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過去の記事

カテゴリー「演劇」の31件の記事

2017年1月 9日 (月)

エリザベート 20周年ガラコンサート

もう半年くらい前になるでしょうか。このガラコンサートが再演されると聞いて、何が何でも姿月さんの回を取るぞ~!と決心したのは…。お花様は帝劇で観ることが叶ったので、今回は姿月回を目標にしました。

私は、姿月さんの現役時代は知らないヅカファンなのですが、録画を見て、現役時代を知ってたらハマっていただろうな…とずっと思っていました。それが、10周年のガラコンサートを観て”ドはまり”して、2012年のガラコンサートの時には、宙組回の取得のみを目指していました。私は、花組春野トートで、ヅカファンになったというのにね…。

今日は成人式で、疲れ果てているのが予想されていたのですが、この回しか見るつもりがなかったので、取得に全力を尽くして先着でGETしたチケットです。

eriza_garakon_2017_1

プロローグ

音楽が始まっただけで、「これよこれ!!!」という高揚感。20人くらいのカンパニーなのに、この声量とハーモニーは何!?というくらい素晴らしい。

出雲綾:ゾフィー、大峯麻友:マックス

期待を裏切らない歌唱を聞かせてくださいました!

凰稀かなめ:ルドルフ

ルドルフやったっけ?と最初思いましたが(^^;、宙トップの新旧コンビで「闇が広がる」を歌った時は、うぉぉぉ!と思いました(笑) かなめさん、ちょっと女らしさが加わったせいか可愛いルドルフで、ちょっと古川雄大くんを思い出しました。

大鳥れい:エリザベート

花組エリザの放送で、ヅカにハマった私。懐かしいなぁ…と思いながら観ていました。大鳥さんは、歌唱の安定感がさすがです。安心して聴いていました。

樹里咲穂:フランツ

大鳥&樹里コンビが出ると、花組エリザを思い出します。主要な3人が実力者だと、聞きごたえありますね!こんなハモリだったのか、と思うくらいに、正確なハーモニーだなぁ…と思いました。

湖月わたる:ルキーニ

現役時代より、さらに進化しているのではないかしら…。湖月さんが現役の頃はヅカ初心者だったので、はっきり覚えていないのですが。本当にルキーニが板についていますね(^_-)-☆

美穂圭子:マダムヴォルフ

みほさんの出番がないなぁ…と思っていたら、マダムヴォルフ!もう圧巻!最高。

七瀬りりこ:ヴィンディッシュ

上手いと聞いていたけれど、歌を聴いたことがなく、お顔も知らず…。でも、ヴィンディッシュの完璧なお芝居と歌唱を見た時に、この人がりりこさんだろう!と確信したんですよね。歌唱力断トツだったんです。すごいわ。

姿月あさと:トート

初っ端の愛と死の輪舞。「エリ~ザべ~ト、今こそ黄泉の世界へ…♪」と歌い出しただけで、心をわしづかみにされるような色気を感じました。何だか、一人突出しているような芝居心と声量…と思うくらいに、存在感のあるトートですね。

ずんこトートの最後のダンスを聞きたいがために、これだけ真剣にチケット争奪戦に参加するのですから、もちろん分かっていたことではあるのですが、やはり毎回、新鮮な感動があるということは、期待以上のパフォーマンスを見せてくれているということで、本当にすごいことだなぁと思います。

その最後のダンス。割れんばかりの拍手が鳴りやまず、ブラボーの声も入り、相当長い時間、進行が止まりましたw(゚o゚)w


最後に。

「歌手」がエリザベートの歌を歌うだけであれば、他にも素晴らしい方がいるだろうと思います。でも、フルコスチューム版は、ほぼ公演と同じで、一本の演劇を観ているのと変わりません。その上、「男役の色気」というか、宝塚にしか出せない「トキメキ」まで与えてくれるのがすごいなぁ~と思いました。

本当に、いいものを見せてもらいました♪

追記:こちらに、写真入りで紹介されていました。同じような感想で嬉しい♪

『エリザベートTAKARAZUKA20周年スペシャル・ガラ・コンサート』公演評 webronza

2016年12月 2日 (金)

『同窓会公演』に行った訳

demo_crasher2016_1勝手に副題を付けさせていただきましたが、先日私が観に行った演目は、「デモクラッシャー」という題名でした。でも、私にとっては、『中島梓さんが演出していた公演メンバーが集った公演』としか見えなくてね…。没後7年半が経ち、あれだけ影響を受けつつも、最近は既に遠い存在になっていた中島さんですが、このメンバーを見た途端、「何で行かないの~!?」と言われているような気がしてしまって…。公演期間が短いので難しいかな…と理性では思っていたのですが、都合つけて行ってこなくっちゃ!という、何かに突き動かされるような心持ちでした。

でもそれは、出演者の皆さまも同じ気持ちのようで、懐かしい同窓会のようだというコメントが相次いでいます。

葛城七穂さんのツィート(クリックで飛びます)

私にとって今回出演の石原、水木、花木、私、演出の中山は同窓会メンバー。かつての中島梓ミュージカルを観てらした方には是非御覧頂きたい。そんな想いが実はあるのです。』

