【星全ツ】ダンサセレナータ・ティアラアスールⅡ

お芝居の感想というより、礼真琴ファン目線の、琴さんのいない星組を観たという感想です。

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新生星組について

琴さんご卒業後の、「琴さんのいない星組公演」を初めて観ました。

私が初めてジェンヌさんのファンになったのはトップ時代の春野さんなのですが、退団後の喪失感が半端なく、一時期花組から離れた経験がありますそのため今日の観劇が第一関門と思っていた私…。

結果は、大きく心動かされました。代役公演の時の「本当はそこにいるはずなのに」という感情と違いました。

琴さんが全てをやり切ってご卒業されたのを見届け、その魂を引き継いだ方達が作った新しい星組なんですよね。Tiara Azulのプロローグに泣き😭、1年後の改変に笑い😆、体に染み付いた手拍子で熱く盛り上がりました😉

はだしのシーンは改めて「いない」ことを実感して、ちょっとくじけそうになったのですが、琴さんから「月出身だけど、しっかり星組魂を受け継いでくれた二人だから、これからの星組をよろしく」と言われたら、応援するしかないですよね。気持ちを引き締め、見上げてごらん…のデュエットは、心から「お披露目おめでとう」の大きな拍手を送りました👏

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暁さんについて

月組時代のありちゃんについては、今だから言いますがあまり興味を持てないという印象でした。でも、星組に異動してきた初日を観た時に、その印象ががらりと変わりました。”主席入団”してきた人がこんなに緊張しているなんて…と思うほど引きつった笑いで、その真摯に務める姿勢が伝わってきんですよね…。1789代役初日も、緊張でこわばった状態からやりきった姿を観て、頑張っているな…と感心しました。

その後、琴さんと一緒に「男同志の友情」を演じたり、「相手役」としても舞台を成功させ、ことさんがいなくなったらどうしよう…と涙ぐむくらい信頼し合う関係になって。

これは私の想像ですが、柚希さんファンだった暁さんから見たら、星組で柚希さんから直接指導してもらっていた琴さんを羨ましいという気持ちは、やはりどこかあったのでは…と思います。でもそれを乗り越え、琴さんから星組を引き継ぎ、星組で柚希さんのお役を演じられたのね、と思ったんですよね…。

以前のダンサセレナータを知っている生粋の星組ファンから見たら、いろいろ思うところはあるのかもしれない。でも私は、そんな星組に異動してきてからの姿と、そして琴さんから「今後のこの二人の星組をよろしく」と言われたこと。その二つで、純粋にお披露目おめでとう、という気持ちになれたのだと思います。

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ダンサセレナータ

私は、この演目観たことあったかしら…とブログを見返したら、1回観ているようです。ようです…としか言えないくらい、印象が残っていなかったので録画を再生し、新人公演も見返したら、なんと私の見た時代の星組生が”新人公演世代”でビックリしました。この方がこのお役だったのか～！と新鮮な発見が沢山！

そのような状態だったので、完全に暁・詩・瑠風さんの別箱公演として楽しめた感じでした。瑠風さんもしっかり見たのは初めてでしたが、暁さんとのハーモニーも良かったし、お芝居が素晴らしいと思いました。

ティアラアスール

難関はショー。琴さん主演の中でも一番大好きなショーなのに、琴さんのいない状態で私はどう思うんだろうか…と不安も抱えつつ観劇したのですが、「1年後の話」という設定に救われた気がします。1年後なんだから、ことなこいないよね、というか😅

プロローグは自然と涙が出てきて…。懐かしいショーの音楽。琴さんが来ていたお衣装。やっぱりこのショー好きだな…という感慨と、もう琴さんがいないという寂しさと、でもこれからの星組への期待感と、全てが一緒になった涙だったように思います。

周りがあまり手拍子しない一般の方のようで、中詰めで慣れた手拍子をしていたら浮いていた気がしますが(笑)、やっぱり客席降りと手拍子は盛り上がりますね。楽しく観劇できて良かったです。

これからの星組も観に行きたいと思います🥹　天飛さんのブリリアも楽しみにしています♪