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2022年9月

2022年9月23日 (金)

【星】全国ツアー モンテ・クリスト伯 相模原千秋楽

今、スカイステージの千秋楽映像を見るだけで、胸がいっぱいになっています。

◇ 全ツ モンテクリスト伯・Gran Cantante!! 梅田初日

この幸せに満ちた初日レポートを書いた後、毎日ツイッターのタイムラインにあふれる「ご当地アドリブ」にワクワクしながら北海道と和光に行き…。そして和光の翌日に休演の報を受け取りました。

千秋楽まで10日という時点での休演。正直「昨日の観劇が最後だったのかもしれない…。」と覚悟しました。ただ、9月7日に厚生省のガイドラインが変わって、待機期間が大幅に緩和されたため、わずかな望みは持っていたんですよね…。この数年、厳しい制限のある生活をしているタカラジェンヌさんたちが、やっと楽しく全国を回れるようになった…と思っていた矢先の試練でしたので、何であなたたちばかり苦しい思いをしなければならないのだろう…という気持ちでした。

休演期間中は、全ツのお写真を買いに行ったり、琴さんのCM撮影地に行ったりしながら吉報を待ち、そして遅い夏休みに突入してから、「最後の3日間のみ再開、ただし7人休演」という発表を受け取りました。やった!良かった!という気持ちが一番でしたが、休演者とそのファンの気持ちを想像すると、手放しに喜んではいけないような気にもなり、完全なお祝いモードにはならないまま再開初日を迎え…。

でも幕が開いたら、代役の皆様の頑張りに目を見張り、ショーで各場面カバーし合う姿を見られて、大感動でした。

瀬央「(ゆっくり)皆様~!!」
舞空「(はっきり)お待たせ~!!」
礼「(静まり返ってから)待っててくれて、ありがとう~~!!!」

というアドリブが入った時は、客席からの大拍手がなりやまず 、私を含めて皆号泣モードに突入でした…。

その日の終演後の「複雑な思いは、私達も同じです。」という琴さんの言葉も重かった。主に、休演者のファンに向けた言葉だと思いましたが、千秋楽でも「この状況で幕を上げてもいいのだろうかと思った。でも、一人でも再開を待ち望んでくださるお客様がいるなら、一人でも舞台に立ってやる…と思いました。」とお話されていましたので、葛藤は大きかったのでしょうね…。

「35人全員で作り上げた舞台を一生忘れません。」という言葉は、配信を見ている休演者に向けての言葉だと思いますし、琴さんのご挨拶はいつも、短い中に真の思いを伝えようとしてくれているのを感じます。幕を上げるために、一人一人ができる精一杯のことをやろうと、前向きに努力されてきたのだと。そのことが、ひしひしと伝わってきた千秋楽でした。

Zentsu_2022_sep


それでは、相模原公演について、初日から変わったことや印象に残ったこと、アドリブなどを箇条書きで書いてゆきたいと思います。

*お芝居は、モンテクリスト伯の凄味が、倍増しになったような感じがしました。くそくらえの叫びが真に迫る迫力で、思わず体がビクッと動いてしまったほど。

*お芝居のご当地アドリブ。再開初日は 「崎陽軒の焼売弁当、食べる順番があるって、知っているか?」 でした!客席大ウケ。私は、全ツが帰ってきた…!とウルウル…。

*代役の夕陽ヴィルフォールは、検事総長という意味では若い…という感じはあったのですが、有沙エロイーズさんに振り回されている感があり、歌も迫力があって大健闘だったと思います。

*蒼舞 ルイジ・ヴァンパは、日を追うごとに大進化していましたね。初日は「え~っと~」と詰まるところもあるくらい膨大なセリフ量でしたが、まるでセリフの一部のようにさらっとつなげていて、さすがでした。千秋楽はもう余裕すら見え、蒼舞ヴァンパになっていてすごいなぁ~と感嘆していました。

