礼真琴 コンサート Flare 東京/梅田
礼真琴さんの、宝塚退団後初のコンサートに行ってまいりました。
このコンサート前日は、なぜか緊張していましたが冷静で、どちらかというとあまりハイテンションではなかった私。というのも、礼さんの好みから想像しても、武道館のような宝塚関連のコーナーはなく、きっと今まで聞いたことない歌ばかりだろう…と思っていたからです。J-popに疎い私がついていけるのだろうか…、”女優”&”女声”のポップス系のノリをどう感じるのだろうか…と、そんな不安もありました。
でも全てが杞憂でした。初めての曲でもぐいぐい惹きつける、歌い手としての完成度。素晴らしいプロポーションでスタイリッシュなお衣装を着こなし、金髪ショートも可愛らしくて美しい。そして、ダンサー泣かせのスター!(MCの中でダンサーさんが、「我々はダンスのプロなのに、歌もダンスも何もかもこなさなければならない礼さんの方が、振り覚えが早くて焦った。ほんとダンサー泣かせの人。」と説明されていました。このMCが2回とも面白かった!)
今までも皆の期待を超えてきた礼さんですが、ここに来て宝塚の枠を外れて、また大きく解放された姿を見ることができたように思います。
そうそう。先行画像のお衣装でお肌の露出もあり、それまでノリノリで手拍子していたのにもかかわらず、手拍子が滞りがちになっていたら、その直後のMCで「あなたたち、顔じゃなくてここ(お腹を示す)見てるでしょー!」って本人からツッコミがあって(笑)。そんな素なところは、全然変わってなくて安心しました。撮影では前を閉じていますが、そのお衣装で踊ったらパツン!となったらしく、前開襟で踊っていらっしゃいました。
まだまだ歌の聞き分けができていない状態なので、今日はこのくらいにしてセットリストを書きながら、自分の復習をしたいと思います!
Dec15追記:
梅田での大千秋楽を観て帰ってきました。原曲を復習したので、歌詞が琴さんの言葉として語りかけてくるようで、もうどの曲も大感動…。ファンも慣れてきて、ヒューヒュー!という声も、一緒に踊るところも、手拍子や声出し参加型のコーナーも、回を重ねる毎にどんどん盛り上がっていったと思います。
そして最後の琴さんの言葉がこちら。
「覚悟を決めて、宝塚の曲を入れませんでした。大好きな青春をかけた宝塚だからこそ、そこにすがってはいけないと(ここで言葉に詰まる琴さん…)、覚悟をきめました。」
私も胸が詰まりました。初日前について行けるか…と思っていたことが恥ずかしいと思うほどでした。これほどまでに完成度の高い歌い分け。新しい体の動かし方や筋肉の改造までして臨んだK-popダンス。真摯に挑戦する姿に脱帽でした。
楽しかった!これからも応援していこう…と思えたコンサートでした。
セットリスト (題名にリンク張っています。Dec15 02:40 更新)
1. Flare
- 退団直後の心境を伝えてできた、書下ろしの新曲。
- 今は不安で一杯だけれど、これからの未来は真っ白な地図。解き放ち、未来へ飛び込んでいこう、という歌。
- オレンジ色のスーツ。パンツの前半分がシースルー。
- この後に最初のMC。東京では「ブレスレットライト、見覚えあるでしょ!」。大阪初日は「帰ってきたぜ!大阪~!」。
- 飲み物をストローで飲む時にちゅーちゅー音がマイクにのり、会場でくすくす笑い蔓延。それ以降、時々ちゅーちゅーしていた。
2. ミックスナッツ
- Official髭男dism
- TVアニメ『SPY×FAMILY』オープニング主題歌
- 下手上側で歌う構成だったが、振り付けの段階で礼さんから「上手のお客さんから見にくい」という提案があったそう。途中で上手に移動する。
- ワクワクする歌。いろんな方向を指さして見てくれるので、久しぶりに琴さんの視線が楽しめましたし、「ここに僕が居て あなたが居る」、そんな歌詞が嬉しいファンでした。
- コーラス隊とのハモリが素敵。琴さんも完璧だけれど、完璧な音程と素敵な歌声でバックアップしてくれていました。
3. メフィスト
4. 残響散歌
- Aimer
- TVアニメ「鬼滅の刃」遊郭編オープニングテーマ
- ほんとカッコいい歌で、皆ノリノリで客席も盛り上がりました!完成度が高い!
