昨日は会社の夏祭りでした。会社の経費削減で6年ほど中断していたのですが、労働組合結成30年の節目行事として、単発的に復活することになったのです。去年、「創業以来の激震」ともいえる施策が行われ、半年ほど”祭り”のような明るい行事とは縁遠い状態だったので、このニュースはかなりビックリしました。
でも、せっかく久しぶりに開催するのなら盛り上げたいな、自分にできるのは、女性陣に浴衣で夏を楽しんでもらうことかな…と思って、多方面に相談し、できることを模索したわけです。
昔、夏祭りが行われていた時は、外部の本業の着付けの先生がボランティアで着付けしてくださっていたのですが、今回は従業員だけで担当するので、「目標は自分で着よう、でも着付けて欲しい方はお着付け致します。」というスタンスで臨むことにしました。この方針を受けて、
* 7月中に、3回着付け講座を開催。
* 8月夏祭り当日は、部屋を「着付け部屋」から「更衣室」に改める。
という、計4回のイベントを主催することになったわけです。どうなるかな…と思いましたが、結果としては、大部屋がいっぱいになるほど混雑して大盛況でした!
着付けのできるスタッフにも恵まれ、このようなイベントを主催し慣れているチームの後援もあり、本当に多方面の協力があったからこそ開催できたイベントでしたが、参加者アンケートの満足度も高く、本当にやりがいのあるイベントになりました。

資料は、3脚を使って自宅で自撮りして作成。私が説明しつつ、スタッフが実演してみせ、その後それぞれ実習、という流れ。

お嬢さんが着なくなった浴衣を、6セットも提供してくださったスタッフがいたので、浴衣を持っていない外国籍の方も多く参加してくださいました。以下、サーベイの結果の抜粋です。喜んでいただけて本当にホッとしました。
* レクチャー+デモンストレーション+実技指導と、3拍子揃っていたのが、傍から見ているだけでも理解ができたし、とても良かった。
* 分かりやすい資料まで用意して頂いて、永久保存したいと思います。
* 着方だけでなく、良い例・良くない例・体型による違いなどより実践的な部分も教えていただけた。
* クローゼットにしまったままだった浴衣を着ることができて、嬉しかったです。
* とても楽しかったです。おかげ様で、着付けへのハードルがちょっと下がりました。

夏祭りは当日は、まずお部屋開放前に司会者お二人の着付け(娘より若いお嬢さん!)。お部屋開放後は、自分でトライする方、最初から「やってやって~」と持ってくる方、途中でヘルプを頼んでそのまま着せてもらってしまう方、浴衣と帯以外全部忘れたという方など、いろいろでしたが(笑)、スタッフの皆さまがてきぱきと動いてくださったので、スムーズに送り出せたかな~と思います。

着付けスタッフも、3回も講座実施すれば、それぞれの得手不得手が見えてくるので、お互い助け合い、補い合いながらできたかな~と思います。後ろ向きのお写真は、背丈と着物の長さが合っていなくて苦戦していたので、私がフォローしたお写真です。おはしょりが多くなってしまう状況だったので、タオルを一つ抜き、おはしょりの厚さで補正してすっきりさせました。
皆さん本当に可愛く素敵に仕上がり、楽し気な様子で出ていく姿に私も元気づけられました。私でも少しはお役に立てたかな…と実感できたイベントだったな…。無事終了して、ホント良かったです。
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