今日は、宝塚月組の「ME AND MY GIRL」を観てきました。このポスター写真をクリックすると、宝塚歌劇公式ホームページの特設コンテンツに飛びますので、詳しい内容はそちらをどうぞ。
1回目の観劇の感想はこちらに書いてありますが、やっぱり海外ミュージカルは好き、って思いました。1937年から再演され続け、8年のロングランも記録している、脚本も音楽も充実した公演ですし、宝塚に求められる、”楽しく、見終わった時に幸せが残るような、そんな夢の世界”も持っています。
その上、それに命を吹き込むジェンヌさんは、私が今、トップコンビとしては一押しの2人と、主役に続くマリア公爵夫人に、突出した歌声と演技力を持つ出雲綾さん…。そんな条件が揃って、楽しい観劇にならないはずがありません。それに、今回初めてじっくりと見た、ジャッキーの明日海りおさんもとてもきれいで、一生懸命オペラで追ってしまいましたよ(笑)
今日は人物中心に書きましょうか。
ビル:瀬奈じゅん
初めて生で観た時、パレードのメロディーをはずしていたのが気になっていたのですけれど、今回すごくいいです!エリザベート以降、本当に成長しているのがわかって、努力されているのだろうな…と思っています。そして今回のビルは、あさこさんの持っている資質が充分に発揮できる、はまり役。明るい面も、いたずらっ子なところも、いい方向に出ていると思います。この公演は、あさこさんの代表作になるのでしょうね!
サリー:彩乃かなみ
歌がうまいのはもちろんなんですが、本当にかわいいです。私としては、娘役トップの中では一押しなので、今回退団なのが本当に残念で…。娘役さんで、これで見納めか…と思ったのは初めてかもしれませんね。
マリア:出雲綾
歌劇団の中を見回しても、総合的にたきさんの実力を上回るひとは、なかなか見つからないのではないでしょうか…。花嫁衣裳でのエトワールを見ながら感無量でした。今後も外部で頑張ってほしいです。
ジャッキー:明日海りお
じっくり見たのは、今回で2回目でしたが、いいですね~。男役さんが娘役を演じた時の不自然さが全くなくて、本当にびっくりしました。次回の公演での、男役姿を楽しみにしたいと思います。
パーチェスター:未沙のえる
さすがマヤさん…いい味出しています。ちょっと検索したら、こんな記事が見つかりました。今から20年前の、初演のME AND MY GIRLでのパーチェスター役が、すでに名演技とされているのですね…。すごいわ…。
ソフィア:城咲あい
ぶどうを髪飾りにしている城咲あいちゃん、今回はオペラでじっくりと2階から眺めて、あ~ぶどう全体が本物なのではなく、食べられるぶどうを入れた小箱が髪飾りの中にあるのだ、ということがわかりました。な~るほど!(今調べていて気づきました…彼女は学校の後輩なんだ…実家も近くなんだ…知らなかった。)
花でずっと見てきた園加ちゃんもがんばっていたし、龍真咲さんもショーの最初で出てきたし、今の月組は充実しているなぁ…私が、今後も成長を見ていきたいと思う人が集まっている…と思いました。でも今後、公演期間が短くなって、一年に10公演になってしまうと、全部は見切れないし、土日の競争率も高くなってチケットが取りにくくなるので、来年以降は星と月だけかな?なんて思ってしまいました。人気公演はロングランにしてくれないのかな…。ま、そんなことを思いはしましたが、展開が分かっていてもぽろぽろ涙が出てしまい、でも幸せな気分で帰途につけた、楽しい観劇になりました。
最近のコメント