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2007年5月12日 (土)

ウィーンオリジナルキャスト版エリザベート

wien_elisabeth_cast.jpg 本日は、昨日が飲み会だったのに、午前中は立ちっぱなしの授業参観、午後は全体保護者会と学級懇談会というハードなスケジュール。それが分かっているのに、先週花組を観劇したときにウィーンオリジナルキャストの東京公演のチケットを買ってしまったので、5時からのコンサートバージョンを聞きに、新宿コマ劇場まで行ってきました。

 第一印象は…とにかく素晴らしい!

 この公演は、梅田劇場ではフルバージョンで公演された『エリザベート』を、歌と演劇だけでつづったコンサートバージョンです。ウィーン版は宝塚版のようなダンスがほとんどないので、私からしたらこれだけで十分ミュージカルでした。これを観ていると、私はミュージカルを観ていても、舞台装置やダンスについてはは全く興味なかったのではないかと思うほどです…。宝塚は音楽と踊りが半々の部分があるので、どうしても音楽性だけを見ていると不満が残るところが多いのですが、今回の歌唱力はメインキャスト以外も素晴らしく、それ以上にまたオーケストラが良かったと思います。特に金管の柔らかさが良かったですね。

 エリザベートは、春野寿美礼さんの主題歌CDや東宝版のCDを”毎日”車で聞いていた時期もありましたので、歌詞はほぼ頭に入っています。そして、台詞も全て歌に含まれているミュージカルですから、ドイツ語で公演していても、頭の中で日本語に自動変換されているので、ほとんど最初は両脇の字幕を見ませんでした。でも、途中から日本語の歌詞にはならなかった、細かい変更点があることに気づいて、それがまた楽しかったです。ミルク風呂の歌でも、苺のムースなんて出てこなかったですからね!(笑)。肉を美容のために肌に当てる、なんてこともないですし…。

 今回私は、最後まで目がうるうる状態で観ていたように思います。宝塚版、東宝版では削られてしまった翻訳と構成のために、何となく釈然としなかった部分がぴったりつながったとでも言うのでしょうか。特に宝塚版だとラブストーリーを全面に打ち出しているので、精神病院の場面がとても唐突になっているように思うのですが、原作版はもっとエリザベートの狂気に魅せられ悩んでいる部分を訴えていたので、なるほど…と思いました。それ以外にも、エリザベート、フランツ、ゾフィー、ルドルフ、それぞれがそれぞれに良かれと思って生きているのがとてもよく伝わってきて、どうしてかみ合わなかったのだろうか…つらい人生だったろうな…と感情移入してしまったからかもしれません。ドイツ語公演なのに、こんなに伝わってくるなんて…と、とても感動しました。そうそう、でもちょっぴりドイツ語はかじったことがあるので、これくらいは聞き取れましたよ。

 「Wo ist (die) Kaiserin?」(皇后はどこだ?)
 「Ich liebe dich」(愛している)

 私がエリザベートに初めて接したのは、宝塚の花組版がCSで放送された時だったのですが、それまで録画を見たり実際に宝塚を観劇しても楽しいと思うくらいだったのに、エリザベートで一気に魅了されました。今思うと、それはエリザベートの音楽(メロディー)と、それを歌う歌声に惹かれたのだろう、と自分では思っています。だから、今回のコンサートバージョンは、私には十分すぎるほど十分な公演だったのでしょう。実際にウィーンへ出かけたら30~40万ですからね(笑)。とってもお得な公演でした~。

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演劇」カテゴリの記事

コメント

いかに素晴らしい公演だったのか、とてもよく伝わってきました!
私も花組公演を観に行った時についチケットを衝動買いしてしまったのですが、その理由のひとつが以前雪穂さんが書いていらっしゃったウィーン版DVDの記事だったのです。
あのときも絶賛されていらっしゃいましたよね(^^)
本当は大阪で上演されたミュージカル版の方が観たいな・・・と迷っていたのですが(大阪までは行けないので、どちらを観るかではなく、東京で観るか観ないかの選択だったのですけれどね)、CS放送のニュースを見た友人の勧めもあり、「それなら観るか!」と思い切ってチケットを買ってよかったです。
日本語歌詞にはならなかった字幕にも注意して観て来ますね~(^^)

この舞台を観た方はみなさん絶賛してますね。
実は私も来週行きます。
エリザベートは宝塚のビデオでしか観たことがありませんが、とっても楽しみです!

6月にもこのルドルフ役のルカス・ペルマンさんと中川晃教さんのコンサートがあって、副題は「美しい男には毒がある」っていうんですよ。
あおり文句は「運命に引き寄せられた二人の男。一人が扉を開けたとき、二人の男の感情が交錯する。」っていうの。
なんかアヤシイでしょ(^_^;)

>ユウ・Kさま
まぁユウ・Kさんも、あのロビーでチケットを手に入れたのですね!

私はウィーン版を一度見ているから、もともとダンスが少なく、エリザベートは可憐というより力強い意思を持った存在だと分かっていたし、愛と死の輪舞がないのも知っていましたから、違和感なく見れたのかも、って思っています。宝塚版を見ていると、愛と死の輪舞のメロディーに乗せて全てが回っているように思うので、ウィーン版にそれがないと聞いた時には、話が成立するのだろうか、って思ったくらいだったんですけどね(^^;

でも、演劇的にみたら、やっぱりウィーン版はすばらしいと思ったんです。全体的な質の高さと、その構成がね。宝塚版はやっぱりトップスターを引き立てるために変更されているのだな、ってよ~くわかりました(笑)。でも、まんまとそれにはまってしまったのが私なんですけどね!(*^^*)

是非、その違いを楽しんできていただけたら、と思っています。感想を楽しみにしていますね!

>あらぱんさま
あら~、あらぱんさまもなのね!
はい、あらぱんさんのように、宝塚以外の演劇を見ている方だと、このウィーン版はとてもいいかも…と思います。

”宝塚の”エリザベートがいい、東宝はちょっと…という方だと、見た目は美しくないし、トートは脇役であってダンスも踊らないし、違和感あるかしら?と思うのですよ。

日本の演劇に詳しいあらぱんさんの目で、どう思ったか聞いてみたいです。日記を楽しみにしていますね!

あと、そのアヤシイコンサートいいなぁ~(笑)
このエリザベートも、トートとルドルフの接吻が見ものですしね!(笑)

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