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2016年4月10日 (日)

【雪】るろうに剣心

昨日は、雪組公演『るろうに剣心』を観てまいりました。昨年11月の同窓会で、チケットを取ってほしいと言われてから半年…。やっと約束を果たせたかな…と思っています。

チケットを確保する代わりに、その友人から漫画を借り、実写映画の3本立てもテレビで録画して見ましたので、何が原作に沿ったもので、どこが創作なのか、しっかり分かりました。でも、ファンの方ほど熟読していない…という状態。

そのようなわけで、どんな立場からこの感想を書いたら良いのか、自分でも分からず迷ってしまい、昨日はブログをアップできませんでした。雪組メンバーの名前も役柄もほぼわかるけれど、詳しいことはわからない。かといって原作を極めたわけでもないので、その立場からも書けず、中途半端な感じ…と言いましょうか。

普段宝塚を観ている立場からすると、なんてスピーディーな展開と殺陣なのかしら…!と思うのだけれど、でも、半年かけて撮影した映像を加工し、2時間にまとめ上げた映画と違うのは当然のこと。そのあたりが、原作ファンがどう見ているのかしら…と思ったりしました。特に、男性ファンは、アクション部分が気にならないかな…と思ったのです。

そんな風に、宝塚ファンとして観劇している時と、漫画・映画との違いを気にしている自分とが同居しつつ、総じて、「楽しかった!」「よくぞここまで気合の入った演技を、1日に2公演演じているな…さすが雪組ね。」と思いました。細かいことを言えば、「るろうに」の時の剣心の声は、もうちょっと低くてもいいのじゃないか(意識して高くしているのだとは思うけれど)…とか、いろいろ感じるところはあるのですけれどね。蒼紫がジャニーズ風を目指しているのは、ここまで違うと「これもあり」と思うし、美形の彩凪さんがガトリング砲の歌ではじけているのも、悪役をよくここまで『お笑い』にしたなぁ…と思えました。もし、次回観る機会に恵まれるなら、今度は「宝塚版」をヅカファンとして楽しんできたいな…と思いました。(もう生では観られないと思うので、映画館でのライブ中継狙いです。)

以下、少しですがネタバレも含めて書きます。

rurouni-kensin

今回のるろうに剣心の宝塚版を、大まかに説明すると、

「剣心が、自らの過去と戦いつつ、それに打ち勝ち、宿敵を倒しながら神谷薫を救い出し、最後にお互いの思いを確かめ合う。」

という流れを描いています。それだけで表すなら、原作通り。でも、漫画や映画とは、救い出す場所や相手が違います。

1幕は主に、「剣心とは」という部分を、時間軸に沿って描いています。漫画の手法は、まず人が出てきて、後から過去が「少しずつ」判明しいくことが多いですけれど、1幕の中ですっきりとまとめているのはすごいな…と思いました。傷から元妻のエピソードへの流れなど、本当にすんなりと組み込まれていましたし、赤べこや麻薬などのキーになる小道具も、「薫殿の言う甘っちょろい戯れ言の方が好きでござるよ。」「逆刃刀の切れ味はどうだ!」というセリフも、そうそう!これよね、と思うものばかり。

そして第2幕が「宝塚との融合」の対決シーン。泥臭い「男」のアクションではなく、お得意のフランスと、鹿鳴館を彷彿とさせるお屋敷内での対決に持ち込んだことで、観柳や蒼紫、お庭番衆も、それぞれが品のあるキャラに変わっています。それをよしとしない原作ファンには、引っ掛かりの残る対決シーンだったと思いますが、ここまで変更したことで、私は「これは宝塚の剣心なのね」という感想を持ちました。

私が読んだ中で、こちらの劇評が自分の感想に一番ぴったりだったかな…と思ったので、リンクを張っておきます。

宝塚ジャーナル(舞台写真と劇評)

キャラクターの再現率という面では、今回私が一番素晴らしいと思ったのは、弥彦でした。本当に男の子にしか見えない弥彦ですが、新人公演でヒロインなんですね。びっくりです。息子がいる私から見ても作った感じはなく、活発でやんちゃな男の子でした。『イケメン祭り』と言われるくらい、個性豊かな男役を揃えた雪組で、それを押しのける印象を残せるって、すごいですね。