花木さち子さんも、再開を楽しんでいるとコメントしていらっしゃいましたし、石原慎一さんも、『まるで中島梓が ヤレと言ったかのような座組み』と表現していらっしゃいました。花木さんの音世界プロフィールに、このメンバーが出ている公演名がいろいろ書いてありますが、本当に懐かしい演目ばかりです。この、18年前の中島梓演出・作曲の舞台がなければ、私は『観劇』に一生縁はなかったでしょうし、宝塚も知らずに過ごしたことでしょう。

参考までに、初観劇のことを書いた記事↓

ころころ史:其の2:退団されたジェンヌさんとの出会い

当時の観劇の感想は、まだブログを始める前のことですので、クローズドの掲示板に書いていたのですが、実は私、学生当時は、読書感想文が大嫌いでした。そのため、観劇しても全く感想を言葉にできなかったのですけれど、中島さんと直接お話したい一心で、少しずつでしたが感じたことをアップしていたのです。プロの文学賞受賞作家さんに、文章で感想を伝えるのは並大抵のことではなく、ほんの5行程度書くのに30分以上悩んで書いていましたね。でもその結果、今、このブログを書けるくらいに、「感情を言葉にする」、という訓練はできたのかな…と思います。

natsuki_imo

何でここで芋?だと思いますが(笑) これは友人が育てたお芋です。初日に行く!とつぶやいておいたら、当時お世話になった友人が、終演後にもってきてくれたのです。もう、もっちり感がすごいんです!ぱさぱさ系が苦手な息子が、これは美味しい♪とたくさん食べてくれました。すごいわ~。ありがとうございました。

2016年11月27日 (日)

スカーレットピンパーネル 思い出と東京凱旋

先日、スカーレットピンパーネルの東京凱旋公演に行ってまいりました。これは、1997年にブロードウェイで初演の、あのワイルドホーンさん作曲のミュージカルです。それを、2008年に安蘭さん主演で宝塚で上演。海外ミュージカルとしては、エリザベートに続く人気となるほどの演目になり、6年前に月組、そして来年、星組でお披露目公演として、再演予定となっています。

それを今回、ブロードウェイ版に近い形で、海外の演出家で上演。それも、日本初演の主演だった安蘭さんが、今度はヒロインとして出演される。

今はもう時効と思って書きますが、私が春野寿美礼さんを応援していた当時、それに次いで応援していたのが安蘭さんでした。もともと、CSに入ることにしたのも、安蘭さんのアイーダが良かったからで、CSに入らなければ、春野さんのトートにハマることもなかったと思います。

そのような経緯があり、2番手時代以降ではありますが、お茶会もかかさず行っていましたし、本公演以外の舞台も観劇していました。琴ちゃんが宝塚を目指すきっかけとなった龍星も観ていますし、コパカバーナは梅田まで遠征し、青年館のトップお披露目のヘイズコードは、何と一列目センターブロックでした。春野さんの退団ショックで観劇意欲を失っていた頃に、安蘭さんのエルアルコンをSSで観て、やっぱりタカラヅカっていいなぁ…と観劇を再開した記憶もあります。

そんな私でしたので、星組スカーレットピンパーネルを観た時は、本当に衝撃的でした。その遠征の感想は、こちらです。脚本と楽曲のすばらしさ、そして主演コンビの断トツの歌唱力、そして柚希さんが”やっと”開花したと思ったショーヴラン。どれをとってもハマった演目でした。

【星】スカーレットピンパーネル

月組でスカピンを再演した時は、明日海さんを応援していましたので、2番手役への抜擢は嬉しかったのですけれど、大役にハラハラする親の気分で観劇していましたね…。でも、最後の最後に、やっとアドリブを返せたみりおさんの記録がこちらです。

【月】スカーレットピンーパーネル

そして来年は、やはり抜擢の礼真琴さんが、ショーヴランに挑みます。柚希さんにしても、明日海さんにしても、将来を期待されるジェンヌさんたちの転機となった役。来年のスカピン、本当に楽しみです。

そんな思い出のある演目を、この秋初めてタカラヅカ以外で上演する、それも安蘭さんがヒロインで!と思ったら、絶対観に行きたい…と思ってしまい、忙しい合間をぬって行ってまいりました。


この凱旋公演の感想は、一言で言えば、『楽曲も物語の流れも同じなのに、こんなに違うお話だったのか!』、ということに尽きると思います。逆に言えば、小池先生の手腕に脱帽した、ということでしょうか。このミュージカルを、よくぞ『タカラヅカ版』として、大所帯の宝塚にフィットするように編成しなおし、ヅカファンに受け入れられる流れに変えたなぁ…と感嘆しました。

全体的に、ショーヴランを含めた3人のお芝居で、大人の三角関係が主体のお話なんですよね。ショーヴランがもっとマルグリッドを口説くというか…。そうそう!途中で、アンドレシェニエ、と出てきて、びっくりでした!

