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2007年1月 7日 (日)

【星】ヘイズ・コード

 昨日は、安蘭けいさんと遠野あすかさんのプレお披露目公演、ヘイズ・コードを青年館にて観劇してきました。この公演のポスターはまた衝撃的で、宝塚では今まで禁止されていた”顔のアップ”になっています。お茶会で聞いた話では、この二人のアップシーンは映画の一コマで、その下の黒い帯部分の二人が映画を見ている、という設定なのだそうです。私は、全然分かりませんでしたけれどね(笑)

 『ヘイズ・コード』とは宝塚のスミレコードに近く、アメリカでギャング映画などを取り締まるために規定された映画の規則になります。1930年代には、これに則らないと実際に映画上映が出来なかったのだそうです。この主人公は取り締まる側の人、対してあすかちゃん演じるリビィは出演女優という設定で、いわゆる明るく楽しく、ちょっと考えさせるような、そんなアメリカンミュージカルでした。

 とうこ(安蘭けい)さんと(遠野)あすかちゃんという、歌も芝居も充実した実力派の主演コンビ。今まで、期待されつつなかなか主演になれなかった二人の、満を持してのお披露目公演ですから、どんなアダルトな雰囲気になるのかと思っていたら、なんとまぁ、すごくお茶目なかわいいコンビで…。次回、大劇場お披露目が日本物なので、その前に魅力満載な掛け合いやコメディータッチなお芝居を見ることができて、すごく良かったのではないかと思いました。

 …と、ここまで冷静に書いてまいりましたが、なんとこの観劇は一列目センターブロックの上手側。行ってみたら、なんと上手側の客席降りの階段が、右足で触れるお席だったんです。その時は全然意味がわかっていなかったんですけれど、フィナーレはこの階段から半数の人が客席降りをし、とうこさんは一階席をくまなく回ってから、この階段を使って舞台へ戻って行くという設定。ということは、触れるくらい近いところを皆が通って行く、ということを意味していたんですね~。それまでは、この洋服は下地の上にカーテンのようなレースがかかっているのね、とか、肌全体もドーランのようなものを塗っているのかしら?とか、タップの靴はこんな風になっているのね、なんて、いろいろ興味深く観察しながら観劇していたんですけれど、この客席降りにはびっくりどっきり!もうたちまち崩壊モード突入となってしまいました(笑)。

 最後に。このヘイズ・コードの見せ場は、やっぱりタップかな~と思います。挑戦状としてのタップから、次第に高まって全員でのタップへ移行していくその高揚感がいいですね。最前列だったから特に感じたのかもしれませんが、振動まで伝わってきて素晴らしい!と思いました。

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