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2024年12月 1日 (日)

記憶にございません! 東京千秋楽まで

今日は、星組公演『記憶にございません!』『ティアラ・アスール ディスティーノ』の千秋楽でした。初日の感想をアップして以来、今日までブログを書けなかったのは、やはり途中で礼さんの退団発表があったからだと思います。そこでこの記事では、大劇場公演⇒サヨナラショー⇒東京⇒大千秋楽まで、経過を追って記録しておきたいと思います。

1

大劇場遠征

この公演が始まったのは猛暑と台風の8月。始まった頃の感想はこちらで、初めて観劇される方へのヒントになるような構成にしています。

記憶にございません 初日

この記事をUpした後、新幹線の運休で日本が分断された週に、夏休みを取得して宝塚市に滞在していました。公演じたいはとてもとても楽しく幸せな観劇でしたが、礼さんの退団を示唆する発表が続いていたので、やはりどこか心穏やかではありませんでした。

それだけでなく、宝塚市に滞在するときにお世話になっていた家族経営のホテルの閉館が決まり、その大劇場千秋楽はオーナーのご夫妻との別れの日でもありました。次の遠征が私の最後の大劇場遠征になると確信していたこともあり、かなり感傷的な気持ちになっていましたね…。

写真はカフェめぐりをした時のものです。汐美まほさんとお話する機会もあり、宝塚市を堪能した夏でした♪

2

大劇場サヨナラショー

舞空さんのサヨナラショーは、星組の娘役トップとしての軌跡を綴ったもの。舞空さんのディナーショーのトークで「礼さんとのデュエットは礼さんと歌う」とおっしゃっていたので期待していたのですが、本当にどれも心揺さぶられる内容でした。

でも同時に、リアルタイムに応援してきたからこその辛さも思い出してしまって…。Ray と ロミオとジュリエットは緊急事態宣言で中断。王家に捧ぐ歌(後半のみ)、Gran Cantante!!(全ツ)めぐり会いは再び(GW)、ディミトリ(正月)はどれも突然の休演がありましたので、当時の悔しさ・再開の喜びなどが一気によみがえりました。よくここまで試練を乗り越えて踏ん張ってくれたな…今まで、素敵な公演をありがとう…と思い、涙・涙…でした。

東京公演

そんな不安な気持ちも抱えた大劇場遠征とは一変し、東京は楽しく観劇することができました!東京までの間に気持ちの切り替えが終わり、最後の日に向けて全てが動き出したような感覚です。

途中、現実世界の政治にも動きがあり、景星党があったらいいのに…とか思ったりもしましたが、架空の世界を楽しみ、ショーは益々盛り上がるカルナバルに一緒に参加している気持ちになり、最後はトップコンビのデュエットに神聖な時間を感じて、本当に素敵な観劇をさせていただきました。

ここでは、初日には書けなかったツボや、変化した感想など箇条書きにしておきたいと思います。

記憶にございません!

* プロローグの献金マンボ最高♪ カッコよく真面目な顔して『タコダンス』をしているので、♡の目で見るべきなのか、笑うべきなのか、迷う。

* 現実の衆議院選挙当日、もう行くのめんどくさいな~と怠け心が勝ちそうだったのですが、頭は田原坂の「選挙に行こ~う♪」の歌が流れ、ボニータの「この人だけを落選させたい、って人を選ぶ」という言葉に推され、選挙に行ってまいりました…💦

* 銀橋に登場する聡子の美しいこと…♡ 啓介の「タイプ」という言葉に納得。

* 前半の井坂さん、大劇場より東京の方が、現実に居そうな”嫌な秘書”になりましたね。後半の、変化した総理に付いていこうというところが見えるようになったと思います。井坂さんのクールな眼鏡姿も素敵ですが、殴られたあとの笑顔がまたよいです。

* 何で2.3%の支持率なんだろう…と思っていたのですが、「スーパー銭湯≒数パーセント」に思い当たった時にスッキリしました☺

* 聡子No1の時、カンペに書いてあるアドリブが楽しかった!(あの二人あやしいとか)

* レストラン場面最高!何度見ても笑いました。

* 小野田っち最高!この場面がなかったら、このお芝居の「コメディ」感が半減したと思います。本当にすごかった!

* 聡子の、「~生き埋めにされそうになったことも?!」というシーン。これだけで泣いてしまった…。

Tiara Azul -Destino-

* 洋風チョンパ最高♡ 舞空さんがセンターで引き連れているのも素敵♡

* 初見の方と観劇後にお話ししたのですが、このショーが「祭りの1日」を描いたものだと分かっていなかったようです。かな~り平たく意訳するとこんな感じ。

『カルナバルの朝、イグナシオ(ありちゃん)とルカ(琴さん)がフラれた状態で物語が始まる。水たまりがキッカケで”琴なこ”がカップルになり、洋服を見繕ってカルナバルの本番へ。祭りの後、イグナシオはやけ酒タンゴを踊る。夜明けの”琴なこ素足デュエット”のあと、フィナーレへ。』

* カルナバル本番が最高!客席の手拍子が熱いですね。自分もメロディーを体で感じながら手拍子しているのですが、自分も祭りに参加している気分になります。パンチ、パンチの振りが大好き!星組最高!

* カルナバルが終わって、銀橋で二人で歌うデュエットは素晴らしいハーモニー。歌詞も退団を意識した内容で、毎回かみしめながら聴いていました。

* やけ酒タンゴのシーン、ありちゃんがカッコいいいのはもちろんなのですが、詩さんと水乃さんのキス回に遭遇したときは、おおっ♡となりました♪千秋楽もありましたね!

* 大階段の男役群舞は、エレキギターでテンションMAX!げんこつドンドンで、完全崩壊しています(笑)

* ことなこデュエットは、白い素足の場面も、ディズニープリンセスの場面も、どちらも大感動…。初日の感想で書けなかった「銀橋でティアラをつけるシーン」は「ティアラアスールという題は、この場面を作るためだったのか!」と思いました。どちらのデュエットも多幸感に包まれる名場面です。

東京大千秋楽

そして本日の大千秋楽。すっきりと晴れた初冬の一日となりました。どの場面も、千秋楽アドリブを突っ込んできた星組生、さすがでした!思い出したら後で追記します!

* 聡子No1のカンペ、「聡子さんがファーストレディで良かった」

* 北海道の署長さん、「わしもSPになる!」(意味のみ)

* 南条さん、「切手代も上がって、推しに手紙も書けねぇのに、あんたら、55回の庶民ネタ、送ってくれてありがとうよー」

* 南条さんへ啓介、「萩の月をありったけ渡して!」「あれ意外と賞味期限短いので…」

* 啓介・番場・野々宮:K2プランの話の前、腕を組む

* ルカ(礼)「あなた、芝居もショーも、お金ほしがりすぎ!」(長いレシートの場面)

東京サヨナラショー

”ディミトリのデュエット曲がサヨナラショーに合うだろう”ということは、当時からファンの皆が感じていたこと。是非この曲を入れて欲しいと、願っていました。でも本日、当時からさらに成長した二人のデュエットは「神回」と思えるくらいに素晴らしく、今までの軌跡を感じられる素敵な場面でした。舞空さん、そして退団の皆様、ご卒業、おめでとうございました。

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