この日の配役はこちらです。

suka-pin-2016

役替わりが一人だけで、帝劇のように配役写真を撮れませんでしたので、HPのキャプチャです。平方さんは、レディべスで観たのですが、石丸さん、石井さんは初めてでした。

石丸幹二

NHKの朝の連ドラ(とと姉ちゃん)で、何だかやたら存在感のある、威厳を持った人が出ているなぁ~と思っていたら石丸さんで、その印象もあって、このスカピン観たいな~と思った一因です。

観ての感想は、もう今まで聴いた中で、一番好きな声かも…と思いましたよ!もともとの声質も発声方法も、とっても好み!!ただ、お笑いセンスは、安蘭さんに負けたな、と思いました(笑)。

安蘭けい

歌詞や意味は違う曲になっていたけれど、ひとかけらの勇気を歌った時に、何だか涙腺が緩んでしまって…。彼女の声を聴いて、彼女のために書き下ろされた曲。それをまた歌っている…。何かいいな~と思いました。

石井一孝

ショーヴランの役割が大きいので、すごく目立っていましたね。実力のある方なので、とても安心して観ていられました。さすが!と思うところが多かったです。

--

最後に…。何だか観ていて、フランス革命も、明治維新も、国家の体制を変えようとするときには、いろいろ問題が起きるのだな…と思いました。理想と現実は違うというか、陰謀や駆け引きが横行して、権力争いがおきるというか。授業では歴史として表の面を習うけれど、スカピン(フランス革命)も、桜華に舞え(明治維新)も、ちょっと逆方向からのアプローチで面白いなぁ…と思いました♪

2016年8月24日 (水)

CHICAGO OG バージョン2016

先日、久しぶりに国際フォーラムへ行ってきました。おそらく、2014年12月に行った、CHICAGOのOGバージョン以来だと思われます。

でも、この記録が残っていないのよね…。Googleカレンダーには、友人と14日に行ったと残っているし、観た記憶もあるのですが、とにかく精神的にもつらい年だったうえ、スケジュール的にも、ざっと見返しただけで、これがすべて2014年秋に集中したのか…と思うくらい、ぎっしり詰まっていました。これでは、ブログをすっ飛ばしていてもしょうがないわね(^^;

2014年に観たのは、姿月・水・朝海バージョン、今回は、姿月・和央・大和バージョンでした。月央さんや舞城さん、きらりさんも楽しみにしていたのですが、役替わりなのか、いなかったな…。

chicago2016

当時、CHICAGOが初めてだったので、こういうものなんだ…と、本当にびっくりした記憶があります。題材は宝塚で取り上げるものとは対局にあるものでしたし、大股開きでセクシーなダンスや、殺人をしても、男をいいように使って再起を狙う、新旧の女牢名主たち。これを、清く正しく美しくをモットーにしていた、宝塚OGのみで演じるのですから、相当なチャレンジなんですよね。(1人だけ違いますが、すごい方です。観てない方、お楽しみに。)

一回目は、自分がその世界になじむだけで終わったように思いますが、今回は、おお~やるじゃない!みたいな感想だったかな。

私は2回とも「姿月ビリー」回を選んだのですが、2014年の時は、朝海さんと水さんでした。もう10年以上前になりますが、私が初めて観た雪組は、主演朝海さん、2番手水さんの公演だったので、この組み合わせは、なかなかに感慨深いものがありました。

水さんはカリスマトップさんでしたが、私の印象は、その公演の2番手役だったので、朝海ロキシーに翻弄されるヴェルマが重なって楽しかったのを覚えています。

今回は、やはり姿月ビリー回のチケットを取ったのですが、偶然前回と違う組み合わせとなり、私の初観劇のトップさん(和央)さんと、当時3番手だった大和悠河さんでした。前回の2014年とは逆で、和央さんの下にいた大和さんがロキシー役で、きゃぴきゃぴとヴェルマを翻弄し、最後は仲良くショースター、というのが、何とも微笑ましくてね…。宝塚では考えられない下剋上というか(笑)

実は今回、私の中ではこのキャストはあまり期待していませんでした。いろいろ問題があって女優業から遠ざかっていた和央さんは、大丈夫だろうか…。宝塚ですら歌を懸念されていた大和さんが、ニューヨークで歌うの?とか…。

ところが、和央さんは迫力もある女声の歌を聴かせてくれて、嬉しいびっくりでした。大和さんも、ちょっと浮世離れしたような、天然も入った殺人者を上手く演じていらして、さすがの美貌とスタイルもあって、しっかり歌唱をカバーしていたと思います。

3階席でしたが、アンサンブルの皆さまも懐かしい方ばかりで、そちらもオペラで注目していました。やはり音花さんはうまいわね。そして杜けあきさんは、断トツの実力。楽しく観劇できてよかったです。

2016年7月15日 (金)

帝劇:東宝エリザベート 花總&城田

本日は、念願の城田トート&花總エリザベートを観てきました!一年前に、お花様のエリザベートが観たい!と思って、音大キャスト(井上・田代・山崎)で観たのですが、私の周りでは、城田評価が一気に上がり、大絶賛だったんですよね。再演があったら…と思いながらも全くチケット取れず、チケットサイトを見ても、とても購入可能な値段でなく…。

梅田で観劇することも真剣に検討していたところ、貸し切り公演の二階の端っこが売りに出ていて、平日でしたが飛びついてしまいました。最近会社を出るのが21時頃なので、どうかな…と思っていたのですが、タイミングよく会社を出ることができ、ラッキーでした♪

