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2007年3月22日 (木)

小学校最後の日

 この題名には、息子が卒業したと同時に、うちにとってもう小学校とは縁がなくなる、という意味のつもりで書いてみました。PTAやもめごとなど、子供だけでなく親にとっても楽しいことやうれしいことばかりではなかったけれど、それでも、それ以上に沢山の出会いがあったということを今日は実感できたので、そのことを書き留めておこうと思います。

 卒業式の間、私の脳裏にフラッシュバックする映像はやはり、自分が関わってきたこの6年間でした。

 息子は3年生まで学童に通っていたのですが、息子の入学時に近くの都営団地内に新規に学童クラブが設立され、その第一期生として私もその役員を引き受けていました。前年度の経験者が入って…ということだったのですけれど、最初にいろいろ盛りだくさんな内容にすると、働いているお母さんには負担になるだろうから、できるだけ負担なく、でも子供たちにとって少しでも思い出となるような…と、そんな企画をしていた記憶があります。ですから、その時の役員さんは皆仲が良くて、今日も最後に「学童組で、最後に記念写真を撮ろう!」と、男の子と女の子を交えてカメラに収めたりしていました。私にとっては、皆かわいい小さな低学年のままの記憶しかなかったので、今日、3年分成長した姿を見ることができて、本当にうれしく思いました。

 次はサッカーでしょうか。土・日・祝日は全てサッカーの練習か試合が入っていたため、送り迎えをするたびにその子供たちの姿を見てきたわけで、お母さんたちとも密に連絡を取っていましたね。3年から始めた息子は技術的にかなり差があったのですけれど、それが半年後、公式試合の後半に出してもらってゴールを決めることができた日、最後の挨拶をした後にベンチにいた皆まで出てきて頭をたたいて喜んでくれました。その子供たちを久しぶりに見て、その時涙が出たのを思い出していました。

 そして後半の2~3年間は、やはり交代で迎えに行っていた同じ塾の子供たち3人との係わりでしょう。後ろの席で3人がしゃべっているのを聞いていると、普段友達とどのように係わっているのかが垣間見れるような気がするほどで、とても楽しかったのです。月が出ていれば「あれは*の月!」「いや、それは違う」などと、習ったことを話していることもあれば、ゲームセンターでいくらお金を使うかという話になったり…。「1000円以上使うなんて、信じられないよな!」と1人が言えば、1人は普段それ以上かけているので押し黙ってしまい、うちの息子は行ったことがないので返答に詰まり…という具合でしたね(笑)。

 でも、疲れて一切おしゃべりがないまま家に着くこともあれば、合格発表を塾で聞いていた子供を迎えに行った時、悔し涙を流している子を連れて帰るのは、私も本当に辛かったですね…。そんな子供たちの姿を思い出しながら、1人1人が卒業証書を受け取るところを見れて本当に良かったと思った反面、これで本当に最後なのだと思った一日だったのでした。

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コメント

雪穂さんも忙しく仕事をこなしながら
大変だったでしょう。

6年間お疲れ様でした! パチパチパチ!

>でごさま

そう言って下さって、とてもうれしかったわ。
どうもありがとう!

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