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2008年7月27日 (日)

【星】スカーレット・ピンパーネル

 昨日、兵庫県宝塚市まで遠征して、スカーレット・ピンパーネル(紅はこべ)という、ブロードウェイの日本初上演作を観てきました。作品紹介やキャスト、ニュースなどはこちらをどうぞ。

スカーレット・ピンパーネル(紅はこべ:スペシャルサイトへのリンク)

scarlet_pimpernel.jpg

 このミュージカルは、イギリスのオルツィの小説「THE SCARLET PIMPERNEL(紅はこべ)」が原作で、オルツィ自身の手によって戯曲化されています。その後も、ドラマ化、ブロードウェイミュージカルと、現在まで上演され続けていますが、今回は宝塚バージョンとして、初めて日本に上陸したことになります。

 この話は、宝塚では古典劇として定着している「ベルサイユのばら」の、1年後が舞台。しかしベルばらは、「オスカルが貴族を捨て、民衆とともに革命を成功に導いた。」という、民衆の側にたった物語であるのに対して、紅はこべでは、「民衆は、罪もない貴族がギロチンにかかるのを見て楽しんでいる者」という位置づけとなり、雰囲気が全く違います。

 私がこの舞台の冒頭、一番最初に思ったのが、キラキラお目々ぱっちりのベルばらとは一線を画した、現実の悲惨さ、革命の裏の面をきちんと描いているミュージカルだな、ということでした。このベルばらとは、ルイ16世とマリー・アントワネットの遺児、ルイ・シャルルを助け出すシーンで、物語のつながりを感じますが、この場面を取り入れたのは小池先生の発想だったんですね。さすがです。

 そのような、黒い部分を含んだ舞台を、歌唱力と演技力共に充実期を迎えた星組トップコンビ(安蘭・遠野)と、妖しい狂気と色気を出せる柚木さんという、最強メンバーが演じている。軽薄な貴族という仮面の下に、鮮やかな手腕で救出劇を展開する”スカーレット・ピンパーネル”としての顔を隠しているパーシー(安蘭)。もとは革命の同志で恋人だった、マルグリット(遠野)とショーヴラン(柚木)。物語はコメディフランセーズの大女優となったものの、ショーヴランに脅迫を受けているマルグリットと、ピンパーネルであることを妻に隠しているパーシーが結婚するところから始まりますが、疑惑が重なり、それぞれが様々な秘密を抱えたまま物語が展開していきます。まだ東京公演が始まっていないので、これ以上は伏せておきますが、捉えようによってはいろいろ考えさせられる、奥の深い物語です。

 私個人としては、脚本もさることながら、心に染みる曲とそれを歌い上げる役者さんがいれば、それだけで満足してしまうタイプなので、今回のこの公演は本当に良かった。久しぶりに、いい音楽と歌を聴いたな…と思いました。 初めてエリザベートを観たときの衝撃とか、ファントムの親子の名乗りシーンで号泣したとか、そういった意味での”自分の節目”という公演ではないけれど、これは一般の方に観てもらいたい、役者も脚本もトップレベルの公演ではないか、と思っています。

VISAアドリブ&最後の挨拶

 15時の公演は、VISAの貸切公演でしたので、特別なアドリブも満載でした。プリンス主催の仮面舞踏会へ行くため、そんな喪服みたいな黒服ではなく、自分の服を貸してあげよう、という時。(細かい言葉尻は違うかもしれないので、こんな感じ…というだけね)

 パーシー「あ、VISAカードで買えるよ。どう?」
 ショーヴラン「…結構です。」
 パーシー「買えるよ?」
 ショーヴラン「………結構です!」
 パーシー「ケッコウ、ケッコウ、コケコッコ~!」
 ショーヴラン「君はアイツのどこにほれたのか…?」
 マルグリット「予測できないところよ…」

最後の挨拶

 「本日は、三井住友VISAカード貸し切り公演にご来場頂き、ありがとうございました。星組の安蘭けいです。スカーレットピンパーネル、お楽しみいただけましたでしょうか。皆さんが、どっとウケて下さるので、楽しく公演できました!いつも、お客さまの温かい拍手と笑いに、助けられています。宝塚ではもうあとわずかですが、バージョンアップして東京に乗り込みたいと思っています。今後とも、三井住友VISAカード、そして星組をよろしくお願い致します。本日はありがとうございました!」

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宝塚」カテゴリの記事

コメント

お帰りなさい。お疲れ様でした。
雪穂さんは、お仕事でこういった記事を書かれていらっしゃるのですか? 詳しく、わかり易くて。遠征記事を読ませていただいてたら、ウズウズ・・ウズウズ・・・・これからも楽しみにしています。
ささみのくず仕立て・・・今晩作りました。タレは、香味ゆずにして。とてもさっぱりして美味しくて、主人もペロリと・・・・レシピありがとうございます。
さかのぼって、レシピを見させていただこうと思います。新しいレシピも楽しみにしてますね。

>こもれびさま
いえいえ…。「国語が出来ないから理系へ進んだ」結果、仕事は毎日コンピュータに向かう仕事になっています(笑)10年前までは、数行書くのに30分かかっていたんですよcoldsweats01

今日たまたま、3ヶ月ぶりに「記事一覧」をアップデートしましたので、参考になればと思います。作って下さってありがとうございましたwine

雪穂様  はじめまして。スノーと申します。宝塚及び舞台や音楽を楽しんでいます。
このたびはスカーレット・ピンパネールの様々な皆さんの感想を知りたくて、こちらにお邪魔しました。
雪穂様の記事は客観的に見ておられ、的を得ていらして、楽しく拝読しました。
実は私も、この公演を観てとても感動したのです。
内容もさることながら、音楽が素晴らしく
それをこなす、トウコさん達が凄いですね!
 今後もこちらにお邪魔するかと思います。
どうぞ宜しくお願い致します。

>スノーさま

初めまして!ご訪問ありがとうございますhappy01

そう言っていただけると、書いた甲斐があるな…ってうれしいです。そうですよね…音楽だけが良くても、それを生かせるメンバーがいなければ…なんですよね。今回はとってもぴったりだと思っていますheart

コメントを、本当にどうもありがとうございました!

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