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2016年7月15日 (金)

帝劇:東宝エリザベート 花總&城田

本日は、念願の城田トート&花總エリザベートを観てきました!一年前に、お花様のエリザベートが観たい!と思って、音大キャスト(井上・田代・山崎)で観たのですが、私の周りでは、城田評価が一気に上がり、大絶賛だったんですよね。再演があったら…と思いながらも全くチケット取れず、チケットサイトを見ても、とても購入可能な値段でなく…。

梅田で観劇することも真剣に検討していたところ、貸し切り公演の二階の端っこが売りに出ていて、平日でしたが飛びついてしまいました。最近会社を出るのが21時頃なので、どうかな…と思っていたのですが、タイミングよく会社を出ることができ、ラッキーでした♪

去年の感想はこちら。トートとルキーニが違いますが、総評はあまり変わりませんので、そちらをリンクして、今日は違いを中心に書こうと思います。

帝劇エリザベート2015

配役表はこちら↓

eliza2016

総評

結論から言って、今まで観た中で最高レベルの感動でした!エリザベートは私が宝塚に落ちた演目なので、東宝版も、毎回一度は観ているのですが、でも何度観ても、役替わりを見ても、何か乗り切れない感じがあってね…。それでこの値段は高過ぎ…と観劇後に、後悔することが多かったんです。

それが去年、花總・井上・山崎・田代を観て、これは!と思ったんです。このエリザベートなら何度でも観たいし、宝塚より高い値段も納得。そしてやっと本日、花總&城田版を観ることができました。全体的なテンポも良くて、無駄と思える時間(例えば、エリザベートがナイフで自殺するのを辞めるところとか)がなく、アンサンブルのレベルも高く、主演2人の美しさは他に追随を許さないレベル。そしてその周りのキャスト陣は実力派ばかりで、本当に見ごたえのあるエリザベートでした♪ まぁ少しだけ、私の好みは望海ルキーニ&北翔フランツだったかな…とは思いましが、万里生くんも、成河さんも良かったです。

花總エリザベート

お花様は、最初のシーンが15歳にしか見えない!もうこれは、感嘆しかないですね。おそらく、男役出身でエリザベートを演じた方たちには、絶対敵わないのではないかと思わせる、彼女しかできないお芝居だと思いました。還暦の先生が日本舞踊で童女を舞うのと同じような感覚?エリザベートは16で結婚したので、なるほどな役作り。

一般的に言って、歌やダンスそれぞれに秀でた方はいると思うのですが、お花様はあの美貌と気品と芝居力があって、その上歌唱とダンスが及第点レベル。本当に貴重な存在なんだなぁ…と思います。歳を重ねたからこその、晩年の演技の迫力も、本当に素晴らしかったです。

京本ルドルフ

闇が広がる最高~、ルドルフとトートが踊っている~、野獣に魅入られた子羊みたい~、なんて思いながら、観てました(笑) そうしたら、「自ら死を選ぶこと」、イコール、「トートに死の接吻を求める」、という演出なんですね!その上ね。ルドルフ自殺後に、トートが口元にゆっくり手を持っていくのですが、そこがなんともエロチック。絵になる2人だし、”いいもの見せていただきましたーーーー”という、感想でした(笑)

城田トート

城田さんは、ロミオの頃は、カッコいいけれど歌が…という話を聞いていました。それで去年は井上版を観たのですけれど、友人たちの大絶賛な感想を聞いて、一度は観てみたい!と思っていました。

友人たちからも、ネットでも、城田トートは人外、と評する声が多いんですよね。でも私には、たくましさと妖しさとセクシーさを兼ね備えた、男の中の男、に思えました。あえて言うなら、氷の美貌を持った色気のある野獣。そういった意味では人外か(笑) そのような、今までのトート像を覆すインパクトを感じたな…。

宝塚以外で、こんな「カッコいい」というか、見惚れるトートは初めてだったし、マントさばきも素晴らしく、心配した歌も、低音ボイスにしびれました。

まとめ

リーヴァイさんのお宅(ウィーンのシェーンブルン宮殿内)に、宙組生がうかがう番組があったのですが、その時にリーヴァイさんが、「このミュージカルは、エリザベートを皇后ではなく、一人の女性として描いたことで、観客が自分を重ね合わすことができる。ミュージカルを観終わった時に、何か感じて普段に生かしてほしい。」という趣旨のことをおっしゃっていたんですよね。

確かに、嫁姑の確執、恋と結婚の違い、夫婦のすれ違い、親子の争い、息子と母の関係(マザコンからの脱出)など、どれをとっても、何か感じるところがある題材。女性側(エリザベート)からは、「何でわかってくれないの!?」ということばかりアピールしているけれど、ミュージカルとして客観的に見れば、夫フランツの想いも、姑ゾフィーの立場も、きちんと伝わってくる。

そんな面も、日本に受け入れられ、ここまで長く愛される演目になった理由かな…と思いながら、観劇していました。

そして最後。エリザベートが死の接吻を求めた後の、トートの目が忘れられなかった。宝塚版の、勝ち誇った歓喜の昇天と違い、とうとう命を奪ってしまった…という、複雑な表情。その演技に、一番感嘆したかもしれません。観終わった時に、本当に充実感のある公演でした♪

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コメント

名作のエリザベートも演じ手によってかなり感動も変わってきますね!
そして、城田くんを野獣と表現しましたか(笑)
自分もロミオ役はあんまり合わないというか惹かなかったのですが、トート閣下はほんと彼のはまり役だと思います。もうあの長身でマントとかもよくお似合いでまさしく黄泉の帝王って感じですね!

そして、花總さんもほんと演技がお上手で少女から大人の女性まで一貫してこなせるというのがすごいですね。あと、過去のシシィの写真をみたら逆に若返ってないかと?花總さんは実は魔女なんじゃないかと思ってしまいます。美魔女なんて言葉もありますしね(笑)

エリザでの役替わりでこのパターンが大好きで東京はとてもじゃないですがチケットが取れなかったので、こちらは今年は大阪で観劇する予定なので今から楽しみです(≧▽≦)

>モグさま

なぜ野獣と思ったかというと、ディズニーアニメの「美女と野獣」の構図にそっくりだったからなんです。あの体格と上背で、小さいく華奢なシシィに、かがみこむように耳元で囁く甘い誘い…。なんだか、エロティックにも見えましたので、男っぽいという感想になったのかもしれません。宝塚に慣れているからこその、感想だったのかもしれませんね。

モグさまは、これからの観劇なのですね!楽しい観劇となりますように(*^ω^*)ノ彡

いつもお世話になってるところを覗いてきましたが
なかなかにダイレクトな反応が値段に表れている様子…?
まぁまたの機会に…

演出家つながりで。DCを見にいらしていた情報がありますので。
ドンジュアン東宝版でもやりそうな感じかな?どんな印象だったんだろう。
もしやるとして逆に生々しくなりすぎないか…

>徒然なるままにさま

そうなのよね(^^; >値段

DCは、どなたのお話かしら?
ドンジュアン、観て見たかったな、、、、

小池先生がDCの後ろの方でひっそりと観劇されていたという話です。
「ドンジュアン伝説」小池修一郎潤色・演出で東宝帝劇辺りでやりそう…

>徒然なるままにさま

理解できました…察しが悪くてスミマセン(;´▽`A``
本当に、好評ですものね。是非そうしていただきたいscissors

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