その本公演のヒロイン、咲妃みゆちゃんの声が心配です。歌うことはできるけれど、セリフを言う時の辛そうな感じ…。早く良くなりますように。

大まかな感想としては、このくらいでしょうか。


あと着付け師としては、洋服から着物に戻る時の時間や、皆の袴の着付けに注目していました(^_-)-☆剣心の袴は、着替え易いようになっているな…とか、幕末の志士や薫の袴は正統派で、最近のチャラチャラした卒業式の袴とは違うな…とか(最近の袴のレンタルパンフレットは、足が長く見えるようなファッション性重視の着付け方なので、実際にその通りに着付けて剣術をしたら、脱げると思います(^^;)

あとこれはおまけですが、今日の公演はとても知り合いが多かったんです。自分の連れは、数十年ぶりに観劇する学生時代の同級生2人。そして普段仲良くさせていただいているヅカ仲間が4列目に。あと、同僚で保護者仲間でヅカ仲間の方は、息子さんを連れて、自分の一列前に。そのため、お茶して観劇後の感想を聞いたりして、それも楽しかった!

同級生には、剣心のNow On Stageやルパン3世の録画を送って、事前に見てもらったので、一人は、観劇日になる前に既にだいもんさんファンになっていた模様(^_-)-☆ 当日券が取れないかと、一人で日比谷まで来たようですが、取れずに諦めたのだそうです。稽古場風景が素顔で恰好良さそうなので、是非見たいと言っていましたので、またメディアに焼いて貸してあげようと思います。

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コメント

楽しい1日をありがとうございました。

雪組男役皆さんかっこ良くて、れいこちゃんと大ちゃん好きの私は
4列目という素晴らしいお席なのに2幕では、ガンガンにオペラ使用heart01
だいもんの歌もさらに磨きがかかって圧倒でした。
お席が前方だった為、もう、生徒さん見るのに夢中になって物語を堪能する余裕なく。。
もう1度観劇予定のお席は2階席なので、次回は私も物語を楽しみたいと思います❤️

雪穂様、
観劇後に、お話ししたかったです。(^ ^)
雪組公演、凄いエンターテイメントでしたね。
私は原作も映画もスルーしてしまい、ただのヅカファンで観劇していました。るろけんが、コイケセンセの演出で、きっちり宝塚しているように感じました。
大劇場で観劇済みの次男言わく、原作ファン、映画ファン、ヅカファンのすべてのリクエストを満たそうとして、あんな演出になったのかな、と。
昨年同じ雪組で観劇した、「ルパン三世」小柳センセ演出の時も同じように感じました。
結局、楽しければ何でもアリなのかなぁ、それを許容できる自分を感じました。(^_^;)

おはようございます。
いつから雪組はこんなにチケット難になってしまったのか…
最近本当によい演目が続いているように思います。

2.5次元といわれる、原作のアニメやゲームがある舞台を
観る機会が増えているのですが、
原作を知らないで観たほうが、純粋に楽しめることも
往々にしてあるように思います。

雪るろ剣、全く原作も映画も何も知らないで観ましたが
1本物にありがちな、冗長な感じも全くなく
各キャラクターの個性がいきる舞台になっていましたね。

フィナーレの男役総踊りで観柳様も左之助もキメッキメの男役に戻って
がんがん踊っているのがとても楽しいです。
きっと初見の方には同一人物だとわからないのでは…?(笑)
トークスペシャルに行けることになったので
かっこいい大ちゃんに会えるのが今から楽しみです!

>ゆりりんさま

4列目でオペラ!(笑) また何を見てたの?( ´艸`)プププ
それにしても、大ちゃんれいこちゃんとは、本当にイケメン好きね!
それにしても、前の方だと殺陣が迫力だったでしょうね~。
 
 
>kakoさま

そうね。「きっちり宝塚」で、基本的にはヅカファンに納得してもらえるもの、なんだろうな~と思いました。その上で、「剣心ファン」のリクエストを満たそうと、いろんなものを詰め込んだ、という感じでしょうか。私も、どちらかと言うと「許容」できる人なので、最終的には笑って楽しんでました!

 
>ゆきのさま

そうね、冗長な感じは、なかったですよね。
おっしゃる通り、知らないで観た方が楽しめることもあるのだな…と今回は思いました。逆転裁判の時は再現率高くて、おなじみの曲が流れるとテンションアップしたので、ものによるのかもしれませんね。

そうそう。総踊りの時、その雪初見の方は「見分けつかなかった」と言ってました(笑)お見通しですね(笑)

トークスペシャルなんてすごいわ!楽しんでいらしてね(*゚▽゚)ノ

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