去年の感想はこちら。トートとルキーニが違いますが、総評はあまり変わりませんので、そちらをリンクして、今日は違いを中心に書こうと思います。

帝劇エリザベート2015

配役表はこちら↓

eliza2016

総評

結論から言って、今まで観た中で最高レベルの感動でした!エリザベートは私が宝塚に落ちた演目なので、東宝版も、毎回一度は観ているのですが、でも何度観ても、役替わりを見ても、何か乗り切れない感じがあってね…。それでこの値段は高過ぎ…と観劇後に、後悔することが多かったんです。

それが去年、花總・井上・山崎・田代を観て、これは!と思ったんです。このエリザベートなら何度でも観たいし、宝塚より高い値段も納得。そしてやっと本日、花總&城田版を観ることができました。全体的なテンポも良くて、無駄と思える時間(例えば、エリザベートがナイフで自殺するのを辞めるところとか)がなく、アンサンブルのレベルも高く、主演2人の美しさは他に追随を許さないレベル。そしてその周りのキャスト陣は実力派ばかりで、本当に見ごたえのあるエリザベートでした♪ まぁ少しだけ、私の好みは望海ルキーニ&北翔フランツだったかな…とは思いましが、万里生くんも、成河さんも良かったです。

花總エリザベート

お花様は、最初のシーンが15歳にしか見えない!もうこれは、感嘆しかないですね。おそらく、男役出身でエリザベートを演じた方たちには、絶対敵わないのではないかと思わせる、彼女しかできないお芝居だと思いました。還暦の先生が日本舞踊で童女を舞うのと同じような感覚?エリザベートは16で結婚したので、なるほどな役作り。

一般的に言って、歌やダンスそれぞれに秀でた方はいると思うのですが、お花様はあの美貌と気品と芝居力があって、その上歌唱とダンスが及第点レベル。本当に貴重な存在なんだなぁ…と思います。歳を重ねたからこその、晩年の演技の迫力も、本当に素晴らしかったです。

京本ルドルフ

闇が広がる最高~、ルドルフとトートが踊っている~、野獣に魅入られた子羊みたい~、なんて思いながら、観てました(笑) そうしたら、「自ら死を選ぶこと」、イコール、「トートに死の接吻を求める」、という演出なんですね!その上ね。ルドルフ自殺後に、トートが口元にゆっくり手を持っていくのですが、そこがなんともエロチック。絵になる2人だし、”いいもの見せていただきましたーーーー”という、感想でした(笑)

城田トート

城田さんは、ロミオの頃は、カッコいいけれど歌が…という話を聞いていました。それで去年は井上版を観たのですけれど、友人たちの大絶賛な感想を聞いて、一度は観てみたい!と思っていました。

友人たちからも、ネットでも、城田トートは人外、と評する声が多いんですよね。でも私には、たくましさと妖しさとセクシーさを兼ね備えた、男の中の男、に思えました。あえて言うなら、氷の美貌を持った色気のある野獣。そういった意味では人外か(笑) そのような、今までのトート像を覆すインパクトを感じたな…。

宝塚以外で、こんな「カッコいい」というか、見惚れるトートは初めてだったし、マントさばきも素晴らしく、心配した歌も、低音ボイスにしびれました。

まとめ

リーヴァイさんのお宅(ウィーンのシェーンブルン宮殿内)に、宙組生がうかがう番組があったのですが、その時にリーヴァイさんが、「このミュージカルは、エリザベートを皇后ではなく、一人の女性として描いたことで、観客が自分を重ね合わすことができる。ミュージカルを観終わった時に、何か感じて普段に生かしてほしい。」という趣旨のことをおっしゃっていたんですよね。

確かに、嫁姑の確執、恋と結婚の違い、夫婦のすれ違い、親子の争い、息子と母の関係(マザコンからの脱出)など、どれをとっても、何か感じるところがある題材。女性側(エリザベート)からは、「何でわかってくれないの!?」ということばかりアピールしているけれど、ミュージカルとして客観的に見れば、夫フランツの想いも、姑ゾフィーの立場も、きちんと伝わってくる。

そんな面も、日本に受け入れられ、ここまで長く愛される演目になった理由かな…と思いながら、観劇していました。

そして最後。エリザベートが死の接吻を求めた後の、トートの目が忘れられなかった。宝塚版の、勝ち誇った歓喜の昇天と違い、とうとう命を奪ってしまった…という、複雑な表情。その演技に、一番感嘆したかもしれません。観終わった時に、本当に充実感のある公演でした♪

2016年2月27日 (土)

花總まりコンサート(27日昼:追記あり)

 花總まりさんの25周年記念のファーストコンサートに行ってきました。学校の後輩にあたる人で、宝塚トップ娘役を12年間務めた方です。

 私が宝塚の劇場に足を運んだのは、「後輩が長く頑張っているのだから、辞めないうちに行ったら?」と言われたから…。宝塚に特別興味があったわけでもなかったし、まだ子供も小学生だったので、ビデオで十分と思っていたのです。つまり、花ちゃんがトップをしてたから、宝塚劇場まで行ってみた、ということです。

 当時は長く在団していたから、いろいろ批判を受けることも多く、何と言うか、半分身内のようなな感覚で、表立って応援することはなかったのですが、今、彼女の舞台を客観的に見返すと、この気品と美貌で、歌・ダンス・芝居もできるというのは、やはり素晴らしい。退団後のブランクを経てなお、復帰して直ぐに、読売演劇大賞や、ミュージカル女優一位になったのも、うなずけます。

