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2008年1月26日 (土)

【星】エル・アルコン-鷹-原作について

 今日は星組を観てきました!1列目は端っこで1度経験しているので、今回はとりあえず1列目であることに緊張はしませんでしたが、この安蘭けいさん主演の公演で1列目をGETできたのはうれしかった(*^^*)。でもミーハーな感想は明日に回し、今日はまじめにいきます!

エル・アルコン-鷹-原作について

 この星組公演を観るために、原作を友人から借りて読んだのですが、年代を追って読んでいるはずなのに、何故か違和感を感じていました。でもその後解説や、原作者本人のプログラムへの寄稿を読んで、なるほど…と思ったんです。

 これはもともと、柚希礼音さんの演じたレッドが主人公の中篇漫画で、ティリアン(安蘭けいさん)は仇役として”最後に死ぬことを前提”として登場したんですね。でも、青池保子氏があまりにこの敵役を気に入ったので、後から前半生を付け足したのだそうです。ですから、漫画では2巻目が最初の作品で、その中のひと言で済まされているエピソードを第1巻で膨らませて書いてある、ということになります。そのため、年代を追って読むと何度も同じ話が出てくるように感じたのかもしれません。でも、この二人が、後のエロイカと少佐という大ヒット作のキャラクターへつながっているようですし、青池氏にとっては転機となった作品なのだそうです。

 私はこの、『エロイカより愛を込めて』に出てくる少佐が好きで、当時、青池氏の作品をいろいろ読みました。その時に、この『エルアルコン-鷹-』も読んだはずなのですが、あまり興味を引かなかったようで全く内容を覚えていませんでした。少女漫画とは一線を画した、女性のほとんど登場しないエロイカシリーズが好きだった私にとって、もともとが「七つの海を股にかけたハンサムな海賊に、捕らわれた少女が恋をする」ことを目指して書き始めたこの作品は、あまり共感を覚えなかったのでしょうね。

 青池氏が入れ込んだティリアンについても、同じような冷たい長髪黒髪の少佐は好きだったのに、どうも苦手なイメージだったように思います。自分の信念として悪を貫く姿も、毅然とした女海賊や気位の高い令嬢を、力で征服することで次々と恋に落としていく姿も…ね。

 でも今になって読むと、実におもしろい(笑)。歴史を含めたその時代背景も、人間模様も、その後の作品につながる布石としても。私が最初に読んだ時は、まだまだ未熟な女子高校生(か大学生)。今となってはその倍の時を生きているのですから、見方が変わって当然かな、と思います。

 青池氏の、30年前の思い入れによって誕生したこの「己の信念に生きる男ティリアン」。長い年月を経て舞台化されたエル・アルコン鷹は、すばらしい音楽と相まって、あくまでも黒い、仇役としてのティリアンを見ることができます。悪役を演じさせたら定評のあるとうこさん、本当にすごいです。今まで花組の舞台中心に録画してきましたが、これは絶対保存版!と思いました。

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