ワンダフルタウン
台風の中、観劇してまいりました。風は強かったものの、雨は小雨程度だったので、さほど濡れずに劇場へ到着。
ミュージカルの様子は、この「演劇ライフ」のサイトでご覧ください。ウエストサイドストーリーの、レナード・バーンスタインが作曲したミュージカルで、楽曲がいいこともあって期待していました。
まず始まって思ったのが、オケの音質の良さ…。特に金管がやわらかい音でいいな…と思ったのですが、それは普段歌劇で、「このいい雰囲気の盛り上がりの中で、音をはずすなんて…。」といつも不満に思っているせいかもしれません。それはともかく、音楽が軽快で、ノリのよいメロディーが沢山!一回しか観劇しなくても、今でも口ずさめるほど印象的です。
大和田美帆さん(大和田獏さんと岡江久美子さんの娘)のアイリーンは、”男が一目でとりこになる可愛らしさ”を持った、天然な女の子。これがいいですねぇ。ほんと好演!! ウーマン・イン・ホワイトの時も良かったですが、今回の方が印象的でした。
対して、安蘭けいさんのルースは、不器用でモテない姉を演じています。とうこさんファンには、もどかしい設定かもしれませんが(←よく言うよ、自分がそうなのにね(笑))、 でも、退団後、まだ女優業に移行しきっていない状況では、とても自然な雰囲気で良いのでは、と思いました(笑)。
別所哲也さんは、実はレミゼは観てなくて、風のハルカで真矢みきさんと共演していたときのことを、一番覚えています。ミキさん、何で分かってあげられないの!って、すごく別所さんに肩入れしてたなぁ(笑) 今回ミュージカル俳優としての別所さんを初めて観たけれど、あの包容力のある雰囲気がいいな、と思いました。
脚本としては、もうちょっと、恋に落ちるまでのストーリーがあっても良かったんじゃないかと思ったりしましたが、ダンサーたちの軽快なステップがふんだんに楽しめる、明るいノリノリの舞台でした。
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