 今日の曲目の中には、初めて借りたビデオの宙ベルばら、初めて観劇した満天星大夜總会、退団後丸6年経って復帰した時に大感動したエリザ(ガラコン)、ゲストの山崎育三郎くんとのレディベスモーツアルト!もあり、本当に懐かしかった。

 25年変わらない美貌とスタイルはすごいと思うし、彼女のミュージカルの歌は、憑依したような訴えと共に、役の心が伝わってくると思います。歌の技術だけなら、他にも素晴らしい方は沢山いるのに、ガラコンでは彼女のエリザしか涙が出なかった。ファントムのクリスティーヌもしかり。今日のセットリストの中では、レミゼとレディベス、トゥーランドットが秀逸でした。友人のおかげで急に行けることになり、それも山崎くんの回で本当に良かった!トークも、とっても楽しかったです^_-☆ まだ出先なので、トークの内容や、つけまつ毛ハプニングについては、後から追記しますね。(追記は最後に入れました)

 今は、スタバで桜三昧です。タンブラーの特典で一杯無料だったので、奮発して桜シフォンを頼みました( ´ ▽ ` )ノ ドリンクはさくらフラペチーノを頼んだら、ソイの変更を勧められました。これ美味しいです♪

hanafusa2016Feb.jpg

 追記:23:20

 私は花ちゃんきっかけで宝塚を観始めましたが、実際に舞台を観たのは最後の3年間だけ。(山崎くんとの、モーツアルト!やレディべス、エリザベートは拝見しています。) そのため、復習しようにも膨大な出演作品の中から、何を見たら良いのか全然分からなくてね…。

 そうしたらたまたま、金曜日のセットリストをツイッターで見かけたんです!それで、早朝からごそごそと、昔撮り貯めたDVDを探し出しては、再生しておりました。鳳凰伝以降は、ほぼ全部確認してからコンサートに行けたのでラッキー。当時は宝塚初心者だったので分からなかったけれど、今確認すると、いろいろ思うことはありました。娘役に、こんなにショーの時間を使っているんだ…とか、そもそも娘役が主役のショーだったのか…とか。でも初観劇の私が、この公演の印象が良くて、その後も通い始めたのだから、あながち間違った戦略ではなかったのかな…と思います。

 そのようなわけで、宝塚メドレーは、ミーミルちゃんから始まり、ベルばらのアントワネットまでいろいろ入っていましたけれど、結構分かって懐かしかった…。途中、トゥーランドット(恐ろしい女帝)やHANACANG(きゃぴきゃぴアイドル)など、本当に多彩な役柄が揃えられており、一瞬にして役が変わっていくところが、さすがだなぁ…と思っていました。アントワネットは泣けた…。

 そして、姿月さんとのエクスカリバーは、肩を抱いたり、一緒に剣(木)をプスッとするところまで振り付き!その上、"寄り添う花ちゃん"の美しいこと…。その変化に驚き、これぞ体に染みついた娘役なんだ…と思いました。ビックリ…。

 でもこの選曲は、ずんこさんはかなり抵抗があった様子でした。かなりのプレッシャーだったのか、あぁ~無事終わって良かった…と何度もおっしゃってました(^^;

花總「普段やらない歌がいいかなって。歌います?」

姿月「歌うわけないじゃない!」

花總「そうそう。ずんこさんはいつも、隠れて観に来るんですよ。終わってから、見たよ~ってやってくる…。」

姿月「ま、授業参観だね!」

だそうです(笑) 

 開演直後に、つけまつ毛が取れてしまった花ちゃん。私、こけしって言われてたから、まつ毛をバッチリしないといけないんです。でもどうしよう…もう片方も取っちゃった方がいいかしら…それじゃ、拍手で多数決で!…なんて言いつつ、つけまつ毛なしで1幕2幕も通したんです。

 ずんこさんは、そこもちゃんと、

 「久しぶりに、こんな近さでご一緒したでしょ(笑) まつげ薄いって思った。」

と、いじっておりました(笑)。姿月さんと言えば、男役トップとしては天然な方だと思うのですが、この時ばかりは完全に保護者モードに入っていたようでした。今日は、あなたが楽しまないと、と何度も言っていましたし、今まではずっと「花總ちゃん」と言っていたけれど、「はなちゃん」と呼ぶわ、と親しみを込めて話していらしてね。どうしても娘役時代に戻って、一歩引いてしまいがちなところを、後押しするのが、何とも微笑ましかったな…。

 それと反対に、山崎育三郎くんとのトークは、もう大爆笑の嵐。育三郎君が上手いこともあるし、すっかり花ちゃんがお姉さんモードで、育三郎君をからかいつつも鋭いツッコミで、「女帝」と言われたころを彷彿とさせるような雰囲気でした。恋人役、お姉さん役、皇后と暗殺者…と、共演が続いていることもあって、もうすっかりフレンドリーな雰囲気で楽しいトークだったなぁ…。暗殺シーンでは、どうしても舞台装置との関係でタイムラグがあるらしく、音楽と一瞬タイミングがずれることがあるようで、ずれるとお花様が怖い…とのこと(笑) それから、涙が本当にツ~っと美しいんですけれど、お花さまの、おはなさま(お鼻さま)も美しい…だそうです!お鼻様の美しいお花さまって、本当にすごい!みたいなトークが続き、本当に笑いました!

