最後のお茶会と誕生日
本日は、春野寿美礼さんの、宝塚の生徒として最後のお誕生日。きっと、組の皆からも、ファンクラブの方からも、お祝いイベントがあったことでしょうね!もうこの、アデューマルセイユのポスター前、クリスマスツリーの辺りもきっと静寂の中にあることでしょう。
先日、これもまた”最後の”お茶会に行ってまいりました。この東京宝塚劇場隣、帝国ホテルの『孔雀の間』にて開催されましたが、とてもテーブル形式では座れない人数ということもあり、横長に配置されたシアター形式で、大スクリーンが2つ設置されていました。
【あと2週間で退団ですね】
舞台としてはいつもと変わらずです。今は心から楽しく演じています。
【ジェラールは14年も孤独でしたが…】
私だったら、しゃべっちゃう!あたしじゃない、あたしじゃない、ってすぐ言いそう~!
【酔っ払いシモンはどうですか?】
舞台では、噴出しそうになったことはありません。罪悪感を感じるというか、苦しんでいるんだな…と思います。(あの酔っ払い方は)最初はあんな風じゃなかったですよね!かっこよく酔っ払っていた(笑)。きっと何かを捨てたんでしょうね~(笑)。
【マリアンヌとはその後…?】
数年後に再会して、一緒になっているんじゃないかなぁ…。(会場ざわめき)え?皆さん納得されていないんですか!?自分がマリアンヌになって舞台を見ているんだとばかり…。違うんだ~(笑)ボーっと観ているの?(笑)
【キンバラさんとは?】
ショーで、「キンバラ……キンバンバン♪」と歌うシーンがあるんですけれど、難しいんですよ。それで、歌の先生が、「金原さんと覚えなさい」と言って…。ある時金原さ~ん、って言ったら、は~い!って返事があったんです!
【宝塚の千秋楽後、遠足があったそうですね】
はい、城崎温泉へ行きました。行きのバスは眠かったのに、私の席の後ろはひーとまりんだったので………。
【今までのお茶会の思い出を】
いろんなこと、やらされましたよねー!(お茶会の開始前に、以前のお茶会のダイジェストが流れていましたが、皆さん笑っていましたね)すごく、スタッフの人たちが考えていて、私も楽しませつつ、皆さんにも楽しんでもらうというコンセプトを感じました。
【今の心境を教えてください】
いろんな心理があって…。『宝塚歌劇団の春野寿美礼です』と名乗ることができる、守られている、という安心感が今までありましたが、これからは1人の人間として自分で立っていかなくてはならないという、不安と希望があります。でも過渡期の時期はもう過ぎて、もう今は勇気を持って踏み出す気持ち…です。恐れずに、千秋楽まで、感謝の気持ちを持って、ありったけの思いを込めて、ひるまずに前進していきたいと思います。最後まで見ていて下さい!
最後のお茶会ではありましたが、しみじみと別れを惜しむという感じもなく、すがすがしい気持ちで旅立つおささんを皆で最後まで盛りたてよう、という雰囲気だったように思いました。実質あと1週間になってしまいましたが、最後にもう1回観劇できることになったので、その姿をしっかり観てこようと思います。
追記:そうそう、最後に、もう終わって皆が席を立ち始めようとしたとき、もう1回不意に戻ってきて、投げキッスをしてさようならになりました。この演出にはびっくりでしたね!途中の質問コーナーでも、手を伸ばせば届きそうな位置で、長いこと質問に答えていらしたので、わ~細い~~~~とコロコロモードに入っていました(笑)
追記2:最後にお茶会ですし、お土産の写真を記念として載せておきます。
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