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2009年3月 4日 (水)

【星】My dear New Orleans

 現在、宝塚大劇場で上演されているこのMy dear New Orleansは、星組トップスターの安蘭けいさん、遠野あすかさんをはじめ、この作品で退団される方がたくさんいらっしゃいます。ショーが 「ア ビヤント(またね)」ということから、作品名が発表された当時から、あ、そういうことか…と皆が納得していた公演でもありました。その公演も、とうとう大劇場の千秋楽が来週に迫ってきましたね…。

 私は当初、大劇場へ遠征するつもりはなかったのですけれど、3月にリフレッシュ休暇が取れそうだということから、子供の春休みと千秋楽前のチケット状況をながめつつ日程を調整してきました。そしてどうにか、3月3日に昼・夜の両公演のチケットを確保することができたのです。遠征当日までなかなか スカイステージを見る余裕はなかったのですが、Now On Stage1時間だけは見てから行きましたので、”(役作りが難しく)舞台に出るまで役になりきれなかった”とか、”退団を意識した台詞や構成に負けないようにしている”、という出演者の言葉を聞いていましたから、あぁ~そういう話なんだ、というイメージだけは持って遠征してきました。

 舞台は”古きよきアメリカ”…と言えば聞こえは良いですが、差別の中で生き抜いてきた黒人と白人の混血(クレオール)の話です。つい先日、子供の授業参観でその話を聞いたばかりで、北部アメリカは混血が進まなかったため、ブラックとの階級差が根強く、南部アメリカは混血が進んだために差別しようがなくなっている、ということでした。(ちびくろサンボのサンボの意味を初めて知りました…。サンボ ムラート メスティーソで検索すれば分かります)オバマ大統領の誕生と、この主題が取り上げられたのは、何かしら関連があるのかもと思いました。

 その主人公は、絶世のクレオール美女ルル、そしてルルを囲う実力者のアンダーソン、そしてルルと相思相愛になるブラックミュージックの先駆者としてのジョイ、という、椿姫そのものの設定になっています。ほんの数年前まで、花組で春野寿美礼さんと恋人役を演じていた遠野さんが、それぞれの椿姫を同時期に演じている…と思うと、何だか感無量でした。

 そんな設定を理解し、物語が進んでいくのですが…。1回目の観劇の時は、前半どうしても物語になじむことができませんでした。筋は理解できるんだけれど、なんだかふ~ん、そう…というくらいで…。でも、後半どんどん引き込まれ、最後は号泣モノでしたね(笑) 何がひっかかっていたんだろう…と思ったのですが、退団公演なのに、あまりルルとジョイの恋のからみがないというか、このまま終わってしまうのか…という、なんともやりきれない気持ちだったように思います。

 でも、最後の最後に、ジョイにルルの気持ちがはっきり伝わる。失恋の経験がジョイの音楽を昇華させ、世界の人を魅了しただけでなく、ルルの本当の心がジョイに伝わった。なんだかそのことに納得したんですね…。そういう目でもう一度観劇したら、前半のどのシーンをとっても、そう行動せざるを得ない、それぞれの立場が伝わってくるように思ったのです。

 「生きてて良かったと、心の底から思える瞬間は?」「それは本気で何かを愛した時。」

 いい言葉ですね。長くなってしまったので、ショーはまた明日。

 

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