グイン114巻『紅鶴城の幽霊』
今日は、宝塚星組を観劇してきたので、それを書こうかとも思いましたが、先にこちらを。
私のマイミクさん(ミクシィで友達登録を行っている人)は、このグインサーガをいち早くゲットする方が多いのですけれど、私の場合、その報告を聞いた翌日に近くの書店へ行くと、大抵の場合買うことができます。私は昨日GETして、今日読了しました。
今回は表紙を見たら一目瞭然ですけれど、フロリー中心の話題となっています。目次を開くと、第四話が”フロリー受難”という字が飛び込んできますが、どうして受難となったのか、そして幽霊とは何か、については、読んでからのお楽しみですね!
でもいつも思うことなのですが、少し前の巻は、闘技士たちの戦いぶりがメインのものが多かったのに、今回は身分の高い女官から子連れの流浪の身となった、若いお母さんの気持ちの揺れが前面に出ています。どうして同じ作者なのに、こうもかけ離れた人物の思いを描くことができるのか…と感嘆しきりでした。
ま、いつものことですが、次巻が待たれますね。タイスを脱出する希望がちょっぴり見えたかな、ってところでしょうか(笑)。
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