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2013年1月28日 (月)

【月】ベルばら:オスカルよもやま話

 今日は、オスカルや、それを演じている龍さん、明日海さんについて、書いてみようと思います。昨日書いた、全体的な初見の感想はこちらです。

【月】ベルサイユのばら:初見の感想

オスカルの演出について

 どこかの記事で、今回のベルばらはテンポが速くて…という感想を読んだように思うのですが、私の印象はどちらかというと逆で、オスカルだけが古典に留まっているように感じました。オスカルの様式美や古風な言い回しはそのままで、周りが現代風に変化しているというか…。これは、役替わりの2公演とも、同じように思ったので、これは演出なんだろうな…と思います。

 プロダクションノートで植田先生が、昔からのファン、原作のファン、最近見始めたファンがいるので、誰をターゲットに描くべきか、その落としどころが難しいと話していますので、その違いなのかな…と思っているんですけどね。

 だからだと思いますが、マンガから抜け出たようなオスカルは、二人とも美しいジェンヌさんということもあって、うわぁ~素敵!とは思うけれど、どこか“作られた“ような印象を受けました。特に一幕…。

 そのためか、明日海さんの場合特に、アンドレの方が生き生きと、舞台上で息づいているように感じてしまいました。それで、アンドレ役の方が好きかな?という、前回記事の感想になったのだと思います。

龍オスカルと明日海オスカル

 まさきさんのオスカルは、宝塚の伝統的な、女性らしいオスカルだな~と思いました。“男役“な部分は感じられず、本当にオスカルとして、凛々しく、可愛らしく、完璧なまでに美しい。本当にぴったりなオスカル役者だなぁ…と感じました。正直なところ、最初に想像したイメージを遥かに超えていました。

 それに対して、りおさんのオスカルは、かなり男性っぽい部分を残しているように思います。でもそれは、私にとっては、より、マンガのイメージに近いようにも思います。私が読んだのは相当昔で、学生の頃だったこともあり、あまりオスカルを女性として見ていなかったからかもしれませんね。宝塚のオスカルを最初に見た時、何か「おんな」だな~と思ったのを思い出しました。

 だから、りおさんのオスカルは新鮮で、学生時代に憧れたオスカルへのイメージを思い出させてくれました。特に、2幕の熱いみりおオスカルは、すごく好き(はーと)。アンドレー!との叫びに心を打たれ、シトワイヤン、行こう~~~!でしびれました(笑) 女性のオスカルも含め、私は、明日海さんの“青年の苦悩“の演技にひかれるのかも…。ロミオなら『僕は怖い』、春の雪の清顕、身分の差に苦しむアンドレ、アンドレを失ったオスカル…とかね…(^^;

インタビューを見て

 そうそう。りおさんはインタビューで、壮さんたちの特別出演の時、(まさきオスカルを取られたような感じがして)ちょっぴり寂しい気分を感じた、と話していましたが、それほどまでに今はアンドレとして生きているんですよね。だから、見ているこちらも、アンドレの心情の方が、より伝わってくるのかもしれません。でも、まさきさんは、そのことに全然気づいてなかったようで(笑) やっぱりオスカルは、アンドレの気持ちを分かってないんだなぁ~と笑ってしまいました。

 東京に来て、明日海さんもオスカルとして生きることに慣れてきた頃、両方のバージョンをもう一度見たいですね。その時に、自分がどう感じるのかなぁ?と楽しみにしています♪ (1か月半後の感想はこちら⇒3/9: 東京公演の感想

 次回は、“みりおファン”目線で書いてみようかな(笑)  (追記⇒ 1/29:ファンモードで♪ )

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