 懐かしいような、何だかとても新鮮なような…。私が宝塚以外で見たいと思う3人が出演するコンサート。本当にいいものを観ることができました。チケットを回していただいた友人に感謝です!

 さらに追記:夜の最終回、客席も含めてバースデーソングを歌ったみたい。あまりに感動して泣く花ちゃんを見た芳雄くんが、「ずんこさんの胸で泣けばいいんですよ」と誘導し、ずんはなの抱擁シーンだったとか!それを見た芳雄くんが、この並びを観られるなんて!と、すっかりファンモード突入していたらしい(笑) いいねぇ…是非映像化してもらいたいものです。

2015年7月27日 (月)

帝劇 花總エリザベート

 本日は、もう何か月も前から楽しみにしていた、花總エリザを観劇してまいりました。花總さんは、私が宝塚を観るようになったきっかけの方…。かれこれ15年くらい前だったでしょうか。古い友人から、「宝塚のトップを務めている花總さんは、後輩だよ。もう長いので、早めに行かないと退団しちゃうよ。」と言われたため、重い腰を上げて、初めて一人でチケットを取って宙組公演を観に行ったのです。その後もぽつぽつと何度か宝塚は観に行ったものの、特にハマるということもなく、私が突然宝塚に堕ちたのは2002年の花組エリザベートでした。

 その後、今までの宝塚エリザの録画を観まくり、宝塚の再演も帝劇のエリザも何度も観に行き、一路&山口さんのCDを完全に覚えるまで聴きこんだのですが、どうしても、何をみても、どこかしっくりこなかった。あんなに好きな楽曲で、プロローグからワクワクするのに、なぜか1回観れば十分…というという感じ…。

 でもね。2012年に、この記事で書いたガラコンサートの宙組版(姿月トート&花總エリザ)を観た時に、これが求めていたエリザだっんだ!と思ったのです。舞台装置も、ダンサーもいらない。私は、エリザベートの世界観を伝える「歌」が聴きたかったのだ…と思いました。花ちゃんは、長い宝塚トップの経験を経て、演技に磨きがかかり、歌唱力もアップし、初演から20年経っても、子供の可愛らしさと気品ある美しさが健在で…。退団後のブランクを感じさせない演技に、本当に驚きました。 

 それで今回も、歌唱を重視して、井上・山崎・田代で観たいと思っていたのですが、全く取れない!最後はもう、花ちゃんシシィなら何でもいい…と思ったのに、ダメ…。それで、取れません~と叫んだところ、何と友人から1枚お譲りしますよ、と声をかけて頂けました。もう天のお声と思いましたよ。本当にありがたかったです。それでこの配役(*^^)v

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総評

 私は、ウィーン版DVDを観ても、そのまま脳内で日本語の歌詞に変換されるほど、どの楽曲も聴きこんでいますので、今回の細かい演出の変更も、そうかなるほど…と思うことが多かったかな…。一つ一つは上げませんけれど、一番印象的だったのは、エリザベートが自発的に死を受け入れた…ということだったでしょうか。自ら黒衣を脱ぎ、自分から死の接吻を求めに行く。死への誘惑は、生涯エリザベートに付きまとっていたけれど、常に抗うものだった。それがこのシーンでは、自ら死を選んだということが明白です。宝塚版では、死がエリザベートの愛を勝ち取った…という形で描かれている場面ですけれども、東宝版では「エリザベート」こそ主人公であり、選ばれたのがトートだった…という強烈なメッセージに受け取れました。

 あと、舞台装置も大幅に変わりましたね!私は2階席でしたので、想像でしかないのですが、かなり見やすくなったのではないでしょうか? 昔、前から7~8列目だったのに、全く舞台が見えない時があって、それ以来、「帝劇のS席は高いばかりで損」と敬遠していました。でも、あれだけ高さがあれば、見えるのではないかなぁ…。全体的な色彩も重厚感があり、ヨーロッパの荘厳な雰囲気を伝えていますね。昔ヨーロッパ旅行で、お墓も含まれた教会に足を踏み入れた時に、畏敬の念を感じたのを思い出しました。

配役

 もう、花ちゃんは言うまでもなく…と言いたいところですが、発声を少し変えたのでしょうか。子供時代の可愛らしさを、この年代で出来る方いない!と断言できるほど最高だったけれど、結婚初期の頃は少しイメージと違ったかな?でも、その娘時代から、晩年への移り変わりは素晴らしく、ここぞという場面での迫力は、この細い体からどうやって出てくるの!?というくらいに素晴らしい。

 そして、私は演劇については素人なので、どうしてなのか全く自分でも分からないのですが、花ちゃんの歌は涙腺崩壊になるんですよね…。二人のボートが、こんなにも素晴らしい曲だと、今日初めて気づいたかもしれません。今まではほとんど見向きもしなかった曲なのですが、これこそ、このミュージカルの”肝”なんだ…と思いました。やはり主人公としてのエリザベートの心情を的確に表している曲なのでしょうね。

