帝劇 ガイズアンドドールズ
今日は、ブロードウェイミュージカル、ガイズ&ドールズを観てまいりました。「退団した明日海さんと望海さんが帝劇で共演」ということで、チケット難になっている公演です。私は今日しか空いている日がなかったので「この日のチケットが取れるのなら行く」というスタンスだったのですが、友人がチケットを手配してくださり鑑賞することが叶いました。ありがたいことです。
主な出演者は以下の通り
- スカイ・マスターソン:井上芳雄
- サラ・ブラウン:明日海りお
- ネイサン・デトロイト:浦井健治
- ミス・アデレイド:望海風斗
基本的な流れは宝塚版と同じなのですが、訳詞が違ったり、歌っている人が違ったり。一番違ったのがナイスリーナイスリーで、座れの舟の歌が圧巻でした。田代さんと竹内さんのデュエットも耳福で印象に残りましたし、アーヴァイド(サラの後見人)がサラに語りかける歌が素晴らしかった。
明日海さんはTVで見た時に歌唱を心配しましたが、望海さんとのデュエットはとても良かったです。まだ女優の音域に慣れてないのかな。帝劇に慣れた井上さんはさすがの貫禄で、初舞台の明日海さんを手玉に取ろうとする役なので、自然な二人の感じが良かったです。 酔っ払いのみりおさん、可愛かった。
望海さんはブロードウェイが望む「年増のアデレイド」を見事に表現していると思いました。男性の中に入ると華奢で可愛いし、笑いもたくさん取って、歌も完璧で。素晴らしいアデレイドだったと思います!
以下は、礼真琴ファンとしての感想・感傷・思い出しのつぶやきです。
今回のガイズ。楽しいには楽しかったのですが、前の人との関係で舞台が完全に見えなかったこと、全体的に音量が小さく聞こえづらかったことと、 そしてコメディ的なセンスの観点から見ても、私個人の満足感としては星組が圧勝だったかな…という印象。
でもこれは、「私がアデレイド役の礼真琴さんのファンだから」ということが大きいと思います。あの可愛くキュートで、完璧な”女声”の歌唱の歌をまた聴きたい!ミニスカで踊る足上げを見たい!紅ネイサンとのラブラブぶりを見たい!と思いつつ帰宅し、星組ガイズを取り出してきて再生しつつ書いています。やっぱり、安心して聴けるっていいなぁ~とあらためて実感。高音の、微妙な音程のコントロールが素晴らしい。
星組の千秋楽の感想はこちら。感想は、書いても書いても書ききれない…という状況でした。
◇星組ガイズ東京千秋楽
これを読んで、星組ガイズの映像が残らないことに絶望しながら千秋楽を観たことを思い出しました。確認したところ、千秋楽から2か月半後に映像化が決まったようです。今、琴アデレイドを鑑賞できて本当に良かった。BD発売に尽力してくださった関係者に感謝!
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