カテゴリー「栗本薫・中島梓」の87件の記事

2010年1月 4日 (月)

再会

azusa_bosyo_cake.jpg 本日は、1年ほど前まではよく会っていた友人たちと、久しぶりに再会した日となりました。日記はお互い読んでいるので、昨日の話の続き、という感じだったんですけれどね。おいしいケーキとコーヒーでお茶をして、とても楽しかった。

 行くまでの道中は、『転移』という本を読んでいたので、本当に胸が苦しくなるくらいだったんですけれど、でも、この半年間行きたかった場所に友人と一緒に行けたことで、一区切りついたような気分になっています。

 このお正月は、夏からの大変だった日々を考えると、本当に夢のような(笑)のんびりとした日でした。そして今日の再会。いい休暇を過ごすことができました。

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2009年12月14日 (月)

がんセンター前

 今日は仕事で、東銀座のビルに1日いました。土日の2日かけて、たまっていた家事を休みなくこなしたこともあって、きっと疲れて眠くなるだろう…という予想から(笑)、京王線の始発駅から乗って、座って新宿に出たんですね。そんなこともあって、着いた駅は大江戸線の築地市場。

 ところが…。着いてから、ビルまでの地図をにらめっこしているうちに、何だか愕然としてきてしまったんです。がんセンター?確か、ガン病棟のピーターラビット(中島梓著)の中で、「築地の場外市場が見下ろせる病棟」と書いてなかったっけ…?

 思い出せば思い出すほど、ここなんだ…という思いでした。早く着いたこともあって、がんセンターの見えるファーストフード店でコーヒーを飲みながら、物思いにふけってしまいました。

 帰って確認したら、2007年の12月下旬に入院だったので、ちょうど2年前なんですね。折りしも、遺著となるグインサーガ最終巻を読み始めたばかりだったので、余計にそう感じたのかもしれません。ゆっくりと大切に読みたいと思います。

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2009年11月21日 (土)

『転移』

 本日、アマゾンからこのような本が届きました。

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 子供の三者面談が入っていたのに、読み始めたら止まらなくなってしまって…。だんなさまの日記を拝見していたので、この本の最後の言葉が何であるのかは知っていましたけれど、でも…(泣)。

 人の最期とはこういうものなのか…と、生々しく、そして重く、感じられる本です。栗本薫さんでもなく、ガン病棟のピーターラビットで垣間見れるような中島梓さんとしての顔でもなく、最後のページではもう普段の日記に近くなっていくのですが、もうろうとして読み返すこともできない状態で書いているのだ、と分かるような記述もあります。それでも、本として世に出せるものを書き続けていらしたのですから…。本当に”書き続けるために生をうけた方”なのでしょうね。

 時間がなかったので、途中は読み飛ばして”最期”のところを先に読んだのですが…言葉にならなかった。忘れかけていた感情が甦ってきて涙が出たけれど、でもそれを受け入れられるだけの時間が経ったのだな、とも思いました。

 そしてその日記の中には、自分もその場にいたライブの話なども出てくるので、あの時はこのような状態だったのか、そんな中での会話だったのか…と、その辛かったであろう体調を想像して、そこまで想像しきれなかった自分が情けないくらいでした。でも、それでもその時に、私の差し上げたとんぼ玉を使ってくださったのを知ることができたので、お近くで見守れたような気もして、うれしかったですね。

 最後の最後まで、このように書き続けてくださって…。ありがとうございました。

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2009年10月11日 (日)

グインが発売されているのに

 グイン・サーガが発売されている…と分かっているのに、本屋に行く気力がおきません。あとがきのないグインを読んでも…と思う気持ちもあるし、その先を知って、続きが気になれば気になるだけ、その続きを読めないことを思い知るだけなんじゃないかと思って…。皆さん、もう読了されたのかな。

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2009年9月 6日 (日)

五十番の肉まん

 先日、高校時代の後輩が「五十番の肉まんを久しぶりに食べた。」と話をしていて、なんだか自分もとても懐かしくなって、今日は本店まで買いに行ってしまいました。今日は赤坂ACTシアターに行ってたので、南北線で飯田橋まで出たのです。普段は、有楽町に行くことはあっても、東京駅で特快に乗れる状況だと、なかなか飯田橋で降りようという気にはならないものですから…。

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 大きいでしょう?(笑)冷凍庫に入れたもののサイズを測ったら、直径10cm以上ありました。ふかしたら、きっともっと大きかったでしょうね!1個食べたらそれだけでご飯が済んでしまうくらいの大きさです。