 井上くん。昔、ルドルフとして姿月トートと闇が広がるを歌った時は、可愛らしいルドルフ♪と思っていたのに、満を持してトート閣下ですね!予想通り素晴らしい歌唱でした。この間偶然入りに遭遇して、何となくそのまま近くで拝見していたのですが、ファンの方と丁寧に接していらっしゃって素敵な方でした。それがここまで「死」に変貌するとはね(笑) 

 山崎くん。さんまのカラクリで観て以来、最近私が観た帝劇は全部山崎くんがご出演(^^) (レディべス、モーツアルト!、エリザベート)。期待の若手歌手さんですが、今回の黒い役も生き生きと演じていらして、高嶋さんのこなれた演技とはまた違う、新しいルキーニだなぁと思いました♪

 田代くん。ミュージカル初舞台(マルグリッド)以来かしら…。今日のフランツいいじゃない?と思っていたら、万里生くんだったとは…。1幕は全然誰かわかっていなかったけれど、いい声しているな…と思っていました!

 京本くん。この音大声楽科の3人と一緒に、ジャニーズさんが入っているのか…という程度の知識がなかったのですが、薄倖な青年に良く似合ったビジュアルだけでなく、歌も上手ですね!両親の名前も知らずに、なかなかいいじゃない♪と思っていました。これから頑張って欲しい方です。

 未来さん。お芝居の上手さも、歌唱の迫力も健在!と思っていたら、冊子を読んで、ご出産されたと知りました。そうだったのね~(^^)vおめでとうございます。

 そうそう。何故か最近、城田トートを観た友人たちが、そろって「城田トートが良い」と大絶賛なんですよね~。もともとビジュアルは申し分ない方なので、皆さんのツボにはまる演技と歌の技量が備わってきた…ということなのでしょうか。今回はもうチケットが無理ですけれど、再演の機会があれば観てみたいと思います。

ご挨拶

 今日はコープと丸井の貸切公演でした。井上くんからご挨拶。

 「私も、トートダンサーたちも、ミックスキャロットで育ちました!黄泉の国にも、生協はあるんです(笑) 服は丸井です!最近はエポスカードって言うんですね。」

 すかさずツッコむお花様。

 「私たち、ちょっと古いから…」(笑)(笑)

 井上くんが、年長組なのか…カンパニーはかなり若返ったのねぇ…と思いました。新生エリザ、これからも期待しています♪

2015年2月 1日 (日)

講談2015

 今日は、友人の『講談』発表会に行ってまいりました。毎年お誘いを頂いていたのに、なかなか機会に恵まれず、やっと今年行くことができたのです。着付け教室を早退して行ったのに、中央線が止まっていて焦りましたが、いろいろ乗り継いで無事到着できました。

 私は恥ずかしながら、講談という伝統芸能について全く知識がなく、お誘いを受けて初めて知ったような状態…。最初はちょっと戸惑ったところもあったのですが、古典や新作をいろいろと聞いているうちに、何となく雰囲気が分かってきて、どんどん引き込まれてしまいました。古典のリズムに乗った読み聞かせと、一人芝居が合わさったような感じでしょうか。第2部のラストだったまれ亭千紅さんは、恐竜の親子の話だったのですが、本当に面白かったです!

 ちなみに今日のきものは、千紅さんから頂いた長羽織と、知り合うきっかけとなった方のお着物でした(^_-)-☆ 

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2014年11月29日 (土)

モーツアルト!

 今日は、帝劇へこのモーツアルト!を観に行ってまいりました。怒涛の観劇月間だったこの11月も、この帝劇がラストになります。夏以降仕事も少な目で、健康に過ごせたからこそ全て観られたわけで、本当に良かった…と思っています。

 今日のキャストはこちら。この組み合わせで土日はここだけ!と思って取ったチケットです。

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 モーツアルト!は初見。全く知識を入れずに見た感想は…。1幕を見終わった時は1回でいいかな…と思っていたのですけど、最後まで観た今は、このプロモーション動画を見ながら、いつか機会があればまた行きたいなぁ~と思っています。

舞台ダイジェスト版のプロモーション動画

 あと、これは設備面なのですが、今日は前から7列目というお席だったにもかかわらず、人の頭で舞台の半分は見えませんでした。だから、一幕でもういい…と思ったのかもしれません。前の人の頭の隙間から、舞台を片目で見ているという状態でしたから…。帝劇に来ると、1.5倍の値段を払っているのにな…と毎回思ってしまいます。

春野さん

 この動画、ちょうどヴァルトシュテッテン男爵夫人が始まるところに合わせてあります。このブログを始めた数年間、この春野寿美礼さんのことばかり書いていた時期がありましたが、今日も一番うるうるしたのは、このおささんの歌でした。

 実は宝塚を退団した後、発声方法を変えている時期に、あまりぴんと来ない舞台が続いて、しばらく離れていたんですけどね…。この間のS・mileで5年ぶりに聞いて、やはりこの人の歌は素直に心に届くなぁ…と思って。そのコンサートの中で、今回の歌を歌って下さり、それがとても良かったので、チケットを取ることにしました。 でも正直言うと、香寿さんの歌も好きなので、そちらの回も見てみたい。悩ましいところです(笑)

脚本・音楽・演出

 このモーツアルト!は、私が8月からつい先日まで追いかけていた、エリザベートと同じスタッフが作った作品です。(脚本クンツェ氏、音楽はリーヴァイ氏、そして演出が小池先生。) それも、一回は観てみようと思った一つの要因です。

