中島梓の音世界II -Old Diary-
今日はこちらの追悼ライブに行ってまいりました。追悼…というよりは、残された音楽を伝えてゆこうという趣旨で、毎年開催されるようになった企画です。公式ホームページは、このチラシをクリックしてね。
出演者は、歌姫の花木さち子さん、フルート&チェロの美女二人、そしてピアノの高島さん。音大出のクラシックがベースの方たちですので、もう聞いていて安心感絶大です。心地よく、その世界にひたってまいりました。
去年自分の書いた日記の中に、この出演者の方がどんな方かは書いてありますので、リンクを張っておきますね。
一周忌の梓薫忌の頃は、もういらっしゃらないのだ…という気持ちになったものですが、今日は着物もピンク色で明るいものでしたし、当時の仲間たちに久しぶりに会って、一緒に音楽を楽しんだ会だったと思います。
大正浪漫、クラシックに作詞したもの、グインサーガに関わる音楽、ミュージカル用に作詞作曲したものなど、テーマごとに選曲されていたのが良かった!そうそう~こんなものも作っていらしたわね~という気持ちで、とても懐かしかったです。もともとが小説家ですから、良く聞くと歌詞が怖かったり、一つの物語として完結している曲も多くて、本当に引き込まれました。
でも、Roseの歌詞は、もう反則!って感じで、皆で涙腺決壊でした…。最後のMorning Light、Dream againは、お約束。日常の中で遠くなっていた、お別れの会での花木さんの歌声や、パティオのオフ会で皆で合唱した時の光景が、一気に目の前によみがえってきました。でも、”もうあの日が来ないのが悲しい”という気持ちよりも、そこで巡りあえたひとたちと、今こうして一年に一回、一緒に懐かしむのが楽しかったかな…と思います。
中島さんからは沢山の影響を受けてきたけれど、「時代」が深く関わっていたのだな…と、最近しみじみ思います。私が子育てしていた頃は、携帯もない時代でしたから、インターネットの「はしり」とも言える”通信”が、唯一開かれた社会でした。そこで、ファンだった栗本薫先生とお話することができ、様々な職業、様々な感性を持つ方と知り合ったことで、成長させてもらったのだな…と思っています。
着物も、とんぼ玉も、料理も、宝塚も、すべてはこのつながりの中から挑戦したもの。今日の音楽は、この自分史につながる思い出を、完璧によみがえらせることのできるメロディーなんです。命日に、こうやって皆と思い出を分かち合えることに感謝。この企画が、末永く続きますように…。
最後に、出演の美女3人。皆さん上手いだけでなく、スタイルも抜群です!(掲載の許可はいただいています(*^^)v)
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素敵なお着物姿の美女にもお会いできて、幸せなひと時でした
投稿: AYA | 2014年5月19日 (月) 00時04分
>AYAさま
ネット上でつながっているとはいえ、お会いしたのは本当に久しぶりでしたね(o^-^o) 遠征お疲れ様でした。
そうそうお着物は、*十年前から…という着慣れている人に加えて、私のように、影響されて着るようになった人もいるから、余計きもの率が高くなるんですよね(*´v゚*)ゞ
投稿: 雪穂 | 2014年5月19日 (月) 07時20分