アフタヌーンティと花組初日
昨日は、ぴあで当てた花組初日に行ってまいりました。ちょうどその日は会社の夏休みの初日ということもあり、「平日20%引き券」が使える!と、お隣の高級ホテルのアフタヌーンティも堪能。いい夏休み初日となりました。
花組の感想は、もう一回チケットを持っているので、その時に公演評は書きたいと思います。今日は、少しだけ全般的な印象を。
邪馬台国の風
大劇場を見た人は、皆ほぼ同じような感想でした。それは、「ショーはとっても楽しいからね!お楽しみに。」と言うこと。。。。
そんなわけで、全く期待してなかったわたくしなのですが、でもかえってそれが良かったのか、「破綻なく、古き良きタカラヅカなお芝居」と感じました。全般的なテコ入れが入って、相当脚本演出が変わっているので、それが功を奏したのかもしれません。
私が個人的に好ましいと思う演目は、「ロミオとジュリエット」や「エリザベート」など、全般的に素晴らしい楽曲が使われており、ダンスで組全体の勢いを感じられ、感情移入できる脚本が良いと思いますが、その今の流れよりも、ベルばらや新源氏に代表されるような、まったりとした進行と、舞台上にあまり人のいない、セリフ中心のお芝居が好きな方がいるかもしれません。
そんな、今風なミュージカルについていけないわ、という方にとっては、良いお芝居なのではないでしょうか。
Sante!!
何でこんなに既視感が多いのだろう…と思ったショーでした。もちろん今までとは全然違うショーで楽しい場面が一杯だったのですが、もう、そこかしこで感じるのです。それも懐かしくて涙が出そうになるほどに…。
何でだろう…と思ったのですが、観劇後に友人から「Cocktailと同じ燕尾」と聞いて、そうだったのか!と納得!そうか!カクテルか!とね。Cocktailは、私が一番最初にファンになった春野さんが、(代役で)初めて中央に立ったショーで、その後、博多も全国ツアーもあったので、ヅカ初心者の頃に、スカステでよく見ていたものでした。
お酒のグラスを手に持っているのはもちろん、酔っ払いはその後もタカラヅカ舞夢などもあったし、神の姿は、その時のゼウスと全く同じだし、春野さんが女装ドレスで銀橋で歌った歌が使われていたり、上げたらきりがありません。
でも、共通するのが「ひと昔前の花組」。そうか、そうだったのか、花ファンなら楽しめるように、あえて既視感を狙ったんだな…と思いました。それを感じた後、公式HPを見たら、藤井先生が花組の演出をしたショーの一覧が特設ページに出ているのですね。なるほど。。。
初日の今回は、これ何だったっけ?何の場面だったっけ?と思い出すのに必死で、”現在の花組のショー”として楽しめていない気がします。次回、もう一回チケットがあるので、その時には、「今のサンテ」を楽しみたいと思います。
最後のお夕飯は、友人宅で。浴衣の着付けを教えてあげたら、こんな素敵なお夕飯を出してくださいました(^_-)
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