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2016年9月13日 (火)

【星】桜華に舞え:大劇場

星組の大劇場公演、桜華に舞えを観に、大劇場まで遠征してきました。

土曜が初見で、夜は関西の友人四人と琴ちゃんのお茶会。日曜は2公演で、昔のネットつながりの方二人と久しぶりに会うことができました。公演も、お茶会も、入り待ちも楽しみましたが、そうやって一緒に話しができる方のいることに感謝した遠征でした(^-^)

時代背景について

私はここ数年、資格を取るために「着物」の歴史を勉強したりはしましたが、日本史に本当に分かりません…。特に江戸から近代にかけての歴史に疎くて、特に維新は全く分からない状態です。薩長ってどこの地域?戊辰戦争って何?会津って幕府側なの?維新の時は一緒に戦ってた西郷さんが、どうして大久保さんと敵対して追われて自決なんてことに?西南戦争って、いったい何なの?

…とまあ、小学生以下のレベルなんです。高校の日本史は、江戸時代が一時間で終わりましたし、近代史は習った記憶も、期末テストで覚えた記憶もない…という状態。こんなことなら、大河ドラマくらい見ておけばよかった…子供たちの中学受験の時に、少し一緒に教科書を読んでおけばよかった…と思いました。

このあたりの、戊辰戦争から西南戦争に至るまでの、薩摩にかかわる歴史を知っていると、本当にすんなりと話に入り込めると思いますので、これから観劇される方は、是非、スカイステージの「プレ・ステージ」というロケ番組を、予習として見ることをお勧めします。これを見ると、自顕(じげん)流や、歴史の流れが短時間でとてもよくわかります。最低限、西南戦争が起こった意味を調べておくだけでも、全然理解度が違ってくると思いますよ(^_-)。

その時間すらない場合は、開演直前の、緞帳が上がった時に見える絵をじっくりとご覧になってください!そこに、最後の場面が凝縮されております。

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そのようなわけで、私の観劇一回目は、薩摩弁を聞き取ることに集中するのと、登場人物がそれぞれ、維新という歴史の中で大きな役割を果たした人たちばかりなので(西郷・大久保・岩倉具視)、話を理解するだけで精いっぱいで、お話はうるうるっとする程度でした。ところが2回目の観劇の時は、一人ひとりのセリフの意味が分かり、後半への伏線がすべて把握できると、もう何をとっても泣けてきてね…。

桐野は洒落者として、最期に戦死した時の軍服から香水の香りがした、という史実があるらしく、その上で、「その香水は最後に敵対した人物である紅さんからの贈りものだった」…というお話に作り上げた斎藤先生は、本当にすごいです…。その香水を風ちゃんが届けて、身内が死んでボケてしまった桐野のお母さんがその香水を嗅いだ時、息子と同じセリフを言うところも、もう涙が…。

「なこよかひっとべ!」

最初わからなかったこのセリフ。泣くくらいなら、勇気をもって飛んでしまえ、という意味なのだそうですね。激動の時代を生き、新しい国家の在り方をそれぞれの信念で貫き、そして散っていった人たち。誰が正解なわけでもなく、それぞれが良い国にしていきたいと願った人たちがいたからこそ、今の戦争のない世があるのだ…と。それを再認識できればいいのかな…と思った観劇でした。

ファンモードな感想

  • 幕開き早々、北翔さんの視線にやられましたー(*^^*)。3回とも後ろの方や2階席なのに、必ず一回は強烈な視線が飛んでくるんですよね。どの席のお客様にも楽しんでもらおう、という心意気が伝わってきます。
  • 会津藩のシーンは、真彩希帆さんがソロで浪々と歌っている!そして何と琴ちゃんが、その素敵な歌声の中で、会津のお姫様である希帆ちゃんをお守りする…という設定で、生き生きと戊辰戦争で戦っている!琴ちゃんの剣を振るう姿が、もう眼福でございます(*^^*) (私が応援している2人が、最後に幕を閉じる瞬間にも寄り添っているお役だったので、それだけで、斎藤先生ありがとございます~という気分でございました(笑) )
  • その会津との闘いの後半、2階から見ていてもわかる、周りとは一段も二段も違う剣さばきで、桐野氏(北翔さん)が切り込んできます!連獅子のようなかつらなので、「獅子みたいね…。あれ…?維新”志士”じゃなかったっけ?」と、ちょっと頭が混乱したりして(笑)
  • 桐野が敵国の娘である風ちゃんをかばうところ。雷が当たったのかしら?と思ったら、砲弾被弾、だったのですね。なるほど。
  • 洋行帰りの川路(七海)と衣波(紅)。外の状況を見てきた二人だからこそ、日本政府の行く末を大局的に見ることができて、政府軍に残ったのかな…と思いました。信念の揺るがない川路は、初代警視総監で、実在の人物なんだそうですね。このお芝居の中で、観客の涙を誘うシーンはほぼ、紅さんのお芝居だったかな。苦しい立場のお役ですが、さすがですね。
  • 琴ちゃんの銀橋の歌。もう狂気を秘めた、哀しく切なく、やり場のない苦しみがほとばしる歌に、もう大感動…♪ 凄みのある眼力が素敵で、次回作のショーヴランが見えた、と思いました。これが前回、「あいらぶゆ、くびったけよ♪」と歌っていたアデレイドと同一人物とは思えません(笑) 幕間のトイレに並んでいたら、後ろから「琴ちゃんから目が離せない!」「わかるー」としゃべっている声が聞こえてきて、ふふふ、そうでしょ、とほくそ笑んでしまいました(^_-)v
  • 迫力と言えば、希帆ちゃんの普段のミニーちっくな表情と違って、凄みのある遊女のセリフにびっくりします。さすが。
  • あと、方言を一番自分のものにしていたのは、あいりちゃんだと思いました。お芝居がとてもよくて、次回トップとして安心してみていられました。
  • そして、今回一番の掘り出し物というか、すばらしいと思ったのが、小桜ほのかちゃんです。がっつりと少年、ですね!!!あんなに洋風美人で、美しいソプラノの娘さんが、こんな生き生きした演技をするなんて!と思いましたよ。学校つながりで今までも見守っていましたが、今後、頑張って欲しい方です。
  • 最後、みっさまや切り殺された人たちが復活して、星組全員が舞台に立って北翔さんを送り出すシーン。素敵な影ソロが流れているのですが、誰だかご存知の方いらっしゃいますか?プログラムを確認したけれど、載ってなくて…。希帆ちゃん or ほのかちゃん or 華鳥さんあたりかしら?と思っているんですけれど…。素晴らしい歌声です♪

お芝居ロマンスの感想はこちら⇒ ロマンス:大劇場

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