【宙】バレンシアの熱い花・宙FANTASISTA!!
今日は、新生宙組のお披露目公演、『バレンシアの熱い花』というお芝居と、宇宙をイメージしたショー、『宙FANTASISTA!!』を観てきました。 正直体調が悪くて、行き帰りの中央線内の記憶が全然ない…。 観劇中も、意識が朦朧としていた時があったみたいでしたが、今はだいぶ復調してきたかな…という状態です。なので、いつものようなレビューが書けないかもしれません。
毎年9月はとても行事がつまっているので、できるだけこの時期を避けてチケットを取るようにしています。でも、今日17日だけ空くことがわかり、その日に2千円引きチケットが売り出されている、ということもあって、やっぱり観にいこう~と手に入れたチケットでした。2階でしたが、通路脇のため前方は開けているし、手を伸ばせば届くところにSS席がある、という好条件だったので、とても観やすいお席だったと思います。
バレンシアの熱い花
大和悠河さんと陽月華さんのトップお披露目公演で、19世紀のスペイン、バレンシアを舞台としたお芝居です。本筋は領主に復讐を誓う3人が結束して…という内容ですが、その中にさまざまな愛の形を織り込ませているような、そんなお話でしたね。
トップコンビを意識して脚本を書いたのでは…?と思うくらい、この役はお披露目の二人にぴったりで、歌の方も想像より良かったように思います。でもやっぱりこの二人は、踊っている時のほうが輝いて見えると思いました。
同じようなメロディーで何人かが愛の歌を歌っていましたが、私がびっくりしたのは、北翔海莉さんの歌。もともとうまい人だとは思っていましたが、これほど心に響く歌が歌えるとは…。和音美桜さんの声は言わずもがなですが、前回のパッショナリアの、力強い地声の歌とはうって変わった、かわいいお姫様風な役でこれも良かったですね。
悠未ひろさんも、こんなに迫力ある役が出来るとは…と思いましたし、花組でよく見ていた蘭寿とむさんも健闘していて…。今までのトップ二人の存在感があまりに大きかったので、今回はいろんな下級生が良く見えたような、そんな気がしました。
宙FANTASISTA!!
この、あまり気がすすまなかった宙を観にいこうと思ったのは、和音美桜さんが良かった、という話を聞いたからです。前々からとても歌がうまくて注目している娘役さんなんですが、宝塚で役もつかない下級生の時に外部出演して、West Side Storyのマリア役で好評を得たことがあるくらい、実力のある方なんです。
木星のシーン、和音美桜さんをはじめとして実力派の娘役さんたちが歌う中、トップコンビが舞い踊る、というシーンが、一番印象的だったかしら。そして、最後のパレードで、北翔海莉さんとエトワールで出てきたのには感動でした。何年かして、この二人がトップコンビになったとしたら、私はその組だけを観るんじゃないかしら…と思わせるものがあって…。その時は、この二人だったら、エリザベートというよりは、ファントムを演じて欲しいな~と思ってしまいました。和音さんのクリスティーヌと、みっちゃんの、ちょっとやんちゃな坊や風のファントムなんて、いいと思いませんか?(笑)
朦朧とした頭で、とっても偏った感想になってしまい…すみませんでした。
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