一年生きてたぞライブ
ちょうど一年前の12月20日は、このブログのサブタイトルにもなっている中島梓さんが、ガンの大手術をなさった日です。5年生存率から考えると、この1年目にライブができるということは、とても大きな意味がありますので、今日は必ず行こう!と思っていました。私の当日のブログも、手術のことが書いてありますね。
本日は、ピアノ中島梓さん、ヴォーカル花木佐千子さん、ベーシスト山下弘治さんの、2部構成でした。このURLにご自身の作曲・演奏の曲がアップされていますが、今日はこの中の数曲を生演奏で聴くことができました。
この中で、上海哀歌を歌っていらっしゃるのが花木さんです。花木さんは中島さん演出の舞台をいくつも主演されていらっしゃいますが、通常の人間ということはただの一度もなく、妖怪だったり座敷童子だったり(笑)。それで今日も、白いノースリーブの洋風ドレスでクリスマスの雰囲気に…というイメージだったはずが、”彼岸のクリスマス”という話が出るくらい、魂が苦渋から離れて飛んでいく歌とか、写真の中のあなたが私を勇気付けるなど、そんな雰囲気の歌がとても多かったと思います。でもご本人は、私の選曲ではない、中島さんの好きな曲を集めたらこういう曲が多くなったのだ、と強調なさっていましたね!これだけだと誤解されそうなのでフォローしておくと、ロングヘアで華奢な、とっても美しい人なんですよ。それなのに、中島さんはなぜか、彼女を見ていると魔性方面で創作意欲がわくのだそうです(笑)
今回の選曲の中で心に残ったもの。ギムレットワルツはちょうど10年前の11月だったそうですが、本の見開きの写真でしか知らなかった栗本先生ご本人に、初めてお会いしたミュージカルでした。NHKの歌のお兄さんだった宮内良さんの歌うギムレットワルツは、本当に衝撃的だったのを覚えています。そして、それに続くモーニングライトは、2000年上演のキャバレーのエンディングで、私が中島作曲&ヴォーカル花木コンビでは、最高の歌なんではないかと思っているものです。どちらも涙が出るほど懐かしかった…。 あ、ROSEもですね。
私の持っているMyHeartというCDの中で春野さんがアヴェマリアを歌っていらっしゃいますが、今日の花木さんより明るい雰囲気かな? 今日は、重厚というか、もっとゆったり宗教的な雰囲気だったと思います。そして、初めて聴いた夏姫レクイエム。これもラストにぴったりの曲で良かった…。
そして最後に。今日はこんなお土産を頂きうれしかったので、記念に貼っておきたいと思います。
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夏姫レクイエム、久し振りに聞きたいけどカセットレコーダーが手元にないなぁ。
買ったマスターテープ(LPで買わなかったのでね)の媒体変換をしようという話題してから早数年の歳月が・・・(^^;
キャンドルいいですねぇ。アニメスタッフブログにも写真がありました。
http://playlog.jp/guinsaga_tv/blog/2008-12-22-1
投稿: 山田◎σ | 2008年12月23日 (火) 00時35分
>山田◎σさま
あら…アニメスタッフの方も来てたんですね!
本の取材の人がいる、とは聞いたけれど。
夏姫レクイエムはご存知なんですね。私、レコードはグインシリーズしか持ってなかったんです。とっても素敵でした!!!(*^^*)
投稿: 雪穂 | 2008年12月24日 (水) 07時04分
アニメのスタッフの方と
共同通信の記者さんが
いらしてましたね(^^)
近いうちに地方紙に
記事が載ると思われます。
投稿: 恵 | 2008年12月24日 (水) 21時24分
>恵さま
あ、、そうそう、共同通信でしたね。どうもありがとう。
投稿: 雪穂 | 2008年12月25日 (木) 12時59分