5. ライラック
- Mrs. GREEN APPLE
- TVアニメ『忘却バッテリー』オープニング・テーマ
- 上着を脱ぎ、オレンジTシャツとパンツの装い。コーラスの方と上手でかけあう場面もあり。
★ダンサー紹介
- 一人ずつ自分の得意なダンスを披露するコーナー
- 琴さんは、その間に白と緑のお衣装へ。
6. ウィッシュ ~この願い~
- 生田絵梨花
- ディズニー映画 ウィッシュ (←公式をリンク)
- 「決まりに従って生きてきた。だけど私たちは自由。心を解き放つの。勇気振り絞って踏み出そう。一人じゃないから…」
- これこそ、琴さんの今の心境なのだろう…と思って涙が出ました。
- ディズニーが背景に見えるほどディズニーっぽい女性シンガーの歌声で、完成度も高く、素晴らしい一曲でした!
7. This is the moment (ジキル&ハイド)
- ミュージカル『ジキル&ハイド』から。歌詞はこちらかな?⇒荻田先生
- 一変して男役の低い声で始まるこの歌。声量たっぷりで、今まで培ってきた男役の本領発揮!と思うほど聞きごたえあり、初日に一番感動した歌でした。
- 「自分を取り戻そう、本当の自分を」「解き放ち、新しく生まれ変わる」…もう、この歌詞を聞いて号泣モードに突入。
- 圧巻の歌声で、終わった後は「ブラボー」の掛け声も入りました。
- ミュージカルエビータ
- EVITAをロンドンで観て、入れた曲だそうです。
- VERDADのウィキッドがホント大好きなのですが、同じような英語での楽しいミュージカルナンバー。
- それだけでなく、さらに磨きがかかっていて高音が圧巻!これを外国プロデューサーが聞いたらオファー殺到するよね!と思いました。
- ミュージカルに慣れている私にとっては、ジキルとこのEVITAが大好きなナンバーでした。
9. 明日への手紙
- 手嶌葵
- 下手で座って、月夜の海をバックに語り掛けるように歌っている歌。
- 「明日を描こうともがきながら…」という歌詞をかみしめつつ、しみじみと琴さんの声に酔った時間でした。
10. Story
- AI
- 「一人じゃないから」「あなたの笑う顔が見たいと思うから」「共に立ち上がればまた動き始める」と静かに語り掛けるように歌う琴さんを見ていたら、涙が止まらなくなった。
- 初めて知った曲だったけれど、今回のセットリストの中で一つ、シングルを出してくれるならこれ!
- 琴さんの声で、この歌詞をずっと聞けたら、生きる希望が出てくる…と思ったほど素晴らしい曲だった。
★バンド紹介
- 録音での紹介。その間に、ポスター画像の黒い衣装にお着換え。
11. APT.
- K-pop 楽曲タイトルは韓国の飲み会で行われる「アパトゥ・ゲーム」の掛け声に由来する。
- 男役らしさの残る女性ダンサーという雰囲気で、カッコかわいい感じがとっても良かった。
12. Whiplash
- aespa(エスパ)韓国の4人組ガールズグループ
- 本家を振り付けした方が、今回のコンサートの全体の振り付けを担当されたとのこと。
- ダンサーな琴さんを堪能できた時間。ダンサーさんたちも全力で作り上げているように感じられて、本当に見応えありました!
★日替わりMC
- 最初は琴さんが息切れしつつMC。照れ隠しのようにズボンあげたり、男役っぽく足広げて水飲んだりしていらっしゃいました(笑)
- その後、アレクさん進行の日替わりメンバートーク。MC上手いですね!
- 稽古場での話、誕生日のサプライズが成功したこと、琴さんがたこ焼き食べる時は”柚子胡椒めんつゆ”なことなど、沢山楽しい話をしてくださいました。
- その間に琴さんは、赤いお衣装にお着替え。髪の毛も、ストレート系のショートに。
13. 人生は夢だらけ
- 椎名林檎
- かんぽ生命「人生は、夢だらけ。」CMソングとして書き下ろされたものをフルサイズ化した1曲
- 原曲に寄せた歌唱だな…と思いました。どの曲もなのですが、原曲をリスペクトしつつも、琴さんの言葉になっているのが流石です。
14. Mela!
- 緑黄色社会
- 席降り。琴さんだけが会場を回ってタッチ。
- 振り付け講座もあり、客席も一緒に踊って楽しかったーーー!
15. 愛をこめて花束を
- Superfly
- これとアイノカタチは、”1人紅白”のフィナーレ。
- 「私は泣くのが得意で、何度も間違った道を選び、正しく戻ってきたの。愛をこめて花束を。笑わないで受け止めて、本当の私を。いつまでもそばにいて。」この歌詞を聞いてたら、涙がぽろぽろ…。
16. アイノカタチ
- MISIA
- GReeeeNのHIDEとのコラボレーション・ソング
- 私が唯一知っていた歌…ファンからのリクエストで入れたとのこと。嬉しかった!ホント最高!!でした。
17. 舞台に立って
- YOASOBI
- これは、歌よりこちらの歌詞を読んで泣けました。きっと琴さんの心境そのものなんだろう…と思って、胸があつくなりました。
円盤は発売されないとのことですが、スカステで放送されることを祈っています!



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