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2024年8月28日 (水)

【星組】記憶にございません・ティアラ アスール 大劇場初日

初日から何度か観劇できましたので、簡単に感想をまとめておきたいと思います。ダメ総理の更生も、W不倫の回収も、総理友人のコメディ感も、どれもとても良かったです!

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記憶にございません

いつもの私は「逆転裁判を見るなら、ゲームをコンプリートしてから…」というタイプなのですが、今回はあえて映画未履修で初日に臨みました。8月から12月までの公演期間、一回くらい「初めての人が見た感想」を体験してみたかったのです。

あらすじは映画と同じなので多少ネタバレしますが、観るときのツボはできるだけ損なわないように感想を書いてみますね。

選挙ポスター

初日開演前。緞帳が上がって「記憶にございません」の文字が映し出された時に、客席から笑いが起きました。それは両脇に選挙ポスターが張り出されたからでした。インパクトあったのはローラさんかな~。どうぞ、各議員(ジェンヌ)さん一人一人が趣向をこらした、キャッチフレーズの数々をお楽しみに♡

開演アナウンス・プロローグ

そして聞こえる議長と総理の声。嫌味な総理の場面は少ないので、低支持率の総理をこのアナウンスで楽しんでいます(笑) そしてプロローグは、銀橋に並んだ皆さんが、あまりに原作に忠実で誰だかわからないほどでした!余興に徹するタカラジェンヌを垣間見るというか、ひろ香さん、輝咲さん、天希さんから目が離せなかった(笑) 今も、献金マンボの曲が、頭から離れないです♪ 

投石後、記憶をなくした総理

記憶をなくした状態で電話に出る場面は、VERDADの出来無杉くんを思い出します。議員さんたちのダンスに半拍遅れで踊る場面は、とても難易度高いと思うのですが、本当に「周りを見ながら踊っているてい」なので、すご~~いと思っています。

総理サポート側の人たち

井坂(暁)さんのクールな役作りがカッコよいです。W不倫の状態で始まりますが、”今の立場を利用する”だけで悪役ではなく、RRRとはまた違った信頼関係が見えて納得でした。聡子さんの番組では、「ありちゃんゆかりの公演」にちなんだ演出があるので、それも上手く入れ込んだなぁと思いました♪

番場(詩)さんはとても大きいお役で、記憶をなくした総理につきっきりでサポートしています。ピンヒールがとてもお似合いで、お芝居うまいですね。ホテルの予定を告げる場面では、毎回笑わせてもらっています。

古賀(蒼舞)さんがSP筆頭にぴったりで、その熱い演技がまた楽しい!

あ、執務室の歴代総理の額は、、星組トップスタースチールだと思います。前の列でも顔は見えませんので衣装で判断するしかないのですが、謎解きもお楽しみに。

どっちつかずの立場のひとたち

古郡(極)さんは、ゲスな感じを原作より抑えていますね。ブン屋は敵視の私ですが、何か納得させられてしまう役作りです。やっぱりイケメンは違う(笑)。

山西(小桜)さん、W不倫相手ではありますが、サポート側にもなるお役。ロングヘアがよく似合いますね!舞台上でのお着替えシーンも、S〇っぽい場面も、ほのかちゃん本人に品があるので、お色気が笑いになっていてさすがでした。総理が迷える姿も可愛くて、いつも笑ってしまいます。

敵対側の議員

鶴丸官房長官(輝月さん)は、一人完全な敵役を担っています。でも映画にはなかった最後が付け加わったことで、それも緩和されたというか、この人の将来もまた変わるのでは…という希望のある終わり方でした。

家族(妻 聡子, 息子 篤彦)

息子君、笑いのタイミングが素晴らしい!レストラン場面は毎回笑います。

聡子さんは美しくて、出てくるたびに「星の娘トップは最高」と思います。そして最後の「舞空瞳の台詞」に泣き笑いでした。とにかくこれに尽きる。もう記憶が走馬灯のようによみがえってきて泣きました。これ以上は書けないので、是非舞台をご覧になってくださいね。

次回は、笑いのツボも含めて報告したいと思います。

ティアラ・アスール

前半は、アルゼンチンを舞台とした熱いカルナバル(祭り)、そして後半1/3は「舞空瞳さよならショー」という構成に感じました。一言で感想を言えば、「この題名は、デュエットダンスのラストシーンを作るためだったのか!何という愛!素敵な構成!」(泣)

初日時点では、前半は楽しく踊っているな~というだけだったのですが、プログラムで歌詞を読んで感動…。舞空さんを送り出すために作られたショーなのだ…と実感すると同時に、そのデュエットの美しいハーモニーが脳裏によみがえってきました。

そして朝4時半、ふたりだけの夜明けのシーンは、礼さん・舞空さん二人だけの世界。青い背景に白いお衣装で、はだしで踊る二人の姿はまさにサヨナラショーですね。きっと後の「こだわりセレクション」などでピックアップされるだろう、名場面です。ロミジュリのデュエットでも高度な技を披露していましたが、今回の場面は、技術に裏打ちされた”しなやかな美しさ”があり、自由で、のびやかで、すべて乗り越えてきたコンビの信頼を感じます。本当に毎回ウルウルです。

その後の男役群舞は、礼さんが先頭の時も、そのあとの暁さんが率いた時も、星組らしくて本当に格好良いです!あぁ、この組を応援していてよかったと思うほど素敵です♡

そして舞空さんが大階段に一人で立つシーンは、白いドレスで、ディズニープリンセス。そして礼さんがせり上がって、デュエットのラストの演出…!もう、この図が見られただけで満足!と思うくらいに素敵です♪

 

今はこのくらいでしょうか。各場面が見分けつくようになったら、また報告したいと思います!

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