*本役として戻ってきた有沙エロイーズ。さすがの貫禄で、素晴らしかった。ショーの歌も圧巻。琴さんとのデュエットは、お互いの主張がしっかりかみ合い、心地よいハーモニーになってその響きが会場全体に広がったような…そんな気がしました。

*ショーは春から続いているので、GWと今回と、二度の休演期間に感じたことを思い出してしまって。何を観ても涙…。

*冒頭は美稀さんが一人で、「相模!大野!相模大野!」千秋楽は、「千秋! 楽も! ひとりきり!」

*サンホセは、遥斗さんと蒼舞さん。笑顔で踊っている姿が忘れられない。

*ニンジン娘はBDで観られないので、音を覚えておこうと全神経集中しました。馬役の瀬央さんが美しすぎる。

*礼・暁のデュエットの場面は、鳳真さんと都さんの歌でした。綺城さんの包み込む歌声も素晴らしかったですが、鳳真さんも心を込めて歌っていらっしゃいましたね。踊っているありちゃんが、完全に「女の子」顔で笑っていて、何だか嬉しかったな…。

*瀬央さん。バレンシアとコルドバは連続での歌唱。でも全然歌い方を変えて、しっかり場面をつないでいて、本当に素晴らしかった。

*琴・なこ・瀬央3人のアドリブの締めとして、「愛してるぜ!」の3連発を持ってきたの最高❣ 小さくガッツポーズしてしまいました。

*再開初日に、一番泣いたのはアデランテでした。再開できるか不安な時に、志摩スペイン村の動画を何度も聴いていたので、楽しそうに歌い踊っている姿を観て本当に嬉しかった。

*星組のパッションが熱過ぎて、バイラ(青の衣装の男役総踊り)での全員の掛け声は、スピーカーの音が割れそうになっていました。皆さんの気合いを感じて、泣き笑いでした。

*パレードの最後。両サイドからのミラーボールで会場全体がきらめく中、満席のお客様を前にしてスポットライトの当たった琴さんを見て涙・涙。 千秋楽の開催に尽力された、全ての皆様に感謝!と思いました。


7月に東京公演を無事完走させ、やっと楽しい全国ツアーが始まって、その途中での休止。感染へのプレッシャー、休演の仲間への思い、代役として舞台を最短で復帰させるための努力…。おそらく、ファンの側からは見えない、大きな壁を乗り越えての再開だったのだろうと想像しています。

ただ、全ツだったからカーテンコールがあり、その「今の思い」を短いご挨拶の中で伝えてくださって、それが嬉しかったです…。大劇場の初日には、組子全員が、笑って舞台に立ってくれることを願っています。

2022年9月 3日 (土)

【星】全ツ モンテクリスト伯・Gran Cantante!!

 星組全国ツアー公演、モンテ・クリスト伯/グランカンタンテの梅田公演の初日に行ってまいりました!お芝居は復讐劇ですが、原作から大きく改変されて”ハッピーエンド”となっていますし、グランカンタンテは暁さんが加わったことで、さらにパワーアップしています。完成度の高い、贅沢な演目だな…と思いますので、全国の若い世代や、昔ファンだったけれど遠征できない方にぜひ観ていただきたいな…と思いました。

実は訳あって、先日月曜日に四国へ飛ばなければならず、その時点で初日は観られないことを覚悟しました。でも何と奇跡的に梅田に行くことが叶い、翌日も友人から譲ってもらったぴあのチケットで観劇することができました…。花組も止まっている中、開演できたこと。そして自分もその場に行ける状況になったこと。交通機関も問題なく動いたこと。全ての条件をクリアしないと観劇はできないのだ…と痛感しました。観られて本当に嬉しかった…。

では初日の第一印象から書いていきたいと思います。

Montecristo_umeda

モンテ・クリスト伯

長い原作のあるお話なので、もし宙組公演をご覧になっていないようでしたら、開演前にプログラムのストーリーを読んでおくことをおすすめします。恋敵や、出世を妬む同僚にハメられるのは理解しやすいと思うのですが、なぜ監獄送りへと急展開するのかについては、「手紙が検事自身の立場を危うくするものだから」だと、すぐには理解しにくいかな…と思います。

