がん病棟のピーターラビット
このうさぎさんは、『がん病棟のピーターラビット』という、中島梓さんのガンとの闘病記に登場する、ピーターラビットで、先日ゆかたライブに行った時に、見せていただいたものです。暗いところで、携帯で撮影したため、うまく撮れなかったのが残念!
『アマゾネスのように』(乳がん時の闘病記)は、先生がちょうど育児とお芝居の真っ最中の頃の闘病記を、かなり時間が経ってから、自分が育児と仕事に追われている頃に出合って読みました。そのため、息子さんへの言葉など、本当に心を打たれるものがありました。
しかし今回は、まさに「今日が手術日」と知りつつ、遠くから心配していた話。それも、現在進行形のお話。半年後に書かれたという「あとがき」を読んで、飛行機の中だというのに、涙が出てしまって困りました。その後の話だけでなく、今の状態を自然体で受け入れるところに、感銘を受けたのかもしれません。
そしてまた、今の自分の仕事についても、客観的になれたような気がしています。ここで詳しくは書けないのですが、自分の作っている製品の出す結果が、これほどまでに人の運命を左右するものなのだ、と実感したというか…。限りなく誤診0で、負担のない検査にすることこそ、私の仕事なのだって思いました。
« ラーメン喜びの声 | トップページ | プロの接客 »
「栗本薫・中島梓」カテゴリの記事
- 栗本薫と中島梓:世界最長の物語を書いた人(2019.06.02)
- 中島梓の音世界Ⅳ(2018.06.01)
- 『同窓会公演』に行った訳(2016.12.02)
- 誕生日の夜に~中島梓トリビュートライブ Vol7(2016.02.07)
- 成人式と昔の新年会の関係(2016.01.11)
« ラーメン喜びの声 | トップページ | プロの接客 »
コメント