2023年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

過去の記事

« 2022年11月 | トップページ | 2023年3月 »

2022年12月

2022年12月13日 (火)

【星組】ジャガービートの楽しみ方

ディミトリの感想に続き、ショーの説明と覚え書きを書いてゆきたいと思います。

E83b44eb5caa45728ca4f954c9f9c4b4

初日の感想

初めて観劇した時の感想は、お芝居が「美しいリラの花が語る異国の歴史」だとすると、ショーは「キラキラな圧で乗り切る、クリスタル色のキラルージュ。齋藤先生のショー!」と思いました。特に中詰めの『マジ、マジ、マジック』は、壮大なスペースオペラという感じで印象に残ります。

プロローグのトゲトゲなお衣装。銀橋での、男役トップのコミカルなお芝居。まさにアイドルな娘トップは、星空イメージの場面では椅子に座っていて…。琴さんの、赤・黒・金の羽根つき豪華衣装は、まさにキラールージュでした。

ただ、プログラムの説明を読んでも記憶の場面とリンクせず、ストーリー仕立ての結末が分からなかったため、上手く感想がまとめられませんでした。

複数回観た感想

ところが、無理にストーリーを理解しようと意識せず、この世界観をありのまま楽しむようにしたら、2回目はやたら楽しくて(笑)

初めて観る方は、以下のポイントだけ抑えていれば楽しめるのではないでしょうか。

① 暁さんに羽を奪われるクリスタ(舞空さん)。その羽を取り返しに行くのがジャガーの礼さん。

② その羽は、最後は花束に姿を変え、クリスタに差し出される。

③ しかしクリスタは撃たれて天国へ…。ジャガーの涙が翼となってジャガーも天国へ行き、デュエットダンスでハッピーエンド。

④ 極美さん以降は、ジャガーづくしの長いフィナーレで、羽は関係ない。

この大筋さえ分かっていたら、後は「星の砂漠を舞台にした、羽をめぐる旅」として楽しめば良いのでは…と思います👍 逆に言えば、数回観てもこれが分からなかった、ということです💦

羽を巡る旅の詳細

ここで、舞台を観ただけでは絶対に分からない各場面の背景を、自分の覚書としてまとめたいと思います。出典は、歌劇・プログラム・Now on Stageです。

◦プロローグ。クリスタルバードは、宇宙を旅する幻の鳥。その羽を侵略者に奪われてしまうが、ほのかちゃん演じるクピドの歌に導かれてクリスタが舞うと、ジャガーが誕生する。

◦プロローグ後半は、「かつて存在した」熱帯のサバンナ。ジャガーの誕生を祝う謝肉祭。

◦ジャガーはクリスタルバードに振られるが、追いかける旅に出る。これだけは分かる笑。

◦ジャングルにあるクラブでは、バファローが翼を手に女を虜に。クリスタはトランプで勝負を挑み、羽を取り返す。だが羽は再び暁マーリンの手に。

◦ある惑星の未来都市で、ジャガーはクラブから出てきたクリスタを発見する。銀橋で、またもやクリスタを見失う。

◦クリスタを探すジャガーは、ロボットサーカスに迷い込む。詩さんは、綱渡りのロボット。心を持ち始めたけど、最後はまた暁マーリンによって、機械に戻される。

◦『鏡に閉じ込められたクリスタルバードを救うために、翼を手にジャガーが鏡の空を駆け巡る』…とプログラムに書いてあるのですが、羽を抱きしめてうずくまっているところかな?

◦瀬央さんのマジマジマジックからが中詰。ここは羽が関わっていない、壮大なレビュー。最後のシーンで居残った綺城さんが、途中で羽を受け取り、白妙さんにつなぐ。

◦ナルキッソスの最後は、アフロディーテが怒って2人を石にする。このシーンの最後に白妙さんが羽を投げ、せり上がってきたジャガーが、羽を花束としてキャッチする。

◦ジャガーは脱走兵。敵国にいるクリスタへ、花束(翼)を届ける。

◦撃たれるクリスタルバード。ジャガーの初めての涙は翼となり、ジャガーも天国のクリスタの元へ。

◦天国で再会したクリスタとジャガーの魂が一つになるのがデュエットダンス。これが羽を巡るお話の結末なのだそうです🥰

フィナーレ

ここからは、星組のショー全開!という感じでワクワクします♡

★極美さん:ジャガー横田さんの愛のジャガー

★瀬央さん:西城秀樹さんのジャガー

★男役総踊りからは、JAGUAR‘13

★舞空さん:Riding High

私はこのフィナーレが大好きです😍特にJAGUAR‘13は、テンションMAXになります💕

明日は千秋楽。大劇場完走をお祝いし、心から楽しみたいと思います!

« 2022年11月 | トップページ | 2023年3月 »