そのあとは、エドモンがどう脱獄し、復讐を果たすかが原作の見どころなのですが、宝塚版では「復讐では心が救われない」「許すことでしか未来はない」と、テーマが大幅に変更されています。最後の改変も、最初に宙組を観た時はすぐに受け入れられず、「復讐が生きる糧となっていた人が、すぐに改心なんてする?子供…?まぁ宝塚だし、ハッピーエンドもいいのかな…。」という感じでした。

でも今回星組公演を観て、自然に涙が出てきました…。牢獄で司祭に諫められた時は全く受け付けなかったエドモンが、ベルツッチオの説得、エデ姫の訴えで次第に心が軟化していくのが分かり、最後のメルセデスの「今でも愛している」という言葉で心が動いたことが、表情でびしびし伝わってきました…。舞空さんの「母」の強さもとても良かった。

プログラムを読んでなるほど…と思ったのですが、「恨」と「復讐」が基本思想にある国と日本は違う、ということなんですね。この周囲の人の畳みかけるような訴えが、エドモンの心を溶かす。それこそが宝塚版の巌窟王なんだと、やっと理解できました。

そして宙の時と違って、密輸船の船長(天華さん)とのちのダンテスの部下(暁さん)の二人がストーリーを進めます。全ツならではのアドリブもあり、密輸船の乗員たちが楽しいです。装飾品やお鬚が取れたりと、まだまだハプニング満載ですが、礼さんの7変化も見どころですし、これからの進化を楽しみにしたいと思います♪

グランカンタンテ

こちらは前回公演から引き続きなので、本公演と違うところを中心に。

•冒頭、妖精は二條華さん。初っ端からアドリブあるので、聞き逃さないように!(笑)

•天寿さんパートが、ほぼ暁さんを中心とした場面に変わっています。

•美穂圭子さん、音波さんのところは、娘役さんがそれぞれ出番をもらっています。

•一番違うのは、ありちゃんが美女になってデュエットするところかな。まだまだ硬いのが新鮮(笑)

•BDでカットされてしまっていた瀬央馬ニンジンが聴けて、何だか感動しました…。そこに加わった大御所馬(輝咲)さんに、ついつい目が行ってしまう。

•ボニータは、エドモンの可愛らしい前髪が、ここでは最強な髪型になっています♡ もう最高❣ センター後方席だった時は、オペラで観ていると「礼さんの視線は私のもの」感が満載でした。いやいや…今思い出しても悩殺される…と思うくらい、素敵な場面♡

•暁さんの青春を駆ける。これはすごいです。さすがの歌い手(グランカンタンテ)!

•美穂さんの場面。今は代役でりらちゃんが務めています。

•そのあとは、基本的に本公演とほぼ同じですが、中詰めの終わりに、礼さん、舞空さん、瀬央さんが居残る場面があります。ここでご当地アドリブが聞けますので、注目してくださいね。

•108期生の場面は、前半が暁さん中心とした若手男役さんの場面になっています。もともとの志摩スペイン村の曲(このページで聴けます)を歌っているのですが、今私の頭の中は、このアデラ~ンテ、アデラ~ンテ、アデラ~ンテ~~~♪でいっぱい(笑)

•後半のロケットも振りが変わっています。鳳真さんが中心。足が長くて、笑顔が素敵。

•そして最後のパレードは、舞空さんが大羽で、本公演の時に付けていた片羽根は暁さんがつけていらっしゃいました。

語り出したらきりがないので、今日はこのあたりで。この後は、北海道、和光、相模原に行く予定ですが、また思い出したら追記したいと思います♪

休演・再開・千秋楽についてはこちら

◇ モンテクリスト伯 相模原 千秋楽

 

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