 子供を支配し続けようとする父。父親の束縛から逃れ、自立しようとするヴォルフガング。弟と同じような才能を持ちつつ、女性だから家に入るしかないナンネール。愛し合って結婚したのに、すれ違い、不幸になる妻コンスタンツェ。題材は天才モーツアルトだけれど、そこで表現しようとしているのは、一般人が経験するような家族間の問題だったのですね。見終わってやっと理解できました。次回もし観劇の機会があれば、曲だけでなく、歌詞(お芝居)を楽しめるかな…と思います。

出演者

 まず目を引いたのは、育三郎くんの確かな歌唱、それも素直な発声と、熱い演技ですね。ダンスもできるし、これからの帝劇を牽引していく人になるのだろう…と思いました。レディ・べスも良かったけれど、今回歌が沢山聴けて良かった!

 平野さん。声量も技術もさすがです。素晴らしいコンスタンツェですね♪

 花總さん、最初、この歳で少女を演じられるなんて!というくらい可愛かった。春野さんの近くにいた時、わぁ~77期再現!と思って、感無量だったなぁ。 花ちゃんが普段着風のドレスなのに、おさちゃんが輪っかのドレスだったのも、おぉぉぉぉ…時代は変わった…と思いましたです、ハイ(笑)

 そして、アンサンブルのコーラスのレベルに圧倒されました。曲名は分からないのですが、数人の女声の和音が驚異的…。 1幕や2幕の終わりの大コーラスは、大迫力で感動しました。

 最後に、アマデの可愛さ!お嬢さんよね。最初は、モーツアルトの子役だと思っていたら、いつまでも舞台上にいるので、どうしてかな…と思っていました。休憩中に、『全ては“音楽の才能=アマデ”に支配される運命』というストーリー紹介を読み、なるほど!このミュージカルの肝というか、象徴的な役なんだ…ということが、やっと分かりました。エリザベートの中では、トートが裏であやつり、ルドルフや革命家の行動を後押ししていますが、それと似ていますね!

以上…今日感じたことの、覚書でした。

2014年5月10日 (土)

レディ・べス

 今日は、帝国劇場へ行ってまいりました。演目はレディ・べス。『エリザベート』を作曲演出した3人が、エリザベス1世の波乱の人生を描いたミュージカルで、世界初演となります。

 私がこれを観に行くきっかけは、花ちゃんのブログを読んだから…。私は、タカラジェンヌOGさんのブログでは、花總まりさん、和音美桜さん、彩乃かなみさん、姿月あさとさんの4人の読者登録をしているのですが、そのうち2人も出演される!それも花ちゃんが帝劇で主役!はまこさんも、涼風さんも、それに育三郎くんも!

 ということで、このキャストで休日は本日しかない、ということで、少し安く売りに出されていた2階席のチケットで観てまいりました。宝塚と比較すると、帝劇や外部の舞台は高いよね…。ネタバレで書きますので、これから観劇される方は、ご注意くださいね。ただ、ロビンは完全に架空の人物ですけれども、ほぼ史実に沿ったものだと思いますので、観客は皆、結論は最初から分かって観ていると思います(笑)

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 全体的な感想は、曲もコーラスも良かったし、斬新でシンプルな演出も、品があって楽しいものだったと思います。 舞台装置も、華美ではないけれどスタイリッシュで美しい。「こんな場面転換もあったのか!」と思うような、新しい演出でしたね。舞台前方は、前の人の頭で見えなかったのですが、舞台自体が高くなっていましたし、奥まで使われていたため、とても視界が開けて見やすかったです。

 レディ・べスは、ロミオとジュリエットのように愛を貫いたのではなく、自分が受けた生の意味を最終的に選択したのですが、この時の花ちゃんは本当に神々しい…。ちょうどNHKの連ドラも、本日の放送は、伯爵令嬢がジュリエットと全く同じ理由で婚約発表をしたところでしたので、何だかいろいろとオーバーラップしました。

 山崎育三郎さんは、舞台を観たことあるはず…と思っていたら、さんまのからくりTVで歌っているところを見ただけでした。今回、彼の歌を生で聴くのも、大きな楽しみの一つでした。こんな風に音楽はすごいんだ、と歌いながら説明する部分で、様々な歌い方を披露しているのですが、おお~!さすが声楽専門家!と思いました。上手いですね。

 上手いと言えば、やはりはまこさんでしょう。気迫ある演技と歌で、メアリーを演じていらっしゃいました。

 そして圧巻は、和音美桜さん。宝塚在団中から、「今日の演目は、彼女の歌を聴きに行くのが一番楽しみ。」と言ってたくらいだったのですが(こちらの記事です)、その頃よりさらにツヤのある、のびやかで透明感のある歌声。すごいわ…。退団後も何度か観たはずですが、ここ数年拝見してなかったので、びっくりでした。

 そして、花總さんはやはり、気品のある女王がぴったりですね。恨み続けた母親が、実は無実の罪であったこと理解し悔いるのですが、その時の歌は感動しました。娘役として寄り添うのではなく、ちょっとはにかみながら真ん中で挨拶しているのが、いくつになっても可愛いかったです♪

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