着物でおでかけ&追悼ライブ
今日は、中島梓さんの追悼ライブに行ってまいりました。私が着物を着るきっかけとなった方ですから、今日は着物で!と思っていましたが、そこに行く前に旧友とランチをすることになり、どうしようかな…とちょっと迷ったんです。でも、まぁいいか…と思って、着物のまま行ったのがここです。
一緒に行ったのは、タカラヅカを一から教えてくれた元同僚。彼女は、宝塚歴35年の超大先輩なんですが、先日この記事で、ばったり会ったと書いた方です。近況報告やら、最近のヅカ話などをして、2時間があっという間で、美味しく楽しい時間でした。エスプレッソ&アイスクリームのサービスが最高に美味しかった! ホテルのレストランだけれど、やさいメインの、ローストビーフ付き食べ放題ランチで1700円なので、予約しないと入れないことが多いです。
また、普通は紙ナプキンなんですが、私にだけ布のナプキンを追加で手渡してくれました。そのナプキンについていたのが、フォーク型のネクタイピンなんです!たぶん、衿元を汚さないように、ナプキンを着物に留めるためのピンだと理解しましたが、合っていたのかしら…。でも、そのおかげで、着物を気にせず、おしゃべりとお食事を楽しむことができました。
そして、そのあと出かけたのが、こちら。
梓薫会のような大人数ではなく、こじんまりとした空間で、ギターとベースにボーカルという構成でした。耳慣れた曲が大半でしたが、ピアノではなくギターだと、全然雰囲気が違ってびっくり。すごく合うなぁ~と思う曲が、いくつかありました。まりさんの楽しいMCが、曲とのギャップになって、それも場の雰囲気を明るくしていたように思いました。
やっぱりね。歌い手が違っても、作詞と作曲が中島さんのオリジナル曲は、ご存命の頃の思い出が鮮明に蘇るんです。モーニングライトを初めて聞いた時の衝撃…。中島さんやその仲間と一緒に歌った、グインの曲…。黄昏の名探偵の収録を行った時の、緊張感あふれる空間…(物音を一切立てないようにするため、にね)。そして、どの曲を聞いても、中島さんが伴奏してる姿や、その背中が思い出されました。
あと、今回のライブでは、記念品を配っていただけるとのことで、それも楽しみにしていたのですが、私がいただいたのはこちらでした。
◇記念品
大事にします(^^)v
今日の着物は、正月とほとんど同じような配色ですが、バイキングだったので、洗える着物にしました。帯は、だんなのお母さんのもので、羽織は自分の母のもの。そうそう、そうだ。この服装で立川駅でエレベーターに乗ったら、後ろで
「ほら、これが着物よ。きれいねぇ、見たことある?」
という声が…。振り向くと、お母さん…かな…もしかしたら若いおばあちゃんかもしれない人が、3~4歳の男の子に向かって話していました。会釈すると、その方がにっこりと私に言ったのです。
「これ紅型(びんがた)ですね。素敵な羽織ですね。」
私は知らなかったので、びっくりして思わず
「あ、これが紅型なんですか…。母からもらったので、知らなくて…。ありがとうございます!」
と答えていました。これが、試験の時「紅型⇒沖縄」と覚えた実物なんだ…と思いました(笑) そんな、着物三昧の一日でした。
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