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2016年4月 3日 (日)

【星】こうもり・THE ENTERTAINER!

少し日は経ってしまいましたが、初日開けて間もない星組公演、「こうもり」「THE ENTERTAINER」を観てまいりました。桜の花のみちは1~2分咲き。今週の新人公演に再訪するまで散らないで欲しいな…と思いつつ、良席チケットを持ち、ウキウキと大劇場へ向かいました。

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ガイズの観劇は、ほとんどが2階席だったのですが、今回はチケットサイトで何と2列目が当たったのです。きっと舞い上がって、お芝居がわからなくなることは容易く想像できましたので、できればこのようなお席は、東京の最後あたりで、内容も分かった状態で、隅々まで堪能したかったのですけどね。

そして更に、席に着いてびっくりなことが…。何と大劇場の端の席は、2列目が最前列だったのです!それも、銀橋と舞台がつながる所が目の前でしたので、ジェンヌさんがこちらに向かって歩いてくる!心から楽しみ拍手を送っていると、向こうからも見えるのか、チラリンと笑顔で返してくださるジェンヌさん多数…。お芝居は「役」を演じていらっしゃいますけれど、ショーは皆さま大サービスでした。開演前は、「一列目なら着物着て遠征するんだった…。」とか、頭がぐるぐる状態でしたが、そんなことせずとも、楽しんでいることは伝わるのだなぁ…と思いました。

それでは、あまりネタバレしないように、大まかな感想を書いてゆきたいと思います。

star_komori_2

今回のお芝居はオペレッタ。「オペラ」は全編歌でつづられていますが、「オペレッタ」は古典ミュージカルですので、普段の公演と比較しても、あまり違和感はありませんでした。と言うよりも、歌がクラシックというだけで、オペレッタという感じはしなかったかも。ただ、メリーウィドウよりは、もっとオペレッタの楽曲をしっかり取り入れているので、「クラシック演奏会」の雰囲気を感じる方はいるかもしれませんね。「喜劇」と「音楽」の部分が分かれているので、クラシックになじみのない方は、シャンパンの歌(←YouTubeへのリンク) くらい覚えておくと楽しいかもしれません(^_-)-☆ でも、ヨハンシュトラウスの有名な楽曲は、ヅカファンなら必ず知っている曲なので、安心してくださいね。私はその楽曲を聞いていると、喜劇とは正反対の場面が(私は春野さんや凰稀さんのビジュアルで)目の前にチラチラしてしまって困りました(^^;(笑)

あと今回の公演は、紅さんが大活躍ですね。原作のコウモリでは主演の役ということもあり、紅さん演じるアイゼンシュタインが主軸の物語ですし、「喜劇」の部分は、この紅さんが”してやられる楽しさ”ですので、ウケる話になるかは彼女のお笑いセンスにかかっているのです。その上、音楽部分は北翔・妃海・礼さんに任せて、紅・星条さんはコメディ担当か…と思っていたら、しっかり聴かせる歌になっていて、嬉しいびっくりでした。

ショーは、レビュー伝説のジジの男役版、北翔海莉ここにあり、という感じかしら(笑) 今まで積み上げてきた北翔さんの経験を、存分に発揮し、輝かせているショーです。あと、ショーでは七海さんに目が行くんですよね~。さりげないのに男役感満載で、色気ある立ち姿が美しい。そしてこのショーで、礼さんが3番手として押し出されていました。初日前、稽古場情報がスカイステージで流れた段階で、もしや!と鼓動が跳ね上がるくらいだったのですが、その活躍ぶりを目の前にして本当に嬉しかったです。

そしてこの公演は、初舞台生公演です。大階段で「102」の人文字を作り、必死で頑張って踊っている姿を、最前列で間近に見ていて、自然と、うるっとしてしまいました。一人ひとりの真剣な表情。笑顔にはしているけれど、内心必死なのが分かる眼差し…。全員の跳躍がそろっているから伝わってくる、地鳴りのようなリズム。母気分で見守りつつ、最後の銀橋わたりでは、たくさんの拍手を送らせてもらいました。

では、ここからは、内容もネタバレを気にせずに、感想を書きたいと思います。気になる方は、観劇後にご覧くださいね。

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こうもり …こうもり博士の愉快な復讐劇…

幕開き…。スポットライトから現れたのは何と琴ちゃん。ををを…みっちゃんだと思ったら何と…嬉しいびっくり!と思ったけれど、最後まで観終わって思うのは、確かに琴ちゃんの出番は少ないのです。谷先生からも、途中観客から忘れられないように(最初に印象付けるように)、と言われたくらいのお役なので、初っ端に出番を頂けて良かったね!と思っています。

