定年祝い&同窓会
昨日は、私が入社した当時の上司の定年お祝い会でした。
その方は、私が新卒で配属になったグループのリーダーで、その後11年間も直属上司だったのですが、だんながその部署のマネージャーになるということで、私は上司と一緒に別の製品へ異動したんです。そのため、異動後も2年間は直属上司…。
そしてちょうどその時期は、私が育児で大変な時期でもありました。まだコンピュータが普及していない時期でしたから、PCが非力で業務に使えず、大型コンピュータやワークステーションにアクセスするタイプの開発スタイル。インターネットもなくセキュリティも整備されていなかっため、在宅勤務ができる状況ではなく、家⇒息子の保育園⇒娘の保育園⇒会社⇒娘の保育園⇒息子の保育園⇒家を、分単位で往復する毎日でした。
会社としても、育休第一号だった私の扱いは手さぐりで大変だったと思うんです。今でこそ、次々女性社員が育休に入っては帰ってくるので、「あれ…○○さん、いついなくなったの?え~先週話しておけば良かった…。」というくらい、ごく当たり前のことになりましたけれど、私としても、「第一号の私が失敗だと認定されたら、今後、皆が育休を取れなくなる!」と思って、とてもプレッシャーを感じていました。
そんな時代背景の中、日本企業に就職した友人や、社内の他部署の女性と話す機会があると、自分がいかに恵まれた環境にいるかを実感することが多かったんです。ともすれば、育児中は自分の忙しさだけで、大変だ大変だと思ってしまいがちなのですが、子連れのまま働けるのは、チームメンバーの協力と上司の理解があってこそなんだな…と、客観的に感じることが何度もありました。
それで今回、定年と聞いて、やはり自分が幹事しないとなぁ…と思って、手を上げてみたのです。他の送別会などとも調整して、私が入社して7年目くらいのグループメンバーに声をかけたところ、何と出席率90%以上。かなり大人数の飲み会になりました。ちょうど20年くらい前になるのかな。皆さん、同窓会としても楽しんでいただけたようでしたので、良かったです。私も、ちょっとだけ恩返しした気分でした♪
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