 それが、どうして栗本薫カテゴリーなのか。

 実は、グインサーガに出てくる名物まんじゅうは、この五十番がモデルなんですよ。それは、王子・王女を狙う敵国の、ある一兵卒の実家で、地域に根ざした小さなお店…。”戦う相手にも帰りを待つ両親がいる”ということなんですが、そのちょっとしたエピソードが、あの長編の中でも際立って有名な話となっているのです。

 子供たちは私のそんな感慨も知らず、3種類の大きな肉まんを切り分けて、少しずつ味見をしました。純正の、肉のみの肉まんより、やっぱり普通のが好きかな。でもキムチまんもおいしかったです。カスタードや胡麻は、これこそ中華まん!って思いました(^^)v

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2009年7月29日 (水)

グイン創作ノート

 グインサーガの100巻までを2冊にまとめた豪華本が届きました。本じたいは、右手負傷中の私は持ち上げられない重さなので、読むための本じゃありませんね。本棚にも入らないし、そのままクローゼット奥にしまうことになると思います。

 でも、その中で特筆すべきは、この『創作ノート』です。アマゾンの説明によると、”栗本薫氏が、グイン・サーガの執筆にあたって、アイデアやストーリー構成を記した、極秘ノートの一部を復刻し、小冊子にまとめました。本邦初公開の貴重品”だそうです。

 私がこの小包が届いて、どうにか開けることができたその時、ぽろっと落ちてきたのがこの冊子でした。思わず表紙を見て、中島さんのサイン入り?なんて思ったくらい、栗本さんご自身の書体でしたね…。そして、人物設定を読んでいると、その最期の設定も書かれているので、あぁ…こんな物語が描かれるはずだったのね…と、ついついそちらの悲しい気持ちに逆戻りしそうにもなります。

 でもね。人物設定や**編というくくりを見ていると、少々変わってきてはいますが、かなりの部分が既に150巻の中に描かれていることが分かるんです。そして、その設定書を見ていれば、「豹頭王の花嫁」(最後の巻のタイトル)が誰であるかは明らか。それが分かっただけでも、何だかホッとしたような気がしました。

 この物語は、豹頭王の花嫁が刊行されていたとしても、さらに後伝、外伝として続いていたはず…。そのような終りのない物語を25年の間、150巻も読むことができたことに感謝した日となりました。

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2009年7月24日 (金)

グインサーガ外伝『前夜』

 昨日、グインサーガアニメのDVD、第一巻が届きました。アニメは自分で録画していたので、おとといまでは、全く買うつもりはなかったのですが…。やはり、グインサーガ本伝の前日のお話が同梱されているとあっては、それも限定生産なら…と思って、4500円出して買うことにしました。

 そして先ほどその外伝を読んだのですが…。買って良かった。何だか涙が止まらなかった。

 パロの聖王家の、幸せなある日の会話が書いてあるだけなのに、どうしてだろうと思うほど悲しかった。この翌日には、モンゴール奇襲によって、両親(王・王妃)とも死に、孤児になってしまうことを知っているから?幸せな、自分のことだけを考えていればいい子供時代の、最後の日だから?翌日からの波乱に富んだ冒険だけでなく、パロが独立を取り戻したあとの、リンダとレムス・ナリスのその後の苦しみを知っているから…?

 でも。それよりも。栗本薫さんの最後の外伝だからなのかもしれない、と思いました。お亡くなりになる、ちょうど2ヶ月前に書かれた物語。体調がどんどん悪くなる中、無理を言って書いていただいた、とアニメのプロデューサーの方が、嗚咽をこらえながらお話されていました。だんなさまの今岡さんも、座っていることがつらくなっていたため、続けて30分書くのが背一杯だったとお話していらっしゃいました。

 その背景もさることながら、この子たちの物語の途中までは知っていても、もうその続きを知ることができない、というそのことが悲しかったんでしょうね…。

 1回目は読み飛ばしてしまったので、大切にもう一度読み直したいと思います。

追記:お別れの会がネット配信されています。期間限定ですので、見たいかたはこちらから。

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2009年7月20日 (月)

栗本薫さんお別れの会

owakare.jpg 今日は、九段会館で開催された、栗本薫さんのお別れの会へ行ってまいりました。訃報を聞いた中央線内で涙したあの日。思いっきり泣くことも叶わず、ブログに想いを綴ることくらいしか出来なかったので、いつかこの会に参列して、その時は…と思ってきました。