そして、(小林幸子風な)レインボーの大きな羽を付けた北翔さんの登場!みっさまの浪々としたクラシックの歌でオペレッタの開幕を印象付けています。

そこに、シャンパンを持った紅さんが登場。私がハマった「メイちゃんの執事」に似た”いでたち”なのですが、その時と比較して歌唱力の成長ぶりが光りました。精進されたのね…と思って感動。(その酔っ払いシーン、アドリブ満載なので毎公演楽しみなところですが、ニケの女神として誘う歌を歌っているのは琴ちゃんかしら?)

後から知ったのですが、この酔っ払いたちが出席していたのが、あのエリザベート皇后主催の仮面舞踏会。そして舞台は、温泉地イシュル。つまり、バート(温泉)イシュルなんです!そうだったのか!

そして、アイゼンシュタインが刑務所の入らなくてはならなくなった日は、1874年の大晦日から新年に変わる時のパーティー。だから、この楽曲はニューイヤーコンサートで使われているのですね。そうだったのか!その2(笑)

ファルケがこうもりの恰好で晒し者になった後、物理学研究所のシーンがあります。原作とは違って「物理学者」の設定なので、新たに付け加わったシーンと思いますが、この原作にはない発明が、物語の進行役になり、初見でも無理なく物語に入り込めるようになっています。なるほどなぁ~と感嘆。

そしてここまできてやっと、オペレッタの1幕。アイゼンシュタイン公爵邸になります。そのため、このあたりからクラシック要素が大きくなってきて、それぞれの大曲が聴きどころ。主人公が違うし、アルフレードは奥方の元恋人ではなく執事ですし、歌も意味合いが変わっていたりするのですが、なるほど~と思う展開で話が進みます。

この場面、夢妃杏瑠さんが、元の原作ではヒロイン役。紅(アイゼンシュタイン)さん、夢妃(妻ロザリンデ)さん、七海(弁護士)さんの3人で歌う大曲があるのですが、私の中ではチェックしていなかった3人がクラシックの楽曲をしっかり聴かせてくれて、おお~!すばらしい~と思っていました。まぁ、後ろで踊る、礼さん・真彩さんに目が行ってしまうのはお許しを。最近は、小桜ほのかさんも、よくチェックしています。

次の場面は、オペレッタの2幕であるロシア公爵邸。ここでやっと、星条さんが登場します。ロシア人という外国人感がよく似合いますし、メリーウィドウを彷彿とさせるコミカルなやり取りや、ブ~ンと去っていくところなど、上級生である専科さんがここまでやるのか!という熱演ぶりでした。

このパーティーの中で、フランス人に変装した二人が、「変な」フランス語で掛け合いするシーンがあります。いりすさんが、ジュボ~ン(ズボン)、ハダジュバ~ン(肌襦袢)、アザブジュバーン(麻布十番)…もっと言ってたけれど、思い出せない!

そして最後。刑務所シーンがオペレッタの3幕。復讐というほどの復讐でもなく、琴ちゃんの体育座りが可愛く、和やかに終演。もともとが、たわいもない夫婦のお話ですので、感動があるというわけではありませんが、北翔&妃海の歌を堪能し、気楽に音楽と喜劇を楽しめる、そんなお芝居でした。

最後にもう一つ。このコウモリは、時代背景を調べるといろいろと面白い風刺を含んでいるのだそうです。ファルケ(鷹)はハプスブルク家(鷲(ワシ))を表し、アイゼンシュタイン(鉄の石)はプロイセンの鉄血宰相ビスマルクだと言われています。ドイツに敗戦を喫したオーストリアが、オペレッタの中で復讐しているのですね。エリザベートのミュージカルの中で、ハプスブルク家の衰退が語られていますが、このコウモリはそんな時代に作られたもの。過去のものとなりかけた舞踏会という舞台を使って、妻ロザリンデ(ハンガリー貴婦人)、ロシア皇太子など、キャラクターがそれぞれの国を代表しているとわかれば、世界史を含めて楽しく観られるかもしれません(^_-)。

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(これは殿堂のお写真です。左がガイズの小道具。高野豆腐?と思ったら、目のないサイコロでした(笑))

