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2014年5月10日 (土)

レディ・べス

 今日は、帝国劇場へ行ってまいりました。演目はレディ・べス。『エリザベート』を作曲演出した3人が、エリザベス1世の波乱の人生を描いたミュージカルで、世界初演となります。

 私がこれを観に行くきっかけは、花ちゃんのブログを読んだから…。私は、タカラジェンヌOGさんのブログでは、花總まりさん、和音美桜さん、彩乃かなみさん、姿月あさとさんの4人の読者登録をしているのですが、そのうち2人も出演される!それも花ちゃんが帝劇で主役!はまこさんも、涼風さんも、それに育三郎くんも!

 ということで、このキャストで休日は本日しかない、ということで、少し安く売りに出されていた2階席のチケットで観てまいりました。宝塚と比較すると、帝劇や外部の舞台は高いよね…。ネタバレで書きますので、これから観劇される方は、ご注意くださいね。ただ、ロビンは完全に架空の人物ですけれども、ほぼ史実に沿ったものだと思いますので、観客は皆、結論は最初から分かって観ていると思います(笑)

lady_bess.jpg

 全体的な感想は、曲もコーラスも良かったし、斬新でシンプルな演出も、品があって楽しいものだったと思います。 舞台装置も、華美ではないけれどスタイリッシュで美しい。「こんな場面転換もあったのか!」と思うような、新しい演出でしたね。舞台前方は、前の人の頭で見えなかったのですが、舞台自体が高くなっていましたし、奥まで使われていたため、とても視界が開けて見やすかったです。

 レディ・べスは、ロミオとジュリエットのように愛を貫いたのではなく、自分が受けた生の意味を最終的に選択したのですが、この時の花ちゃんは本当に神々しい…。ちょうどNHKの連ドラも、本日の放送は、伯爵令嬢がジュリエットと全く同じ理由で婚約発表をしたところでしたので、何だかいろいろとオーバーラップしました。

 山崎育三郎さんは、舞台を観たことあるはず…と思っていたら、さんまのからくりTVで歌っているところを見ただけでした。今回、彼の歌を生で聴くのも、大きな楽しみの一つでした。こんな風に音楽はすごいんだ、と歌いながら説明する部分で、様々な歌い方を披露しているのですが、おお~!さすが声楽専門家!と思いました。上手いですね。

 上手いと言えば、やはりはまこさんでしょう。気迫ある演技と歌で、メアリーを演じていらっしゃいました。

 そして圧巻は、和音美桜さん。宝塚在団中から、「今日の演目は、彼女の歌を聴きに行くのが一番楽しみ。」と言ってたくらいだったのですが(こちらの記事です)、その頃よりさらにツヤのある、のびやかで透明感のある歌声。すごいわ…。退団後も何度か観たはずですが、ここ数年拝見してなかったので、びっくりでした。

 そして、花總さんはやはり、気品のある女王がぴったりですね。恨み続けた母親が、実は無実の罪であったこと理解し悔いるのですが、その時の歌は感動しました。娘役として寄り添うのではなく、ちょっとはにかみながら真ん中で挨拶しているのが、いくつになっても可愛いかったです♪

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コメント

こんばんは!レディベス観劇されたんですね(≧▽≦)
それにしても配役が自分の中でのベストメンバーじゃないですか!?
実はベス役が自分が観た時は平野綾さんだったので、お花様のベスを是非今後見たいと考えております!
帝劇らしいずっしりとしたこれぞミュージカルって感じでおもしろかったですね♪

ご覧になったのね。
育ちゃんの甘い声、良いでしょ?
駒田さんの弟役を何年か前にされてから、密かに応援してます。

>モグさま

はい、やっぱり、これがベストメンバーですよね
何度も観られないので、「このキャストで」観たかったのです。
次回モーツアルトは、平野さんも観たいと思っています

 
>AYAさま

あら~そうだったのね
モーツアルトは、春野さん・花總さんが出るので行こうと思っていましたが、
この育三郎君の回に行こう!と思いました(^o^)丿

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