思い、もうこの大好きなショーを生で観ることはないのだ、と思ってしまって…。ショーを再度観れるということを、私がこれほどまでに楽しみにしていたのか、思い知らされたようでした。
ここまで長文になるとは思っていなかったのですが。でもこのショーを観ることができて、本当にうれしかったです(*^^*)。
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