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2015年3月28日 (土)

明日海りおさんの花魁姿

 先週の宝塚遠征が終わり、怒涛の着付け月間も終わりに近づいて気が抜けたのか、今日はこんこんと寝続けてしまいました。今になってやっと、頭が動き出したような感じです。遠征の時の観劇記録を、少しずつ書いているのですが、観劇しながら書いたメモが多すぎて(笑)全部書き起こすのは大変で…。それで今日は、1項目だけで長くなりそうだった花魁についてのみ、先に書いておこうと思います。

 明日海さんの花魁姿がショーで披露される…ということは、初日よりも前に歌劇で発表されていたので、前から話題になっていました。BASARAの若衆姿が、もうこの世のものとは思えないほど美しかったものですから、(明日海 BASARA 若衆 画像 と検索すれば、いくつかヒットしますね)、皆の期待度も高かったのだと思いますが、何故か「違和感を感じた」、「着ぶくれしているように見えた」、「裏声にしなくても…」というような感想を聞きました。

 それで、私自身はどう思うのか…と、多少心配しつつ「マイ初日」を迎えたのですが、BASARAほどの衝撃はなかったけれど、とても美しい花魁だと思いました。 新公学年で演じたジャッキーは、「娘役さんより可愛い」と言われたみりおちゃんですが、今では押しも押されもせぬ、男役トップスターさん。男役の化粧のまま女姿になるのですから、多少の違和感があっても、それはしょうがないのでは…と思います。 娘役さんの化粧で、みりおさんの花魁姿を見てみたいな(*^_^*)  (5/16追記: 東京で拝見したら、あでやかで、なまめかしさも加わった、素敵な花魁でした!その進化にビックリしましたo(^^)o。 8/16追記:台湾へ行った友人からの情報で、更に美しくなっていらしたそうです!)

 あと、「花魁」についての間違った認識が、「違和感」のもとになっている場合もあるようです。現に、初日のツイートや観劇レポートを見ていたら、こんな感想が…。

 「身持ちの固い花魁だった。」

 「下にスーツを着ているから、あれでは肌の露出ができない。」

 「胸元が開いているのを期待したのに、全然見えなかった。」

と…。信じられませんでした。昨今の花魁「風」と言われている着付けが、ここまで若い人たちの間違った認識を作り出しているとは…と、本当に言葉が出てこなかった。 ちょうど成人式の着付け師チームの中に、説得を重ねてどうにか”肩を隠す”ことに成功した人がいたり、花魁希望のお嬢さんが遅刻した上、絶対前結び!と主張したのに、出来上がって友達からダサいと言われ、結局やり直しをすることになって、その後の全員の着付けが遅れたり…と、花魁風着付けには、普段からいろいろ振り回されているので、その影響がこんなところにまで…と思ってしまったのです。

 そんな事情があって、海外出張の移動中、機内ライブラリに入っていたNHKの『歴史ヒストリア』の花魁特集を3回も再生して覚えたり、本当の花魁とはどういったものなのだろう…と、いろいろ調べたことがあります。

 はっきり言います。江戸の花魁は、胸元が見えるほど肩を出すような着付けはしません。ファッションリーダーとしての地位を確立していた花魁は、格調高く見せるために、胸元を見せない着付けをしていました。昨今の、露出度の高い肩を出すような着方は、『肌を見せなければ客を取れない程度の娼婦です』、と宣伝しているような着方なので、あれでは花魁に失礼じゃないかと思うくらい…。花魁とはどういうものかは、「花魁道中 画像」で検索すると出てきます。合計で20キロくらいある着物と帯を、きっちり前を合わせて着ているのが分かると思います。

 結論。みりおさんの花魁は、胸元がしっかり閉まっていて正解なのです。着ぶくれではなく、花魁の着物はもともと豪華で、帯を前で結ぶために布団を着ているような雰囲気なのです。間違っても、花魁姿に肌を期待しないでくださいね!

 あ…そうだ。その歌劇に、お引きずりの裾をたくしあげ、下にジャージを着ている明日海さんの姿が描かれています。まるで、着物レインコートの下”そのもの”で、笑えますよ!活動的なみりおさんの様子が垣間見えて、楽しい絵になっています♪

 そうそう! 花魁姿を披露した後、舞台後方で早変わりをするのですが、2階席の端から全部見えるのです。もう舞台中央で何が行われているのか全く観ずに、オペラグラスで凝視してしまいました(*^^)v 重いお衣装が、ことのほかお嫌いなみりおさん。花魁の衣装を脱いで本当に嬉しいのか、肩をぽきぽき動かして、髪をなでつけて整え、次への登場準備をしていらっしゃいました。そして、とっても楽しそうな雰囲気を醸し出しつつ、弾けるように次のシーンへ!男役がお好きなんだなぁ~~~と、改めて実感した一瞬でした。

 トップスターさんとして初めてのショー。この花魁の後は、体力の限界まで挑戦するような、エネルギッシュな場面が続きます。宝塚が終わって、東京公演、梅田、台湾…と、この素敵なショーが続きますので、まだまだ観られそうで嬉しいです。私はもう、東京までお預け状態ですが、楽しみに待ちたいと思います!!!

大劇場遠征の感想

東京初日の感想

前方席観劇の感想

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