礼真琴さんの退団発表
礼真琴さんの退団が発表されましたね。公式はこちらになります。写真は最大の推し活、台湾遠征です。
私が初めて礼真琴さんに魅了されたのは、梅田のロミオとジュリエットの「愛」。タカニュの初日のニュースを見て、この公演はどうしてもこれは観ないといけない!という思いに駆られて、急遽遠征した演目でした。
その後、歌の上手さに圧倒されたのがオーシャンズで、将来この人が中央に立つところを観たいと思ったのがロミオとジュリエットの新人公演。スカステの放送で見て、生で観劇できなかったことを、これほど悔やんだ公演はなかったです。
それ以来、ずっと応援してきた方が卒業する。
退団の時期をファンに分かりやすく示唆し、手順を踏んだ退団発表だったので、心の準備だけでなく、来年のホテルの手配などもかなり前に済ませていました。それなのに、いざとなると数日前から細かい失敗が続き、携帯を落としかけたり、段差に気付かずに脛が流血状態になったり、自分で自覚する以上に上の空だったのだろうな…と思います。
千秋楽の前日のことですが、チケットの取れていない公演の時間帯に、ホテルで静かにREACHの歌詞をかみしめながら聴いていました。ところが、
「君が寂しくないように歌を届けよう」「この世界が終わる前に…今、私のできる全てを…」
という歌詞を聞いたらもう耐えきれず、それ以上聞けなくなり再生を止めてしまいました。BDのインタビューで、「早くこの歌をファンの皆様の耳元に届けたい」とお話していた声が脳裏によみがえり、これが礼さんからのメッセージか…と実感したのです。
それほどまでに動揺していた私でしたが、本日16時の発表を聞いたあとは、新感線の動画配信(退団公演になる予定の演目)を観たり、家事をしたりして、普段を取り戻した気がしています。
何と言うか…。悲しい・寂しいというよりも、トップ在任期間の苦難の道のりを考えたら、本当によくぞここまで踏ん張ってくれた…という気持ちが一番でした。昨日のサヨナラショーで泣きまくった私でしたが、今日は涙も出なかった。それよりも感謝の気持ちでいっぱいで、今まで本当にありがとう、最後までついてきます、という気持ちになったのです。きれいごとのように聞こえますが、数日前と全然違う気持ちとなったことに、我ながら驚きました。
自分の長かった社会人生活も、ほぼ同時に終わりになるはずの来年8月。その先は未定ですが、悔いの残らないよう応援していきたいと思います。
備忘録として、1か月前からの退団フラグをまとめておきます。
8月23日 武道館の発表
「退団直前コンサート」と受け取った。
8月23日 トップ娘役不在を発表
「舞空さん退団後、礼さんの在任期間は長くない」と同義に感じた
9月9日 REACH発売
どの歌も、退団を意識してのファンに向けたメッセージと受け止めた。リーチという音も、「上がる一歩手前」という意味に感じた。
9月17日 次の演目は新感線
礼さんが大好きな劇団とのコラボということで、これが退団公演だと思った。
9月20日 2025カレンダー
琴さん1月。暁さん8月。これで確定。
9月23日 公式に退団発表
9月24日 退団会見
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