THE ENTERTAINER

冒頭に書きましたが、北翔海莉さんの魅力を存分に発揮した、とても楽しく素敵なショーでした。もう、だんだん力尽きてきましたので、感じたことを箇条書きで書いていきますね。

  • 北翔さんの登場。またコウモリか?と思ったら、☆型でした(笑) 高所恐怖症とは思えない、堂々とした歌唱。
  • その後、洋物チョンパといった幕開き。素敵♪
  • 白と金のお衣装で、シルクハットにケーン。礼装の燕尾服は、帽子と杖がセットだったのだそうですね。王道な雰囲気でとっても素敵な場面です!
  • 銀橋渡りのあと、琴ちゃんが男役を引き連れて大階段の先頭で降りてくる!もうこのときの歌がカッコいい~~~♪(確か視線を頂けたのが、ここで銀橋に入るときだったような気が…。大所帯のラインダンスのあとだったかな?)
  • 紅さんの歌が終わると、102の人文字。この時の感動は冒頭に書いた通り。
  • その後、冴えないミッチェル(北翔さん)が、レッスンをこなしつつ、エンターテイナーになっていく場面。みっちゃんの視線に力があるなぁ…と思っていました。ここの振付師のかいちゃんがカッコいい!
  • 落ち込むミッチェルを育てようと、イリスとマギーという女神がいざなうのですけれど、ここが見もの。この役名からどうぞ想像なさってみてくださいね(笑)
  • 阪急交通社のツアーから迷い込んできたのか?というアドリブがあったのですが、誰が言ったか覚えていません、、、、。
  • レッスン第一弾が、ダンスの先生の琴ちゃん。前から親心で応援はしていましたが、これは別格で恰好良かったなぁ…最高。北翔さんと二人のダンス&歌には、本当に感動しました。
  • 続いては風ちゃんの歌のレッスン。私が裏打ちで混乱したあの歌(笑)。でも今回は、昔やりこんだゲーム(リズム天国ゴールド)のおかげで、バッチリでしたよ!
  • 次が紅カメレオン。いろいろ変身させるのですが、0歳から100歳まで演じるトップさんって、今までないよね(笑) この日は、シャンパンおごってくれると思ったら、自分で払わされた、年金暮らしで苦しいんだ、払ってくれよ~みたいなアドリブでした(^_-)-☆
  • その後、夏樹さんの歌にのせて、スパニッシュのトップコンビデュエット。力のある歌声が、スパニッシュにぴったりでした。
  • 紅さん+かわいい娘役4人の場面が終わると、圧巻の場面へ。
  • 黒いシルクハット+燕尾(男役)&ダルマ(娘役)で、初舞台生も含めた大所帯で、盆を使ったシーン。北翔さんを中心にしたダンスから、100人以上のラインダンスへ。本当にここは大好きな場面です!
  • この後の弾き語り。だんなが思わずうるっときたと言ってました(^_-)-☆
  • 紅さんから始まる、次のゴスペル風場面も大好きです。北翔さんが書いた詩なのかしら?と思うくらい、心に伝わる歌詞で、素敵な歌です。
  • 次のアイドル場面。STARS11。ここはカッコいい。星組という雰囲気の男役さんたちのダンスです。最後の琴ちゃんが、クルッとターンをしつつ銀橋に入ってくるのですが、この時のキメが最高。
  • 紅&娘役のダンスのあと、TAKE FIVEで男役総踊り。ジュピターでデュエット。そして最後のパレードになります。

最後は疲れてきて、駆け足になってしまいましたが、本当に見どころ聴きどころ満載のショーでした♪ 次は、5月の東京公演ですので、楽しみに待っています!

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コメント

雪穂さん、感想をありがとうございます。
私は、今週末に行って来ます~!
花のみちの桜は、今日の雨で、散ってしまっていると思いますが、大評判の舞台と、桜じゅうたんを、堪能してきます~。

>弥生さま

今週末なんですね!楽しんでいらしてくださいヽ(´▽`)/

私はその頃、東京で「るろうに剣心」の初見です。(この間の日曜日の分は、1枚も取れない…という友人にお譲りしたの。確保できるようなら、千秋楽中継を地元の映画館で観たいなと思っています。)

大劇場では、明日がミーマイの前夜祭だそうですし、目まぐるしくてなかなか追いつけませんわ~(笑)

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