 訳あって、どうしても半襟をつけた夏着物でこの会に参列したかったものですから、この一ヶ月、着付け教室で特訓してきたんですね…。そのため今朝は、着物姿を見ていただけると、ちょっとうきうきした気分もあったくらいでした。それに、4年ぶりに会う予定の方も沢山いましたし、声をかけていただいた先生や、初めてお会いする方とご挨拶できると思っていましたから…。

 でも、アニメグインサーガのプロデューサーの言葉で涙腺がゆるんでしまい、その後の嶋津先生の”訃報を聞いた翌日に下りてきた”というメロディーで、もう決壊モードに…。そして、その後の演奏を聞いていて思ったのが、私が先生に出会ったのは、栗本薫氏としての著書だったけれど、私が知っているのは中島梓さんとしての活動だったのだ…ということでした。

 曲を聴くと、瞬時に当時に戻れる。初めてお会いしたミュージカルのこと、ライブでのピアノの前でのご様子など、どれもが思い出につながっていました。でもそれは、著書しか知らない方には、単なる献花のバックミュージックだったのでしょうから、しょうがないことなのかもしれませんが、その間大声で話している人がいたのには、ちょっと閉口…。(故人の思い出話ならと思うのですが…。)

 だから。献花が全員終了し、最後まで聴きたいと思って残っていた人たちで埋められた1階席で、中島さんの最高傑作だと思っていたMorning Lightを聴くことが出来て、本当に本当にうれしかった…。花木さんも、私が今まで聞いたことない!と思うくらいの魂を込めた熱唱だったので、終わった時はスタッフの方たちも加わって、割れんばかりの拍手でした。最後に演奏して欲しいという遺言であったその曲を、その想いを共有できる方たちと聴くことができて、参列できたことに感謝した1日でした。

追記:このお別れの会の模様が、ネット配信されています。(8月3日の朝まで)
http://anime.biglobe.ne.jp/title/index?id=1390#ceremony

後半(献花)

* 1:23:30前後に、ご本人のお声あり
 (自分はその5分後に献花でしたので、廊下で聞き損ねたようです…ここで聞けて良かった。)

* 1:48:30頃からMorning Light
 (栗本薫原作、中島梓脚本のキャバレーの最後の歌。悔いの中で死んでいった人たち全員で、もう一度生れ変りたいと歌う曲。)

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2009年7月10日 (金)

入場券

(Goolge検索でピックアップされたくないので、あえて何の入場券かは書きませんが、この記事に書いた会です。 )

 私は、祭壇に供えるためのメッセージを入れる、という応募方法が分かって即日、想いを込めたお別れの言葉を書いて投函しました。でも、文壇関連の方だけならともかく、長期のテレビ出演、ミュージカルの演出、音楽関連と、多方面に活躍されていた方でしたので、抽選枠は少なく、高倍率になるのだろうと、ほぼ諦めていました。それに、昔お仕事でお付き合いしただけの方と、悲しみの度合いは違うのではないだろうか…とも思ってしまいましたし、自分なりにお別れの言葉としてまとめられたので、もうそれで…と思っていたのです。

 でも。当選葉書が届き始める頃になると、やっぱりどうしても行きたい…という思いが沸いてきて…。そしてそれは、昨日配達されてきました。

 本当にうれしかったと同時に、やっぱり信じられないという思いもありました。結局私はまだ、現実のことと思えないかもしれませんね…。この会に出席して初めて、事実を受け入れられるのかな…と思っています。

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2009年6月19日 (金)

なぜ全部海の日…

 前に、月組エリザベートのチケット難だ、という話を書きましたが、友の会優先公演日に、私も片隅で見ることができると分かって…。やれやれと思っていたら、25年ぶりの同窓会がその日に決まってしまいました。

 演歌歌手になっている友人もいるので、やっぱり25年ぶりの方よね!と思って、結局チケットを売りに出すことにしました。でも、どうしても諦めきれず…。普段の信念を曲げてちょっと高値で売りに出し、数千円は損したけれど、別の日のチケットを手にすることができたのです。

 それで、やれやれ…これで両方出席できると思っていたら。

 今日になって、栗本薫さんのお別れ会まで、全く同じ時間と分かり…。

 何で行きたい3件が全て同じ時間…。

 でも、やっぱり、同窓会はまた企画すればよいことだから…と思って、泣く泣くお断りの連絡をしました。是非是非、お別れの会の抽選に当たって欲しいものです。でも、900人って、かなり難しいよね…。

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